1 :
オーバーテクナナシー:
石油公団が廃止される方向で進んでいます。
今こそ長期的な視野にたって宇宙太陽光発電に、もっと国家予算で開発研究進めるべきじゃないでしょうか。
2 :
adsafs:2001/07/14(土) 09:41
2
3 :
オーバーテクナナシー:2001/07/14(土) 10:02
3
4 :
オーバーテクナナシー:2001/07/14(土) 12:31
4
5 :
オーバーテクナナシー:2001/07/14(土) 15:33
長期的な視野にたって
国家予算組んで開発研究を進めたのが
石油公団。
そんなことしたら奴らの二の舞だろうが!
何のタメに廃止すると思ってんだか・・・。
6 :
せんべい:2001/07/14(土) 15:36
スペースデブリが多すぎて今となっては不可能です。
あと地上の政治も軍事的にも反対されます。
7 :
オーバーテクナナシー:2001/07/14(土) 15:39
>>1 大丈夫です。
そんな心配しなくても
彼ら天下り連中に経営センスなんて皆無ですから。
8 :
あそこむ:2001/07/14(土) 15:57
9 :
Uー名無しさん:2001/07/15(日) 13:21
太陽光の強い宇宙空間で、人工衛星に搭載した太陽光発電機で発電し、マイクロウゥー
ブに変換した上、赤道上に設置した直径何10メートルもある受電用アンテナに送電す
るという計画は既に具体的に検討されているという話は聞いた事がある。
日本の話だったような気がするけど?
>>9 日本でもやってたね。
注意点として、マイクロウェーブのベクトルが狂ったときの人体その他への
悪影響だけど、問題なしって結果もでてるそうだ。
変換効率も結構よくて、将来の技術進展分を含めると結構有用そうだとか。
11 :
オーバーテクナナシー:2001/07/15(日) 23:16
12 :
オーバーテクナナシー:2001/07/16(月) 00:30
マイクロ波でどうやってエネルギーを伝達させるのかが、いまいち理解できません。
どういった理屈なのですか?
大陸に発電所を作って電線を日本海横断させて電力を供給できないか
>>13 で、その電力損失は?
超伝導送電線もあるし、実際に使用されてるけど、まだごく一部のケースのみ。
15 :
オーバーテクナナシー:2001/07/16(月) 01:52
16 :
オーバーテクナナシー:2001/07/16(月) 02:00
メーザー?
17 :
オーバーテクナナシー:2001/07/16(月) 02:36
メーザー
18 :
オーバーテクナナシー:2001/07/17(火) 22:47
たしか、Newtonによれば、
ATTR(三重水素)の核融合発電
えーっと、磁力で融合させるんだったかな?
これは、50年後に実用化らしい、
最近何故話題にならないのか…不思議である。
これがあれば、燃料問題など解決するのにぃ〜
>>18 三重水素だけでの核融合って、燃料確保がちとしんどいんじゃなかったっけ?
20 :
オーバーテクナナシー:2001/07/18(水) 01:21
レーザー爆縮はどんなかんじ?
21 :
444:2001/08/16(木) 23:39
送電媒体が電波か、電線か、電池か、粒子か、
いずれが有望か。
マイクロ波送電=電池の要らないAMラジオ(知らない?)
22 :
444:2001/08/16(木) 23:46
しかし、太陽電池は製造エネルギー分を自分で発電するのに
10年かかるって本当?
23 :
444:2001/08/16(木) 23:54
電磁波で軌道上から送電するなら、有害成分をフィルターして
多数の薄くて軽い鏡で光を地上の一部に集中し、そこで発電するのが
ロスが少ないと思うが。
光だと大気レンズの影響うけちゃうよ
ユラユラ〜ゆらゆら〜
444はageあらしか?
25 :
444:2001/08/18(土) 06:20
大気レンズの影響あるが、ある程度はいけると思うが>24
雲の影響忘れてたが、乾燥地帯に焦点を持っていくとか。
>ageあらしか?
