1 :
園児 :
2001/07/07(土) 16:19 C言語で
2 :
オーバーテクナナシー :2001/07/07(土) 16:23
それが解ってれば、すでに誰かが作ってるんじゃない?
3 :
オーバーテクナナシー :2001/07/07(土) 16:28
どのレベルで実現するかによりますよ。 日本語対話環境で逐次実行型の定型の事務処理をこなしたり、 ネット上を検索して回るという程度ならば、 C言語ベースの日本語プログラミング言語Mindでも、 必要十分と言えるでしょう。 Mindベースの話シェルなどは、知的に感じられるソフトでした。
4 :
オーバーテクナナシー :2001/07/07(土) 16:34
またそっちにもってくつもり?あんたいいかげんにしたら?>3
5 :
オーバーテクナナシー :2001/07/07(土) 17:40
>>4 そっちの話を振っといて何を言ってやがる。この白雉。
>>3 >C言語ベースの日本語プログラミング言語Mindでも、
知ったか君発見
7 :
オーバーテクナナシー :2001/07/07(土) 19:35
>>6 知ったか君発見 と言いたかった知ったか君発見
>>7 『C言語ベースの日本語プログラミング言語Mind』って何じゃそりゃ?
って事なんだけど。
プログラム板辺りでそんなこと書いたら袋叩き
9 :
オーバーテクナナシー :2001/07/12(木) 19:18
大脳生理学者と心理学者と倫理学者と哲学者とお笑い芸人が協力すれば 可能と思われ。
>>10 ついでに、鬱病患者と分裂症患者とカタワとハクチとヤクザと任天堂が協力すれば
可能と思われ。
11 :
オーバーテクナナシー :2001/07/13(金) 03:16
嗚呼自爆
12 :
オーバーテクナナシー :2001/07/13(金) 04:04
よ〜し、久しぶりに C で組んで見るか。 ------ #include <stdio.h> int main( int argc, char**argv ) { while( <> ) { chop( $_ ); ------ あれれ・・・・?
13 :
6 :2001/07/13(金) 08:31
14 :
オーバーテクナナシー :2001/07/13(金) 19:32
プログラムするためには入出力の定義が必要である。
15 :
>1 :2001/07/15(日) 07:14
措 置 入 院 決 定 の お 知 ら せ 1 殿 平成13年 7 月8 日 厚生労働省官僚 染 谷 意 1.あなたは、精神保健指定医の診察の結果、入院診療が必要であると認めたの で通知します。 2.あなたの入院は【 @精神保険法第29条の規定による措置入院 A精神保 健法第29条の2の規定による緊急措置入院 】です。 3.あなたの入院中、手紙やはがきなどの発信や受信は制限されません。ただし、 封書に異物が同封されていると判断される場合、病院の職員の立会いのもとで、 あなたに開封してもらい、その異物は病院であずかることがあります。 4.あなたの入院中、人権を擁護する行政機関の職員、あなたの代理人である弁 護士との電話・面会や、あなた又は保護者の依頼によりあなたの代理人になろう とする弁護士との面会は、制限されませんが、それら以外の人との電話・面接に ついては、あなたの病状に応じて医師の指示で一時的に制限することがあります。 5.あなたは、治療上の必要上から、行動制限を受けることがあります。 6.もしもあなたに不明な点、納得のいかない点がありましたら、遠慮なく病院の職 員に申し出てください。
16 :
オーバーテクナナシー :01/10/06 11:36
各感情を表現する顔の絵でも何でもいいけど、この感情がどの ように動くかを決定するモジュールに、ドーパミンによる状態 とアドレナリンによる状態とノルアドレナリンの状態をそれぞ れパターンとして登録しておきます。これらを任意の適当と思 われる心理状態に結び付けておきます。こちらから送りだす反 応をセンシングして、そのあらゆる感覚と、心理状態をマトリ ックス上にパッチしておいて、その組み合わせを外的な刺激と しての感覚をエネルギー量として変換し、そのエネルギーの強 弱を短期記憶(RAM)へ送り込み、あらかじめパッチしておいた 心理状態の引き数として受け渡せるようにしておきます。あと は各心理状態のサイバネティックな定義を機械と同じ要領で モジュールプログラミングしておき、最終結果を長期記憶とし て貯えておき、必要に応じて心理状態の引き数として掛け合わ せます。これだけのことでもコンピュータの中の人間を見てい る人にはコンピューターの中の顔が生きているように感じるこ とはできます。もちろんここでは知能というよりも感情的な判 断ですが、これに言語的なものや数字的な概念をどんどん追加 するようにして、声や仕種に反映させるようにするだけでいい のです。心理的な判断がどのように感情に反応するのかを細か くルールとしてきめることがリアリティーのある知能的な反応 に繋がります。
17 :
オーバーテクナナシー :01/10/06 22:50
無理
