昔懐かし慟哭スレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
963習作(06')
「きゃっ!」
矢も楯もたまらず、僕は顔を彼女の胸に埋めて乳房を吸いたてていた。唇とは違った柔らかい感触に、さらに興奮が高まっていく。
「だ、だめっ! それは駄目ですっ」
聞いちゃいない。口を大きく開けて、乳房にかぶりつく。
布越しに乳房を吸いながら、舌でその先端を嘗め回した。乳首が大きく膨らんでいるのが分かる。
「や、やめ……」
顔を上下左右に動かして、唇で、舌で、時には歯を使ってこの最高級の乳肉を味わった。
千砂が僕の肩に手をおいて、身を引こうとする。逃すまいとして、彼女の腰に回した腕に力を込めた。
と、指先が千砂のお尻に埋まった。ぷりぷりとした感触に、思わずわしづかみにする。
「ひあっ」
左手で背中を押さえ、右手で尻たぶを撫で回す。谷間に沿って手を動かすと、腰が悩ましげに動いた。
僕は夢中になって千砂の肉体をむさぼった。
ふと気付くと、肩に掛かる力が弱くなっている。千砂も感じているのだろうか?
いったん顔を上げて、彼女を見つめる。硬く閉じられた目、激しい息づかい。
「千砂」
呼びかけると目を開け、潤んだ瞳でこちらを見つめ返す。
思わず、唇を奪う。ディープキス。押しつけるように、ぶつけるように。
舌を差し入れ、歯といわず歯茎といわず嘗めまわした。食肉をせせるように唇を吸い、しゃぶるように嘗め、そして噛んだ。
「んんっ、んーーーっ!」
964習作(07'):02/02/15 22:48
千砂の漏らしたためいきが、僕の興奮を高めた。さらにきつく抱きしめ、徹底的に彼女の唇を味わい尽くす。
音を立てて唾液を飲み、舌を絡めあった。その舌を唇で捕らえて、自分の舌でもてあそぶようにくすぐる。
「んんんーーーっ」
突然、千砂がびくびくと震えたかと思うと、ぐったりとなった。力の抜けた身体を持たせかけてくる。
「千砂?」
口を離して呼んでみる。だが、荒い息をつくだけで返事はない。
「大丈夫?」
「…だ、大丈夫です」
そう答えたとたん、膝を折りへなへなとくず折れる。ぜんぜん大丈夫じゃない。
「日射病かな。すぐ日陰に……」
「ほ、本当に大丈夫ですから。その……」
「?」
「キ、キスしてたら、えっと、き、気持ちよくて……」
消え入るような声でささやく。
……それは、つまり。
「…イッちゃった、て事?」
真っ赤に染まった顔を両手で覆い隠し、うつむく千砂。イエスということか。
そのとき、僕の中でスイッチが入った。
965習作(08'):02/02/15 22:49
千砂がイッた。僕にキスされてイッた。彼女だって天使じゃない、血と肉を持った人間なんだ。そして触られれば快楽を感じる、女の子なんだ。
心なしかピンクに染まった千砂の身体が、この上もなくイヤらしいものに見えてくる。触りたい、汚したい、僕のものにしたい。
だんだんと僕の心の中に、どす黒い何かがわき上がってきた。
「千砂」
しゃがんだ千砂を、背後から押さえ込むようにして抱きつく。わずかに身をすくませただけで、何も答えはない。
「…千砂とエッチしたい」
抱きしめた身体が大きく震える。
「か、一也さんっ」
お腹にまわした僕の腕をぎゅっとつかむ。が、引き剥がそうとはしなかった。
「もちろん千砂が嫌がることはしないよ。なにより、千砂に嫌われるようなことは絶対にしたくない」
腕を握る力がわずかにゆるむ。
「だけど、千砂に触れて、千砂にキスして、どんどん千紗を好きな気持ちが大きくなっていって。それはとても幸せな気分で」
「一也さん……」
「千砂と身も心も一つになれたら、もっともっと幸せになれる。そう思ってる」
「……」
「へ、変なこと言って、ごめん」
それだけ言って、腕を外して身を引いた。と、放そうとした腕を千砂がつかむ。
「わわ、わたしっ!」
「……?」