そうではないが、ちと、せっかちなのだ。
ここは未来版だしのう。
何卒御容赦を。
26 :
オーバーテクナナシー:2001/08/19(日) 03:50
飛行船に太陽電池パネルつけて、たくさん浮かべるほうが現実的なような・・・
1、大量の資材を打ち上げる装備がない
2、スペースデブリで穴だらけに
3、超大規模なマイクロ波伝送の大気や電離層への影響がわかっていない
27 :
名無しさん@もね:2001/08/19(日) 04:32
>>26 飛行船では、一般家庭やビル屋上への太陽電池設置助成と変わらんかと。
天候等による供給の安定性にも乏しいから補完電力の域を出ない。
成層圏プラットフォームで発電という手もあるけど、まだ自機消費分の
電力確保で精一杯の段階のようだし。問題点はさして変わらない。
1.大量のパネルはまだ搭載できない
2.機体の耐用年数はまだ数年程度(開発目標として)
3.電力の伝送手段は宇宙発電と同じ技術にならざるを得ない
惑星を全部つぶしてパネルを作り、太陽を囲む
でパネルの内側で発電し、人間は外側で暮らすんだ
土地とエネルギーはこれでOK!
あんまりたたかないでね
29 :
オーバーテクナナシー:2001/08/19(日) 09:53
31 :
オーバーテクナナシー:2001/08/20(月) 02:50
>>27 ISSで建造コスト100兆円だからなぁ。宇宙発電所は1000兆円くらいかね。
なわけだから、100兆円くらいの予算組んでもらえれば、
天空に浮かぶ発電の城でもこしらえられそうだろう。
成層圏の飛行船を100万機とかでどうかな?
32 :
オーバーテクナナシー:2001/08/20(月) 07:44
>>31 俺は建設コストはISSより発電所の方がずっと安いとおもうけど。
乗員の生命維持設備およびそのためのフェイルセイフ機構を
除くだけでかなりコスト下がるんじゃないかな。発電所なら
無理に人常駐させなくてもいいだろうし。
メンテナンス用にどこかに人が常駐したステーションが軌道
上に一つは必要かもしれんなぁ。いちいち地上からは打ち
上げてられんわ。
33 :
名無しさん@もね:01/08/31 01:40 ID:frbH9ygw
>>31 う〜ん、耐用年数を十年としても毎年十万機の生産と百万機の成層圏運用か。景気のいい話だ(笑
年間1GWの電力で700億円位売上げられるらしいので、最低で年150GWは発電できんとペイしないかな。
SPSの15〜30倍。SPS換算だと1500〜3000km^2、東京都位の面積だけど日照時間もあるので、
その3倍は飛行船で浮かべる事に。ざっと、1機当り5〜10m~2の太陽電池パネル搭載で、
開発運用費込みで1億円か。費用対効果がまだ辛いけど、意外にいけるかも。
34 :
リンク:01/08/31 04:53 ID:q4BZIqHQ
35 :
444:01/08/31 05:27 ID:e024YQwE
結局、打ち上げコストと、太陽電池の改良待ちで、
時間の問題ってとこで。
36 :
オーバーテクナナシー:01/09/02 01:28 ID:G6HLthwM
非常に厨房的意見かも知れんが、
太陽電池なんてセコイこと言ってないで、
宇宙に太陽熱発電所を作ればいいんだよ。
地上の火力・原子力発電所は、石油を燃やす・核分裂で
熱を起こして水を沸騰させて蒸気でタービンを回して
発電しているだけだろ?