知性って何?測定可能な定義をキボー
19 :
オーバーテクナナシー :01/10/07 00:39
>>18 それがいくらアホな考えであったとしても、何か
を感じ、そこから発想された何かを、自分だけの
表現を提出できることじゃないかな。それすら難
しい人間はいくらでもいるわけだけど(藁。
×表現を提出 ○表現で提出
昔どっかの雑誌で読んだ記事では、 カラスは白い→NO カラスは黒い→YES といった形のイエス、ノー型のデータベースでデータを蓄積していけば、 最終的には人口知能になるのではないか、というプロジェクトが進んでいるそうだ。 もちろん、そのためのデータの数はハンパじゃないだろうが 一見「そんなもんで知能なんか再現できねえよ!!」と思うけど、 人間の知性といえども最終的には脳細胞の電気パルスに起因する ことを考えると、意外とこれで人工知能ができてしまうかも 「知性」っていうのは、人間が考えているほど高度なものじゃないのかも
22 :
オーバーテクナナシー :01/10/08 16:38
MSって流行りそうになったら何にでも手を出すからね。 あの会社がもしそれまで残ってたら、Bill君をモデルにしたAI を発売するんじゃない。
知性といえるレベルのAIをプログラミングすることは、作業量と複雑さから いって無理でしょう。でも、知性を持つレベルまで発達可能なシステムをプロ グラムするのはさほど難しくないでしょ。後はそれに感覚器つきのボディを与 えて教育していけばいい。 スパコンが今の?倍の性能になったら、ロボット端末を持たせて、本当の人 工知能を教育できると思うよ。
24 :
オーバーテクナナシー :01/10/10 04:00
メカニズムのわからないものは記述できない。
25 :
オーバーテクナナシー :01/10/10 18:26
>>U800 嘘八百並べないように(藁。 24に同意。発達可能なシステムってなによ? ボケるにしてももう少し ひねれ。
頭脳プログラムかな…。 人工知能ってのは、本当の知能じゃーない。 所詮はデータ―ベースです。 そもそも、私の考えている頭脳プログラムは ベース(土台部分)をC言語で組み、 あとは、自己発展型インタープリタを自動に形成するような感じになれば 良いと思う。 自己発展型インタープリタは、 本当に単純なもの、ちなみにその言語にはループは存在しない。 人間の知能には同じ事の完全な繰り返しは存在しないし、 例、反省文で、「ごめんなさい」を五百回かくプログラムがあったとして、 age: printf(「ごめんなさい」と書く) i= rand() % 10 // 十回くらい書いたら一度確認するため if (なんとなくたくさん書いたかどうか (i==0)) { if (具体的にどれだけ書いたかどうか確認、キリの良い数字なら) { printf(改行); if (500回書いたなら) 終了 } } goto age; ループじゃーなくて、goto デス! 「ごめんなさい」と書いた回数なんてカウントはしない。 何か記憶媒体(言葉で回数を数える、キリ番で改行するなど) う〜ん、なかなか説明しにくいなぁ〜ごめん
>>26 インタプリンタを使っても
直線的なプログラムしか書けないので無理。
28 :
オーバーテクナナシー :01/10/10 21:08
C言語じゃあ無理無理。 あんなしょぼい言語にゃ荷が重い話よ。 VBAでなきゃダメ。 うん。 絶対VBAぢゃな。 わし、こないだ思いたっての、ちょいとVBAで組んだんじゃ。 か〜〜〜んたんだったぞぃ。 せっかく作ったのをほっぽりだしとくのもなんだし、ウイルス化して撒いてやった。 メールの添付ファイルを開くと感染するようにしといたんじゃ。 感染した後でユーザーがエ○セルを起動すると、勝手にメッセージボックスが開いて 「やっほ〜 (^^)V」 とご挨拶。 あとは話をするたびに受け答えがお利口になり、ついには人類を越える知性が発現する塩梅じゃった。 しかし、好事魔多し、一寸先は闇とはこのことよの。 あっさりノー○ン先生に秒殺されてしもうた。 いやはや、短い命じゃった。 ありゃ、たぶんノー○ン先生に嫉妬されたんぢゃな。 そうに違いないぞ。 うむ。 諸君、もしエク○ルで仕事しとる最中に、ふいにメッセージボックスが開いて 「やっほ〜 (^^)V」 なぞと話しかけてきたら、あまりむげにはしないでくれたまえ。 ひょっとして、わしの可愛い人工知性かもしれんのだからな。 はっはっは。 (……ぜんぶ嘘でぃーす。ごめんなさいね)
>>26 そうですな。単なるエキスパートシステムでしかないAIと知性を
ごっちゃにした書き方してました。スマソ
ただ、自分としては、「知性」も所詮エキスパートシステムの一種に過ぎない
と思うのですよ。
知性を持つ人類にあって人工知能にはないのは「ひらめき」である、
といわれることがありますが、私はひらめきの類は、
ある種のエラーではないかと思ってます。
わざと一定の確率で検索エラーや入力エラーを起こすようなデータベース
で、膨大なデータを蓄積していけば、最終的には「知性」といえるようなものに
なるんではないかというのが個人的な意見なんですが、いかがでしょ?
