外宇宙用戦艦は実現するのだろうか

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>>321続き
同一の加速度を与える場合には大型の方が辛いのは当然ですが、
ここで「そもそも高加速を行なう必要は何によって生じるか」を
考えましょう。
センサー有効レンジの狭いものほど、敵を発見し得る距離が短くなり、
すれ違いまでに与えられる時間が短くなります。

言いかえるなら、「センサー能力の優劣によって所要最大加速度が決まり」
「それによって必要な構造強度とG対策が決まり」
「速度性能が決まる」ことになります。

ただし、ご指摘のとおり無人使い捨て兵器(ミサイル)に限っては
「最終速度まで使いきる」ことが許されます。

「遠距離から敵を探知し得る優秀・大規模なセンサー系統と、
極端な機能切り詰めによって高速と高機動を両立させたミサイル群を
搭載した艦艇」が答えになると思うのです。

これを「航宙母艦(無人機搭載)」と呼ぶか「航宙ミサイル戦艦ないし
巡航艦」と呼ぶかは趣味の問題でしょうけれども。