だったら水を沸騰させる方法が他にあればいいんだろ。
宇宙では太陽に当たってる面と当たっていない面で温度は極端に差がある。
宇宙太陽熱発電所では、太陽に向いてる面で水を加熱、
蒸気を発生させてタービンを回して発電。
太陽に向いていない面で蒸気を冷却して水に戻す。
水は循環させる。
太陽電池パネルなんかよりも
タービン回して発電する方が膨大な発電量が得られると思う。
37 :
オーバーテクナナシー:01/09/02 01:34 ID:vNNqviHU
光から直接変換した方が効率はいいと思うが
38 :
444:01/09/02 03:11 ID:i61S4mRk
真空空間で高温の水を冷やすのは
大変難しいものだ。
39 :
オーバーテクナナシー:01/09/03 14:52 ID:i7NpFZKA
大量の水を宇宙に持ち上げるのがたいへんです。
40 :
オーバーテクナナシー:01/09/04 00:03 ID:W0Sdqink
周回軌道にプリズム浮かべて強力な光を地上に照射、それを利用して発電……駄目かな。
41 :
オーバーテクナナシー:01/09/04 02:30 ID:FUjji4Rk
地球外で太陽光発電し、そのエネルギーを地球へ送電すると、結果的に地球の日照
面積を増やす事になり、地球の太陽光の反射、放熱などのバランスが崩れ、地球の
温暖化が加速する。
太陽光発電を考える時、太陽光の地球到達から様々なプロセスを経て宇宙空間へ
廃熱する経路の、どの部分に我々が位置しているかというエコロジックな広がりを
考えねばならない。
はたして、太陽光によって引き起こされる自然現象の中で、コントロールされる
べき有害な現象は、あるであろうか。もしあるのであれば、そのエネルギーの根本
を太陽光発電によって多少削減し、都市や工業地帯へ供給する事ができるであろう。
だが、理想的なのは、太陽光発電によって得られたエネルギーを、軌道上の工場
で製品に加工し、地球圏に輸入するのが望ましい。物質の中にポテンシャルとして
蓄えられたエネルギーが開放されるのには、若干の時間が必要だからだ。そして、
廃棄の時には、燃やしたりせず、静的なリサイクルにとどめておくべきである。
43 :
オーバーテクナナシー:01/10/13 21:06
>42
言ってること自体は間違っていないがかなり無意味。
例えば、太陽に由来しない熱源として原子炉がある。
これも地球温暖化を加速することになる。 実用化されれば核融合炉も同様。
また、石油石炭の化石燃料の使用も、億年単位の昔のエネルギーであり、
数百年単位で変化する気象変動から考えれば、温暖化加速といえよう。
しかし、地球全体が太陽から受ける熱量からすればたいした量じゃない。
真にエネルギー収支の変動を避ける為なら薪使うしかないよ。
44 :
名無しさん@もね:01/10/13 21:21
>>42 宇宙発電・対地送電は、地上発電所からシフトされていくものだし、
発電衛星が地球軌道上の太陽面にある時なら地上への光量も減るのでは。
まあ、地球でいきなり気象制御して温暖化を相殺するのは危険すぎるし、
生産活動主体の一部を宇宙に移していきながら火星や金星辺りで
惑星気象制御の実験繰り返すのが凡その流れでいいと思うんだけどな。
45 :
オーバーテクナナシー:01/10/13 22:30
人類が地上生活メインである限りは、
打ち上げコストが下がらないので、
大量の資材を打ち上げる必要があるアイデアは
実現可能性ゼロってことで
軌道上生活が増えれば軌道で使う分は必然的に
宇宙で発電するってことで
現時点で、軌道上に発電施設を作るってのは
核融合発電と同程度の実現可能性と思われ
核融合っていつ実現するの?
と同じ議論になると思われます。
46 :
名無しさん@もね:01/10/13 22:58
>>45 採取、生産の自動化ラインを月にでも置けばいいだけ。
技術的な問題は色々あるけど、実現不能な要素はない。
費用対効果とスケールメリット次第。思考停止の方が無意味(笑)
47 :
オーバーテクナナシー:01/10/13 23:08
444の、鏡で地球の発電ポイントに集光して発電する案はよくないの?
静止軌道にアルミ箔浮かべて集光したら結構熱くならないか?
