軌道エレベータ

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509オーバーテクナナシー
2)ローターベーター(非同期型)
実はほっとくと潮汐力で自転が公転周期と同じになり
超音速スカイフックになり果てます。
フライホイールを加速する等の方法で回転を維持しなければならないでしょう。
もっとも恒久的な施設ではなく前記(>>178)のごとく静止衛星軌道エレベーターへの中継ぎですから

あと、打ち上げに使われる力は衛星の自転の力です。公転の力と間違ってる人がいるようです。

ちなみに打ち上げ能力は 衛星の質量:荷物 で表されますが
地球の直径と同じもので120:1
地球の直径の2/3のもので75:1
地球の直径の1/6のもので50:1 の能力があるとされています。
(小さいモノの方が優秀というわけじゃ無いです。小型のモノは自重も小さいから)


3)超音速スカイフック
空飛ぶ塔です。
たとえば高度500Kmをめぐる高さ1000Km弱の棒
とりあえず地上付近で乗り移って塔をよじ登ってください。
乗り移る場合この施設は超音速で移動しているので気をつけて

この大気との摩擦のためこの衛星は高度を失いやすいので
高度維持のための措置が必要です。
(あるいは単寿命と見切っての使い捨て)
510オーバーテクナナシー:2001/08/18(土) 00:38
というわけで
静止衛星からの同期型エレベーター>ローターベーター(非同期型)>超音速スカイフック(自転同期型)
の順で使いやすく、この順で高価で建設が困難になります。