>>26 「ひらめき」には、根拠があるのでエラーではないでしょ。
ある種のエラーなら、それは「でたらめ」に過ぎません。
31 :
オーバーテクナナシー :01/10/11 02:16
知性であるという定義が誰にでも明らかに解るぐらい明確に決定されないとむりでしょ。 又、人間が人間である由縁は人の数だけ知性が存在し、寿命にてその知性は永久に失われ 再現される事は無い為であるからだと思います。 なんちゅうか・・・・・人間位の運動性能があり自己学習で独自に成長し、スイッチとかで動作停止やリセットが 出来ないようになってて且つ、らぶり〜であれば人はそれをいつしか知性と定義付けるんじゃないでしょうか? 感情移入=知性になるのかな(w
>>31 なんじゃそりゃ? 寝言は寝てから言え。
誰にでもわかる
ドキュソにわかるわきゃなかろう。
人の数だけ知性が存在し、失われるから人間である。
なんじゃその定義は? 国語の勉強してからモノを言え。馬鹿。
自律運動して自己学習(ってなんだ、そら)する可愛いものであれば知性と定義する
馬鹿も休み休み言え。
キショイオタクが萌え萌え〜とかいってるだけだろ。
脳内妄想垂れ流すのいい加減ヤメレ。ぼけ。
ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
をっさんならかんたんにシミュレーションできそうだな。
「遺伝子言語インタープリタ」という手もあるかもしれない。 細胞1個に情報(プログラム) プログラム(関数): まわりに同種の細胞がなければ、複製する(ある確立でプログラムの一部を変更する) 他の細胞から来た信号を隣の細胞に伝達する。 自分細胞の仕事である信号がくれば振動する。 ぜんぜんダメだ…。
37 :
オーバーテクナナシー :01/10/11 06:25
>>21 のような方法を使えば、あるいは脳内の電気信号をシミュレートできれば、
それは「知性」と呼ぶに足るものが出来ると思う。
ただ、「知性はプログラム可能か?」という問いは、そういうことを聞いてるんじゃなくて、
もっとモデル化してシンプルな形で知性が実現できるんじゃないか、と問うてるんだと思う。
知性の概念を教えてくれぃ。 どのような条件を兼ね備えていることが「最低限」知性と呼ぶ ためのボーダーラインなのだろうか?
39 :
オーバーテクナナシー :01/10/11 17:58
プログラムって動作の定義でしょ? 知性は、動作を定義したものとは違うんじゃない? イエス、ノー型のデータベースは資源の無駄だと思うよ。
だいたいプログラミングできたよ。
41 :
オーバーテクナナシー :01/10/12 12:11
43 :
オーバーテクナナシー :01/10/12 15:36
かみさんが承諾すれば、来年までには本体もくわえて作れるぞ
>>43 仕込んで約10ヶ月で完成ってことか?
プログラムって言ってるだろ!