アルミ箔ならアリアンで1km*1kmくらいのサイズ打ち上げられるぞ。
(制御系統の重さをぜんぜん考えてないけど)
まあ、投資回収にどれだけの年月を許容するかにはよるけど、宇宙発電は
コスト的にも見合うでしょう。
だから、あんまり面白くないとも言える(w
>>47 宇宙反射鏡は、打ち上げコストは最安値をつける案だが、問題は環境への負荷と
集光効率らしい。
チナミニ、ワシが考えたのは遠心力で展開する
(折りたたみ傘みたいにね)
反射鏡ユニットを多数ロケットに搭載し、
軌道に投入後分散、展開し、おのおの反射角度を制御する。
反射鏡は普通のアルミ箔より遥かに薄いものになるだろう。
強くて柔軟で軽くて反射率の高い素材が必要。
材料を打ち上げて反射膜を宇宙で生産するのもアリかな。
>48
宇宙発電を起爆剤に宇宙開発が進むと思われ。
>>47 熱くなるのが問題。
冷却が必要になるので1GWのオーダが限界で、
もちろん大掛かりな廃熱設備が必要になるかと。
逆に、冷却の容易な離島に太陽熱発電設備をおくと、
電力の伝送コストが凄い事に。
宇宙で電力エネルギーだけ送る方が、地球側の効率と設備のスケールは
良くなります。
悩ましい・・
宇宙発電は発電パネルの寿命、打ち上げコスト、
あるいは、宇宙開発に自己増殖ロボット開発が問題。
宇宙反射鏡は打ち上げコストは比較的安価だが地上設備に問題ありか。
エントロピーエントロピー
超効率的廃熱システムが欲しいーー。
53 :
オーバーテクナナシー@もね:01/11/14 03:00
54 :
オーバーテクナナシー:01/11/14 19:58
単なる宇宙反射鏡は長期的には光圧でどっかに飛んでってしまう気がするが。
>>54 それもありえるな。
光子帆船になっちまうな。
しかし、その点は太陽電池パネルもどっこいどっこいで、
全く影響がないとも云いきれんだろ。
56 :
オーバーテクナナシー:01/11/25 15:52
発電した電力の一部でイオンエンジン稼動しとけば?
って、よく考えたら変換効率の残り分って約75%もあるんだよな。
反跳分だけが加速に寄与するわけだから光子は一旦吸収して熱として
放出してしまえばいいのか。
そうしてラグランジュポイントのポテンシャルを乗り越えない加速に抑え
るというのが設計目標になるわけだね。
もう一つの方法としては帆船で風上に切り登る要領でなんとかならない
もんか・・・(地球・月に対する軌道遷移に加速度を使うとか)
エンジンつけると重くなるのがいやだな。
高効率軽量エンジンがほしい。
いや、よく考えたら周回軌道にパネルがあるなら、
地球を一周する間で、軌道速度が加速したり減速したりするだけで、
軌道としては安定していけるんじゃないか?
そうだとしたら、エンジンは不要だな。
パネルの角度によっては軌道高度がズレてくるかもしれんが、
調整期間を設けてパネル角度で光圧の方向制御すりゃ元に戻せるし。
58 :
オーバーテクナナシー:01/11/27 21:16
ダイソン球はまだぁ?
ここで折衷案、と云うのもなんだが、
太陽光反射衛星と、太陽電池パネル衛星を組み合わせて
宇宙発電衛星の打ち上げコストを減らせないものか?
太陽光反射衛星で光線密度を向上し、小さな太陽電池パネル衛星で
エネルギー変換を行い、何らかの方法で地上に送電すると云う。
問題は太陽電池パネルがどの程度の光線密度まで、
効率よく発電できるかとか・・。
もちろん、送電方法も問題だが。
60 :
◆wJtj0t.Q :01/12/06 22:24
いっそ、太陽光より太陽風の利用はどうよ
でっけーブレードを回転させて発電する。
月面あたりからのワイヤーで固定するプロペラ凧!
