神条芹香様を愛するヤローども集合!!!

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何が起きたんだ…何で空を見てるんだ…て言うか何でこんな所で倒れてるんだ…
そうだ、屋上から飛んできた矢に当たったんだ。
うわ、喉にこんな深々と…矢が栓になって血はほとんど出てないな、呼吸は…出来ないか…
って結構冷静だよな…
…かなり早めに登校したから人もいないだろうな。
登校してきた奴、俺の死体見て何て思うかな…
ついてないな、こんなところで死ぬのか…

??「・・ぃ、おい、大丈夫か」
…何か聞こえるなぁ、目も開けるみたいだな。
公「…ああ、芹華じゃないの…芹華も死んだの?」
芹華「おいおい、何言ってんだよ、縁起でもない、お前こそこんな所で朝寝か、おめでたいな」
公「いやいや、矢が飛んできてね、喉にグサって…」
芹華「…矢…どこにあるんだそんな物、喉…かすり傷もないぞ」
…本当だ?
公「…白昼夢ってやつかな?」
んー、でも確かに刺さってたよな…刺さった瞬間の感触思い出しちゃったよ…。
芹華「ったく、しっかりしろよな…保健室行くか?」
公「…いらないと思う、けど一応行ってみるさ」
芹華「そうか、じゃあまた後でな」


…公は行ったな。
芹華「…まさか矢に貫かれたとはな」
矢は持ち去られた後だったな。
…それよりもあいつは矢に貫かれて生き残ったのか。
無事でよかったけど、あいつも能力に目覚めたりするのかな…
傷は治しておいたから、本当に矢なんて刺さってないと思ってるだろうし、
やつらと接触させないで、公本人さえ気付かなきゃあいつまでこっちにくることはさけられるな。
…やれやれ、大変だな。