しまった間違えたスマソ
47 :
オーバーテクナナシー :01/12/09 02:12
プログラムによる知性が生み出されたとしたら、 ある程度人格ができてきたところでその時点のメモリをコピーすれば 同じ人格がいくらでも複製できることになるよね。 記憶も考え方も同じ人が会話をしたらどうなるんだろう。 だよねー、だよねー、のキャッチボールになりそうでなんか嫌だな。
ライフゲームの延長線上に答えはあるのか?
メモリーをコピーできるという前提が怪しい気もする。
50 :
オーバーテクナナシー :02/01/20 16:54
よちよち歩きのセンサーの塊にトライアンドエラーを繰り返させるのはどう?
52 :
オーバーテクナナシー :02/01/20 17:45
>>50 トライアンドエラーによってえられた情報をどういうふうに
経験として生かすかが問題
53 :
オーバーテクナナシー :02/01/20 20:17
音声入力はある程度に区切って肉声ならイントネーション、声紋の解析、 物音なら、波長や推定距離等の解析を行って属性付け。 画像入力は立体に見える範囲のものなら3Dで区別して、それ以上なら輪郭で区別、 その後に形状、色調、反射率、等を記録。 動いて見えるものは動き方を別個に区別して保存。 それらを時間、座標、その他の属性座標でマッピング。 音声や画像から個々のアイテムを区別するアルゴリズムは多種複数を同じに使用して、 異なるマップをいくつも作る。 マップ空間上の距離が近い部分、図形やトポロジーが似ている部分を関連付けする。 関連付け作業も多種複数で行い関連付けによるメタマップを作る。 最終的にメタマップが似たものになっていくように区別アルゴリズムや 関連付けアルゴリズムを変化、学習させていく。
パラメータを2個用意して、センサーの情報を処理してパラメータに反映する。 で、パラメータの片方を上げる、片方を下げる事を目的とする。データを蓄積 してパラメータを目的通りに変動させるように行動を組み立てる。で、実効。 これが、知能・知性体でしょ。センサー情報の処理とか行動の組み立てとか ばらばらに研究されてるのが、今の研究の最大の問題。それを扱うための欲望の 部分が組み込まれてない。で、自我を持つには後もう一つ基本的な処理がいる と思うけど、それは内緒。
55 :
オーバーテクナナシー :02/01/20 23:43
56 :
オーバーテクナナシー :02/01/27 21:55
age
>57 なぜか微妙にリンクミス…?
59 :
オーバーテクナナシー :02/01/28 01:28
最近読んだ本では、感情と五感のクオリアを与えないと 知性は発達しないって書いてあった。
61 :
オーバーテクナナシー :02/01/28 03:23
理論的には可能だろうけど、できたところで「さくらたんハァハァ」とか言うのがオチ
62 :
オーバーテクナナシー :02/01/28 16:15
知性とは何かの定義にもよるだろうが、
下のような日本語の対話ならば、
90年代初頭の、富士通のワープロ変身パソコンに付属していた、
日本語プログラミング言語Mindで作った人工無脳でも可能だった。
御主人様>円の半径とは、直径の、半分のことだよ。
プリムラ<ネガティブ。プリムラは、「半分」という、言葉の意味を知りません。
プリムラ<御主人様、教えてちょうだい。
御主人様>半分とは、2で、割ることなんだよ。
プリムラ<ありがとうございます。「半分」という言葉の意味が、判りました。
プリムラ<前出の定義単語、「円の半径」が理解できました。
御主人様>なら、直径、12センチの、円の半径は、幾つかな。
プリムラ<はい、6センチです。
このタイプの人工無脳は、対話の内容を多少整形してからMindに渡し、
Mindは受け取った日本語をコンパイルして、辞書ファイルに単語を登録していく。
日本語を教える感覚で、
パソコンにできることならなんでも教えられる人工無脳システムだった。
今はウインドーズのOSに移植されて、C言語やトロンの上に乗っているらしい。
嘘だと思うなら、
スクリプツ・ラボのホームページに行って、Mindについての説明を読むか、
ttp://www.scripts-lab.co.jp/index.html 「日本語でプログラムできるMind入門」(日本実業出版社)を読むといい。