61 :
オーバーテクナナシー:01/12/07 06:30
>59
太陽光反射衛星で光線密度を上げて、夜でも発電できるようにするなら、発電は大気圏内でも雲の上なら問題無い。
いっそ、気球による浮上太陽光発電基地が良いのかも。
大気圏内なら、レーザーで空気をプラズマ化して、放電する事もできるし。
複合方法としてはバランスが取れると思う。
>>59 ちと、目からウロコ。
その方向は考えつかなかったよ。
実際に研究されてそうだね。
市販の小さな太陽電池パネルとアルミ箔を使った反射鏡で、
実験できるよね。
発電量は何倍まで上がるのかな?
みんなでやってみませんか?
64 :
オーバーテクナナシー:01/12/08 20:14
>63
実験するなら、放熱に気を使ってね。温度が上がると発電効率が落ちる。
屋根の上に置く、直射日光での発電でも、空冷ファン付きのがあるくらいなんでね。
>59
そのシステムなら太陽電池の代わりにボイラー置いておいたほうが
いいよ。
そしてタービン回す普通の発電だね
廃熱の問題をクリアすればそうなる
でもスレの意味と違ってくる
太陽電池使うなら赤外線を吸収する反射鏡になる
赤外線だけ通貨して可視光を反射するライトならあるが
>>65 それなら紫外線だけ収束したほうが良かないか。
太陽炉になっても困るし。
周波数と光量と変換効率の三次元グラフって見たことない?
もしかしたら赤外線変換も良かったりするかもしれんし。
熱かー!!
忘れてたっ <っておいおい
じゃあ、太陽電池パネルに熱線反射フィルムを貼るといいかな?
いやはや勉強になります
>>64
思いついたんだが、昔懐かしの真空管を太陽光宇宙発電に応用できないだろうか。
宇宙は真空だから、シールドは要らないわけだし、
電極を加熱するエネルギーは太陽熱。
太陽熱により、赤熱するほど加熱された電極内の電子は励起状態になり、
太陽光線の衝突で弾き飛ばされた電子がもう一方の電極へ飛び込んで
電流を起こす。
もちろんこれは、太陽光反射衛星で光線密度を上げなきゃできない。
70 :
◆p46ErwDo :01/12/15 18:09
71 :
オーバーテクナナシー@もね:01/12/15 19:25
>71
あ〜らら、日本では昨年辺りからそのまんまの議論が出てただろうに。
お米は抜け目ないよね。他の芽が出ないうちに、
ちゃっかり自分のタネを仕込んで喧伝しておく。
掛捨て保険兼ねて。皮肉と洒落が効いてるから、いつも憎めないよね(笑)
72 :
オーバーテクナナシー:01/12/15 19:46
熱が出るとか言うけれど、太陽光線の当たっていない面って
もしかしたらかなり冷えてない?これも発電に使えないかな?
73 :
オーバーテクナナシー:01/12/15 20:13
でも宇宙発電所自体は元々アメリカの構想だしね。
むしろアメリカが話を出してくれたおかげで日本でも予算が付いたりするんだよね。
外国がやってくれないとこういうSFチックな研究は認められないんだよ。
74 :
オーバーテクナナシー@もね:01/12/15 20:15
>72
単純に、太陽面と影面の双方をまたぐヒートパイプとか。内部に水とかと、
片方向に圧力を逃がす弁があれば循環するから、それでタービン回し
ながら、太陽面の冷却も行えるかな。難題山積みの予感。
71は>70のまちがいでしたー。
75 :
オーバーテクナナシー:01/12/15 21:10
>>69 熱電子放射より太陽電池のほうが
量子効率(エネルギーの変換能力)が高いです。
知ってるよ。
>>76 でも太陽電池は高温では効率落ちるんでしょ?
