夜行準急列車として札幌駅 - 稚内駅間で運転を開始、
1966年に急行列車化された。
1968年に旭川駅 - 稚内駅間で運転されていた
昼行急行列車「礼文」を「利尻」に吸収し、
昼行を「利尻1号」、従来の夜行を「利尻2号」としたが、
1970年に昼行は「礼文」に再分離した(「礼文」の名称が復活)。
2000年に特急列車化され、「スーパー宗谷」・「サロベツ」とともに、
道央と道北を結ぶ役割を担っていたものの、
2006年3月のダイヤ改正により臨時列車化され、
同年6月から特急「はなたび利尻」として運転されるようになった。
しかし、なおも利用が減少傾向にあることから、
2008年4月にJR北海道が廃止を発表し、
事実上2007年9月30日の運転を最後に廃止された。
稚内旅行するというのは大変で、
交通の便も悪いし、駅前ですらなにも無い場所ですね。
急行利尻は気動車の時代しか知りませんが、
朝600時に稚内に到着して、2300時ごろには帰れるという便利な列車でした。
コレだけの時間帯があれば、納沙布岬・ノシャップ岬を回って、おいしいもの食べ手帰れますね。
稚内にははっきり行ってみるものはありません。
何もありません。
でもひきつけるのは、最果てなんです。
夜行列車で朝ついて、最果てを見て、夜には帰るんです。
その立役者が夢列車の利尻だったんですよ。
自分の世代は前述の通り気動車の時代でした。
ワイド切符で列車を宿代わりにして、北海道中を駆け回ったわけです。
学生でも安く旅をすることが出来たのは。
利尻・オホーツク(大雪)・おおぞら(まりも)・ミッドナイトが合ったからです。
模型の世界でも、ひときわ思い出とロマンを忘れることはできませんね。
我が家では全部14系座席+14系寝台で夜行急行を組んでいます。
14系のチンドコ座席+寝台 見れば見るほど思い出と、ロマンと、鉄道の醍醐味を感じることができます。
スハネフやスハフのディーゼル音に書き立てられて目を輝かせて車両に乗り込んだ
思い出がなつかしいですね。