ごめん。文章の推敲が足りなかった。 上の発言の中に出てくる トロンはウインドーズとは別のOSで、超漢字とも呼ばれている。 トロン版のMindも存在する。
Mindかぁ。DOS用の試用版Public Mindでいろいろ遊ばせてもらったなぁ。 そもそもの記述方式がかなり日本語の自然言語に近かったから、 それを知ってるとプリムラの対応はよくわかるね。 円の半径とは 直径の 半分。 半分とは 2で 割ること。 直径12センチの 円の半径は? こんな感じのソースだった。「直径」を変数とみなして スタック上で逆ポーランド演算してるだけなんだけど。
御主人様>定時に事業本部に報告書を送るとは、 午後5時になったならば、 事業本部のメールアドレスを、宛先のアドレスに、入れ、 C:¥・・・¥報告書ディレクトリから、 今日の日付のファイルを、探してみて、もしも、無かった、 ならば、 「御主人様、本日の定時報告の書類がありませんよ.」と、 文字列を表示してから、実行を終わってほしいんだ. つぎに、 今日の日付のファイルを、メール送信するファイル名に入れ、 「御主人様、本日の定時報告書を、 事業本部宛てに送信しても、よろしいですか.」と、 文字列を表示してから、 2分間だけ、キー入力を待ち、OKを意味する文字列だった、 ならば、 メール送信するファイル名で、宛先のアドレスに、 メールを送って、 エラーがなかった、 ならば、 「御指示通り、メールを送信しておきましたわ.」と、 文字列を表示して、 さもなければ、 「定時報告のメールの送信に失敗しました. どのようにしましょうか.」と、 文字列を表示して、 つきに、 さもなければ、 実行チェック用のリストファイルに、 「午後5時に、定時報告の書類を送信しようと思い、 御主人様の許可を求めましたが、 お返事がありませんでした.」の、 文字列を、書き込んでおいてほしい. つぎに、 以上ですべての実行は終わりなんだよ. 分かったかい。 プリムラ<はい、「定時に事業本部に報告書を送る」事務の内容を理解しました。
御主人様>プリムラ。 プリムラ<はいなんでしょう、御主人様。 御主人様>OKを意味する文字列に、 御主人様>そのメールを送ってもいいよ、を追加してほしい。 プリムラ<対象の単語群に「そのメールを送ってもいいよ」を追加すると、 プリムラ<「定時に事業本部に報告書を送る」事務処理の内容に、 プリムラ<影響が及ぶ可能性がありますが、よろしいでしょうか。 御主人様>もちろん、そのための変更なのさ。 プリムラ<はい、分かりました。 以上を見れば明らかだが、 Mindの上に乗って動く人工無脳に対しては、 人間の秘書に事務処理手続きの内容を教えるのと同じような日本語の記述で、 実務を教育して、どんどん賢くしていくことができる。 パソコンに求められる実用上の知性は、この程度でも必要十分なのかもしれない。
67 :
オーバーテクナナシー :02/01/29 19:43
Mindってインタプリンタなの?
68 :
オーバーテクナナシー :02/01/29 20:24
インタプリタでもコンパイラでも同じじゃないの?
それに
>>66 くらいだったら、普通の言語でスクリプト書いてもたいして変わらないね。
問題は、条件分岐が複雑になった時にどうするかというところだと思うけど。
上の例だと、遅かれ早かれ、前の命令との関係で何をすればいいか分からなかったり、
おかしな判断をしたりする場合が出てくるはず。
そこを何とか乗り切ってくれるようなものでないと、知性とは呼びたくないような気がする。
69 :
オーバーテクナナシー :02/01/30 01:07
>67 コンパイラだけど統合環境でインタプリタ的に実行できたと思う。 あんまり本質的な問題ではなさそうだが。 Mindは日本語の自然言語に限りなく近くて、既存のソースを読むときは 自然言語のつもりで読んでもさほど不自然ではないのが特徴だけど、 記述するときはそれなりに文法を気にしないと簡単にエラーになる。 手続き型ならどんなプログラム言語でもこれはいっしょでしょ。
70 :
オーバーテクナナシー :02/01/30 01:31
>>65 これ、どの辺が関数やシステムコールで、変数はどれなの? 演算子はどれなの? ちなみに「12センチの半分」が「2で割ること」と教えて やると2で除算してくれるってのは、どんな風に実現してい るの? 「割る」や「2で」という言葉が予め組み込まれているの?