真空で継続的に放熱する方法は赤外線放射しかないだろうし。
つまり、真空空間は極端な環境であり、継続的に加熱された物体は、
赤外線放射とバランスするまで熱くなり、加熱されない物体は、
赤外線放射により、絶対温度レベルまでゆっくりと冷えて行く。
そう云った環境特性を、逆利用しない手は無いと思ったんだよ。
まあ、太陽電池に熱線反射コーティングでも、よけりゃいんだけど、
真空管萌えな人が居たら、話を聴きたいなーとか言ったりして。
集光発電だと、大電流での発熱の恐れもあるし。
>>76さん良かったら詳しい説明お願いキボン。
>>76 記憶が正しくば・・・
太陽電池は、光によって発生したキャリアの対が
物質のバンドギャップを一方向にしか超えられない事で発生する
起電力を利用しています。
温度が上がるとせっかく発生したキャリア対が
バンドギャップを超える前に再結合する確率が大きくなるのです。
太陽電池の効率が下がる温度は310K=40℃ぐらいからです。
逆にあまり低すぎると
今度はキャリア移動速度が低下して発電能力が下がります。
ようするに、温度がある程度低ければ良いので
入力するエネルギーの密度を下げて
逆に表面積を増やせば良いというわけです。
そんなわけで
大面積のパネルを使って発電するほうが効率がよくなります。
ちなみに、ISSのあの長いパネル一枚で16KWの発電容量があります。
(ひょっとしたら32KWかも)
>>79詳説レスありがトン
では、集光発電に通常の太陽電池を適用するのは、やはり無理くさいですね。
なんと言っても急速強制冷却の難しい真空空間、
ぺんちあむcpuのヒートシンクのような物体が軌道上に
浮かぶのは見たく無いし。(藁・・・実際は単なる波状冷却版か?
打上げ重量軽量化のため提案した太陽光反射衛星+太陽電池パネル衛星プラン
ですが、冷却の為に広大な面積の放熱板が必要となるとメリットを失う。
やはり、
>>69みたいな別種の太陽電池が無いものか?
あるいは、熱線反射コーティングと超伝導を組み合わせれば解決か?
超伝導太陽電池パネルとか。
>>73 確かに、この国で大気圏外大プロジェクトは始動させるのも大困難。
しかし、世界的にハードSFに勢いが見られない昨今、
どこの国でも良いから科学と大宇宙の神秘を夢見させる事業を展開し、
成功させて欲しいと個人的に願うのだった。
お米の国は、早く独自の温暖化対策案出せよなーっ宅。
81 :
オーバーテクナナシー:01/12/18 11:17
砂漠の太陽電池の砂埃を水で洗い流し、その水で植林する方が
簡単そう。
82 :
オーバーテクナナシー@もね:01/12/20 03:09
太陽電池にペルチェ素子でも使うとか。高熱源側を基盤支持材にして吸熱・冷却化、
パネル影の低熱源側で放熱すれば、温度差でも発電できて一石二鳥。IHIもがんばれ(笑
>73
それは判ってるけど、日本にもチャンスはあった。イニシアティブの価値が薄いのは、
世界をどうすべきかという国際戦略の視点が不在だからなんだろな。無責任ともいうが。
話に水を差すようですけど、地球の外からエネルギーを持ってくるってのはど〜かな〜。
地球のエネルギーのバランスを崩してしまう事になるのでは?
発電で発生するエネルギーなんて太陽の総輻射量に
比べたらカスみたいなもんでしょ
太陽からの、か
86 :
オーバーテクナナシー:01/12/20 18:36
>83
化石燃料を使うのも、原子力を使うのも、太陽からの輻射エネルギー以外を増やすという意味では同じ。
発電効率が悪いものほど、使いたいエネルギー以上に地球を暖めるから、原子力が最低だな。
火力発電の半分くらいしか無いからな。
宇宙発電なら放熱を宇宙でやるんで、地球上のプラスエネルギーは電力分だけだ。
>>80 太陽電池パネルを反射板の代わりに置けば、
反射板が集められるエネルギー=太陽電池パネルが集められるエネルギー
です。
太陽電池が跳ね返してしまった日光を回収するのに熱を利用するのは可ですが・・・
ちなみに、片面が日照で、片面が日影の両面を持つ物質が
地球ぐらいの距離で真空中だと何度ぐらいまで暖められるかは
比熱と反射率さえ適当に決めれば
太陽の表面温度・直径・地球までの距離をパラメータとして
黒体放射の式で計算可能なはずです。
意外と常温を保つのは楽なはず。
・・・あと
宇宙で発電すれば当然その分温暖化に貢献します。
結果的に宇宙から熱を持ち込むわけだから。
温暖化問題の原因は温室効果ガス増大による地球冷却機能不全です。
その温室効果ガス増大を防ぐために宇宙発電を含む自然エネルギー開発を
各国がやってるわけだよ。
温室効果ガスを減らせれば、地上の熱源が増えても熱線放射により放熱され、
温暖化しないわけだね。
身近なところでは冬場の夜間、晴天での放射冷却って聞いたことあるでしょ?
