車の冷暖房用などのサービス電源を、
床下のディーゼル発電機でまかなう
「分散電源 方式」を初めて採用した
12系客車をベースとし、同じく分散電源方式を採用しつつ、
特急 列車としての使用を前提とした車内設備
を持たせた客車がこの14系である。
昼行急行のほか、臨時列車主体に運用された。
近年では運用しにくい客車離れが進み、わずかに波動用に残るだけである。
「十和田」が20系寝台客車で運転されていた
期間は意外に長く、昭和57年11月
(上越新幹線開業)でした。その際、
「十和田」は12系座席車化されています。
この20系編成はそのまま「津軽」に
転用されましたが、座席車が少ないために
苦情が多発、わずか9ヵ月半で季節急行「おが」
に使用していた14系客車と交換され、
以降廃車となるまで「おが」に使用
されていました。
しかし十和田自体も、首都圏ー東北の八甲田・津軽の補完列車
としてとしてのいちずけから、ゆうずるに吸収陶太されてきえました。