>70
>>64 にもちょっと書いてあるけど、基本的な文法は
「〜とは」が関数宣言で、「。」がそれの終了。
「〜は」「〜を」など語尾につく平仮名は、基本的に無視してしまう。
(ここんとこの着想が偉大だったと思われ)
演算子は「足す」「割る」(正確には「足」「割」)などが予約済。
数値は全角半角問わず、普通に数値として扱われる。
基本的には forth言語と同じで、ある程度の予約語は
自分自身で定義されている。詳しくはサイト見れ。
h
ttp://www.scripts-lab.co.jp/qa/whatsmind.html
面白いけど、それだけだね>マインド
71>72 俺も実はそう思う(w まさに第四世代言語で、ユーザサイドでソースをメンテナンスする必要がある 自社内製の業務アプリケーションとかには比較的いいだろうし、 >65みたいに自分で使う分にもいいんだけど、それだけかなあと。 いまんとこGUIに対応してないみたいだから、一般的に使うにはちょっとつらい。
GUI対応なんて外付けで構わんだろう。 言語の優秀性とは何の関係もないぞ。 マインドがどうなってるのかは知らないが。
>>67 Mindは、コンパイラの癖に、対話機能を搭載していて、インタプリタ的にも動く。
もっとも、Mindに上乗せする形の人工無脳は、
Mindをコンパイラ的にしか使っていない。
対話文を
>>64 に書かれているように、内部で加工整形してから、
Mindに水面下で渡して、コンパイルさせて、
成功したら、「分かりました」と返事をするし、
エラーならば、「スタックがズレています」などと、
Mindの吐き出したエラーメッセージを、対話画面に、抜書出して表示してくる。
>>68 条件分岐やループの処理などが複雑になっていくと、
ソースが読み辛くなったり、
おかしな判断をしたりする場合が出てくるのは、御指摘のとおり。
事務処理内容を表す言葉を短くして、重箱構造に組み上げていくことなどでも、
ある程度までは対応できるものの、自ずと限界はあります。
>>65 は、雰囲気を分かりやすく説明するために端折って書いたものなので、
このままでは実際には、期待通りに動かない部分も・・・
一気に一纏めに書いてしまっていますが、幾つか下位の言葉を作って、
それを組み合わせて、1つにまとめたほうが、分かりやすくてメンテも楽かも。
一般の人工無脳は、実務に使うにはいささか無理があるようだが、 プリムラのようなタイプならば、 日本語を教える作業が、より、楽しめる点がいい。 たとえば、 御主人様>プリムラ、円の半径について、教えてくれないか。 プリムラ<はい、円の半径とは、直径の、半分のことです。 と、見かけ上だけでも、分かったようなことを言う人工無脳は、見ていて楽しい。 日本語として言葉の意味を教えてあるから、 このように、 人工無脳が、プログラムされた文章をオウム返しに読み返してくるだけで、 自然な日本語の対話になってしまう点が面白いし、 ある程度までのメンテナンスは、対話モードでも出来てしまう。 長いものになったら、プリンターに出力してもらうのも一手。
>>77 に補足。
定義単語の中味が、長くてややこしくなったら、
プリムラにお願いして、プリンターで単語カードとして出力してもらい、
カードを並べて見ながら、あーだこーだと考えるのも一手。
もちろん、GUI環境のデスクトップ上でもこの作業はできる。
御主人様>本当に定時報告の書類なのか確認する、方法を教えてあげるね。 プリムラ<はい、どのような事をすれば宜しいのでしょうか。 御主人様>定時報告の書類は、ファイル. OKとは、1のことだよ. NOは、0のことなんだ. まず、受け取ったファイル名で、定時報告の書類を、 ファイルとしてオープンしてみてほしい. うまくできたら、 一行読み出してみて、 「【定時報告書】」と、等しい内容だった、 ならば、 OK、を返し、 さもなければ、 NO、を返して、 つぎに、 定時報告の書類を、ファイルとしてクローズして、 うまくできたなら、 これで終わりにするんだよ. 分かったかい。 プリムラ<ネガティブ。 プリムラは、「等しい内容」という、言葉の意味を知りません。 御主人様、教えてちょうだい。 御主人様>ごめん、忘れてた。 等しい内容は、等しい文字列と、等価の言葉なのさ。 ただし、この言葉は、ここだけの使い方だから、注意してほしい。 プリムラ<ありがとうございます。「等しい内容」という言葉の意味が、判りました。 「等しい内容」を、ローカル指定に設定しますが、宜しいですか。 御主人様>ああ、そうしておいてくれ。 プリムラ<前出の定義単語、「本当に定時報告の書類なのか確認する」 事務の内容を理解しました。 これでまた1つ、プリムラは新しい日本語を覚えて賢くなった。 対話形式で教える1つの言葉は、この程度のサイズにしておくほうが無難かも