あれは雲の温室効果に関わるものだが、
温室効果が気温に与える影響の重要性が良くわかる現象だよね。
つまり、エネルギー生産消費による大気加熱より、温室効果ガスによる
地球の放熱機能不全の方が遥かに罪が重く大問題なわけだね。
よって
>>83の懸念は杞憂ですな。
もちろんエネルギー生産あるいは消費量が、
現在の水準とあまり変わらないという前提です。
89 :
オーバーテクナナシー:01/12/24 05:04
あれれ、わざわざ発電効率30%程度の太陽電池使わんでもいいような。
太陽光→電気→マイクロ波→電気 より、フォトニック結晶とかの応用で波長変換、
太陽光→マイクロ波→電気 の方が近道ってことないのかな。
59の反射・集光衛星と、波長変換衛星のペアってことで。
90 :
オーバーテクナナシー:01/12/30 00:11
あげ
91 :
オーバーテクナナシー:01/12/30 10:14
太陽電池でも反射鏡でも、軽量大面積の物体を軌道上で太陽に向けて展開したら
宇宙ヨットになってしまうのでは?
軌道や姿勢の維持が大変そう。
>>91 輻射圧の利用も含めて軌道維持に使うという選択肢はありそうだ。
むしろ推進剤節約なだけ有利な条件に思える。
静止衛星は推進剤残量が寿命だから。
93 :
オーバーテクナナシー@もね:01/12/31 06:35
94 :
オーバーテクナナシー:02/03/02 06:23
今月のニュートンに特集組まれてるな。
>94
おいらも見たよ、、しかしどうやって打ち上げるんだろ、、
あんなでかいの、、、
軌道エレベーターつくって、
そこから太陽電池をを枝分かれさせれば?
建設費用は巨額だけど。
三菱電機、「バッテリーレス社会」構想・衛星から電力
三菱電機は巨大な太陽電池パネルを備えた衛星から受け取るマイクロ波を
電気エネルギーに転換し、携帯電話などを駆動する
「バッテリーレス社会」のビジネス構想を明らかにした。
今後10年で2兆円以上の市場を創出できると試算しており、
官民に働きかけて実現を目指す。
太陽電池パネルを備えた巨大な衛星を打ち上げて
地上にマイクロ波を送り電力に変換する
「宇宙太陽光発電システム」は究極のクリーンエネルギーといわれ、
経済産業省や宇宙開発事業団(NASDA)のほか、
米航空宇宙局(NASA)も研究に取り組んでいる。
http://it.nikkei.co.jp/it/top/topCh.cfm?id=20020603eimi164303
>97
でかいのを一機打ち上げるのではなくて、数十機単位の小型衛星を編隊で運用する計画ですね。
それはそれで維持コストが気になるけど……。
99 :
JSサイト発信!!:02/06/05 05:56
100 :
オーバーテクナナシー:02/06/05 08:00
マイクロ波受信施設は損失減らすために都市に近くになると思う
究極のクリーンエネルギーというが、相当のエネルギーだし本当に安全か?
人家にずれてたら主婦なんて当たりっぱなしだぞ。
101 :
オーバーテクナナシー:02/06/05 08:36
温暖化ちう観点からするとどっちが良いんだろ?
燃料もやして電気造るのと、マイクロ波で熱せられる+電気の消費が増えるの。
あ、太陽電池パネルで日陰造ればいいのか。。。
102 :
オーバーテクナナシー: