案内された部屋はホテルの一室のようなバス、トイレ付きの綺麗な部屋だった。
僕はバッグを降ろしベッドに腰掛けた。目の前には子鈴さんが立っている。
ちょうど僕の目の高さに子鈴さんの豊満な胸がくる位置だ。
子鈴さんも僕が彼女の胸を見つめていることには気付いている筈だが、
そのままの姿勢でじっと立ったままだ。
ふと彼女の顔を見上げてみると、羞恥に耐えるように唇をつぐんでいる。
子鈴さんの表情の所為か、それとも神田川の言葉の所為かは分からないが、
少し子鈴さんに意地悪をしたくなってみた。
「子鈴さん。神田川が言ってましたけど本当に言うことを聞いてくれるんですか?」
その言葉を聞いた瞬間、子鈴さんはびくっと身体を振るわせた。
「え・・・ええ。御主人様から言い付かりましたので・・・」
半分消え入りそうな声で彼女はそう答えた。
「本当に? 例えば、服を脱いでくれ、なんて要求も?」
「!」
「さっきから子鈴さんのその突き出た巨乳が気になってるんですよ。
ちょっと見てみたいんですけど。駄目ですよね、さすがに」
「お望みなら・・・」
目を伏せながらも子鈴さんは僕の要求を拒みはしなかった。
思ったとおりだった。
いつから神田川のメイドになったかはしらないが、
おそらく子鈴さんは神田川の望むとおりの従順なメイドになったのだろう。
「冗談ですよ。子鈴さん」
「え・・・?そ、そうなんですか・・・」
ほっと安堵の息をつく。
「ところで子鈴さん、さっきから気になってるんですけど、
もしかしてトイレに行きたいんじゃありませんか?」
そう。子鈴さんはこの部屋まで案内するときは少し早足で、
この部屋についてからも妙に落ち着かない様子で足をもぞもぞさせているのだ。
「あ・・・はい」
「行きたければ行ってきても構わないんですよ?」
「ご、御主人様・・・今は貴方がそうなるのですが・・・に許されませんと・・・」
なるほど。神田川は子鈴さんの行動をそこまで規律したのか・・・
「じゃあ。ちょっと待ってて貰えますか?」
立ち上がり、僕はバスルームへとあるものを探しに行った。
置いていない可能性もあったが、しかしそれはすぐに見つかった。
「どうぞ。子鈴さん」
「え?あの、これは・・?」
自分の前に置かれた洗面器を子鈴さんは不思議そうに見つめた。
「トイレですよ。子鈴さん用の。さっきからトイレを我慢しているんでしょう?」
「!」
長い睫毛を震わせ僕のほうを見る。
今度こそ本気だと思ったのだろう、ゆっくりと丈の長いスカートをたくし上げる。
「・・・・・・」
子鈴さんの顔は羞恥心で真っ赤になっている。
子鈴さんの下着は黒だった。ガーターも身に付けていてそれも黒。
肌の白さと下着の黒のコントラストが余計彼女を淫靡に見せている。
パンティを膝の下辺りまで下ろし、洗面器に腰をおろす。
「へえ。子鈴さんって毛薄いんですね」
「ん・・・」
僕が正面に座っている為、子鈴さんの性器は丸見えである。
ちょろ・・・
「あ。出てきましたね」
「!」
じょろろろろろろ・・・
「随分我慢してたんですね。まだまだ止まりませんよ?」
「・・・・ああ・・」
ほんの数秒だっただろうが、
子鈴さんにとっては随分長い時間に感じられたことだろう。
子鈴さんは全て出し切った後もしばらく呆然としていた。
不意に、部屋の時計が七時を告げた。
「ああ。まだ七時なんですね。夜は長いですから今日一晩は
しっかり僕の面倒を見てくださいね。子鈴さん?」
「・・・・・はい」