新しく教えた言葉を、今までの言葉の中に組み入れることも、対話形式でできる。 御主人様>定時に事業本部に報告書を送るって、 どんな事務処理だったかな。 プリムラ<はい、午後5時になったならば、 ・・・中略・・・宛先のアドレスに、メールを送って・・・ つぎに、 以上ですべての実行を終えることです。 御主人様>その処理の中に、 今日の日付のファイルを、メールを送信するファイル名に入れる、 作業があるよね。 プリムラ<はい、「定時に事業本部に報告書を送る」事務処理の中で、 「今日の日付のファイルを、メール送信するファイル名に入れ」るように、 受け賜っています。 御主人様>その前の部分に、つぎの手順を挿入してほしいんだ。 プリムラ<はい、スクリプトを変更する準備ができました。 御主人様>今日の日付のファイルが、本当に定時報告の書類なのか確認してみて、 もしも、違っていた、 ならば、 「御主人様、本日の定時報告の書類は、 まだ整っていないのでしょうか.」と、 文字列を表示してから、実行を終わってほしいんだ. さもなければ、 「御主人様、本日の定時報告の書類を確認しました.」と、 文字列を表示してから、 つぎに。 ここまでを挿入したら、変更されたモノを、読み上げてくれないか。 プリムラ<あの……、「違っていた」は、既に知っている言葉ですが、 「メールを送信するファイル名に入れる」事務処理の中で、 ローカル指定の単語として設定されています。 「0と、等しい、数値」のことだと記憶していますが、 今回も、同じ意味で用いてよろしいのでしょうか。 御主人様>もちろん、それでいいんだよ。 プリムラ<はい、「定時に事業本部に報告書を送る」事務処理の内容を、 以下のように変更しました。 ・・・プログラム文を読み上げる・・・ 人工無脳が「自分が記憶している意味で、その言葉を使ってもいいのか」と、 ユーザーに質問を返してくる辺りが、可愛らしくて思わず笑ってしまうポイント。 もちろん、パソコンは人間のような形で、言葉を理解することなどできはしない。 日本語で書かれたプログラムが、そのまま辞書に登録されているので、 それを検索して、ちょっと体裁を整えてから、対話の中に持ち込んできているだけ。
>>55 すまん。俺へのレスだったか。ぼうっと見てたら見過ごした。
この定義だとオペアンプも知性体になるし、それで良いとおもう。
もし、オペアンプの基本設計を人の心理面に基づいて作って、入力機関と
出力機関の種類と数を増やして、増幅の過程に手を加えれば、コンピューター
上のAIとして、知性を持つと思うんで。今のAI研究で人の理性・知恵について
や感覚・運動の基本処理についての研究はそれなりにある割りに、それを動かす
欲望とか知性体の全体像についての研究がない気がするんで、ちょっと書いて
みた。人の知性も結局複雑なオペアンプと一緒だと思うし。
82 :
オーバーテクナナシー :02/02/02 01:11
フィードバックがあれば知性だってこと?
パラメータを適切に保つにはフィードバックが必要なので結果的には 必要だけど、そのフィードバックを必要とする目的(パラメータ維持)の 方が知性の本質だと思う。ただ、一般的に知性と考えられるにはその 維持過程がある程度(人によると思うけど)複雑である必要があると 思う。だから、研究者は高度な機構を目指すんだろうけど。肝心な目的 部分が今のAIとかには欠けている訳で、そこら辺が人のようなAIが中々 できない原因のような気がする。例えば、人の場合その知性は浸透圧等の 維持というのを中心に構築されているわけで。 どんなもんでしょう?
>83 知性には目的が必要…か。 たとえば、君の目的はなに? そして、それは他の知性をもたない物と何が違うの?
