軌道エレベータ

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435出張あさはかマン
>>434
多分、CNT筒は消耗品扱いで、
何年かに一度、架け替える感じになるかと。

たとえば、静止ステーション一基につき、
・稼動中の筒が6本
・建築中が12本
・筒の寿命は10年。建築には5年。
といった感じ。

おそらく、振動を防ぐ目的も考えると、
>>434さんのおっしゃる通り、
正多角形の頂点の位置にCNT筒を置いて、
それを互いにトラス構造のデッキで支える感じになると
思われるわけです。

で、そのトラスデッキのお隣に建築中のCNT筒が通りかかると、
そこへデッキを新たに構築します。

最後に使い古しのナノチューブを
建築のときとは逆向きに、CNT工場が回収して行くというわけです。

ちなみにCNT工場っていうのは、
中にナノマシンが仰山詰まっている部分と、
あとは材料の黒鉛と、重りが入っている茶筒のような装置と考えられます。
絵的にはトンネル工事用のシールドマシンのようなイメージでしょうかね?
(ナノマシンでも使わない限り、構造欠陥なしの超高分子を作れるとは思えない)

それと、CNTは表面にコートするとやはり強度が落ちます。
1mmの断面積で、20tもの重さを支えることを前提にした設計は
厳しいものになるかも知れません。

CNTのイメージはこんなとこを参照するとよいかと。

図面が割とわかりやすい。
www.elec.mie-u.ac.jp/is/Saito/whatNanotube.html

なお、
アーマチュア:長手方向に垂直な辺がある構造
ジグザグ:長手方向に平行な辺がある構造
カイラル:炭素の6角形がネジのように傾いて並んでいる場合。

市販品のCNT(グンゼ・カルベール)
写真に注目。
www.gsi.co.jp/carbere/

現時点での作り方
flex.ee.uec.ac.jp/home/staff/rsaito/doc/http/Kaisetu/fuller99/node3.html