「生命は増殖する事が目的だ」という事はできるが、 私の目的は増殖する事だ、というにはどこか抵抗がある。 これは人間にとっての「目的」というのは 自発的なものだというイメージがあるからではないだろうか。 つまり、他者に強制されてやらされているのではない、行動指標、達成目標。 私の目的は増殖する事だ、と言う事にたいする抵抗感は 意識主体である「私」と生物である私を「私」が区別しようとしているから なのかもしれない。 厳密には区別する事が難しいが、私は自/他を区別する。 そして様々な欲求を私の「内」側から現れる、「自発的」なものだと感じている。 でも、本当にそれは私の一部であり、自発的なものであるかどうかは 疑わしい。 同様の事が私の意識自体にもいえる。 「私」は私の一部であり、そして自発的なものだろうか。 痛みや空腹や睡魔はある意味他者的に「私」を襲うものだけれど、 「私」という意識自体もコントロールできない、 他者的な流れの一つなのではないだろうか…? とまあ、酔いにまかせて駄文をつらねてみました。 おやすみ。
86 :
オーバーテクナナシー :02/02/02 05:24
>「生命は増殖する事が目的だ」という事はできるが、 >私の目的は増殖する事だ、というにはどこか抵抗がある。 スレとはあまり関係ないですが・・・ 増殖というよりも、自分を存在させ続けることが目的なのでは? 存在するために、自らを複製して、全滅しないようにしている、のではないだろうか。 (大きな視野で考えると、子と親は連続したある意味で同一のものと考えられる) さらに、その「存在する」ことにもより高位の目的があるのではないだろうか? 具体的に何かをしようとしているために存在し続けている、と。 私はそれを20年くらい考えているがわからない・・・ 毎日考えてたわけじゃないけどw
87 :
オーバーテクナナシー :02/02/02 05:29
とりあえずミトコンドリアはぜんぜん関係ないだろう(断定)
>>86 > 毎日考えてたわけじゃないけどw
毎日考えつづけろ(w
冗談だよ
>>62 −80 までの流れで示されたのは、
人工無脳が「自分が記憶している意味で、その言葉を使ってもいいのか」と、
ユーザーに質問を返してきて、返答してやれば、
新たな事務処理のプログラム文の中で、
記憶していた言葉の意味を、活用していけるということ。
人間の秘書だって、同じように教育されて、同じように事務処理をこなす。
言葉の意味を知っているかのように人間と会話し、
その意味を理解しているのとほぼ同等の事務処理をこなす人工無能は、
知性を持っていると言えるのか、言えないのか?
どのような人工知性を作っても、
けっきょく人間と全く同じように意味を把握するモノは作れないとすると、
「意味を知っているかのように振舞って情報を処理する機械装置にすぎない」
ことにならないだろうか。
人間もその一種の可能性がある。
構造主義系の言語学の分野の発想に近くなってくるが、
人間が頭の中に思い浮かべる言葉による思考は、
他者から与えられたものを、
カット&ペーストして使っているにすぎないのだとしたら、
その差は、かなり少ないと言えそうだけど・・・
我々の知的な活動とは何だろうか。 動物の知能とは、 外界の情報を処理して、新たなライフスタイルを創出し、 生存を有利にする行動だという前提で、以下の話しを進める。 昆虫や鳥が、人間と同等以上の高度な知的創造力を持っていることは、 自然素材を活かした彼等の高度な巣作りなどを観察すれば、 紛れもない事実と一目瞭然に理解できる。 ただし、これらの生物は、脳神経系がさほど発達しておらず、 人間のように大脳で知的な情報処理をして、創出していないことは明らかだ。 保温性が良く雨風に耐える鳥の巣を、人間の知性で作ってみろと言われると、 かなりの試行錯誤をしないと、実用に耐えるものは作れないことは明らかだ。 昆虫や鳥は、そういった知的創出の情報処理を、遺伝子レベルで行っている。 遺伝子情報系は、鳥の巣などを創造できるだけではなくて、 人間のような知的生命体を生み出すことも出来るだけの、 高度な知的創造能力を保有していると推測できる。 人間の脳の知的能力は、この遺伝子情報系の知的な情報処理を、 遺伝子レベルから脳神経レベルへと、移し変えたようなモノにすぎないことが、 生命情報学系の分野の研究から、しだいに明らかになりつつある。 人間の知性とは、遺伝子情報系の処理を脳の上に置換させて発展させたもの。 つまり、中味はある程度機械的な情報処理になっていると言えそうなのだ。
91 :
オーバーテクナナシー :02/02/02 10:39
>>86 私は2,3年で分かったよ。
秘密だけど。
>>84 知性が無いと言うのが何を指すかによるんで例をもらえると回答し易い。
人のような知性が無いのか。例えばコンピューター。
知性と認めるだけの複雑さが無いのか。例えば単細胞生物。
知性としての基本構造が無いのか(俺が言った目的実現など)。例えば石。
>>86 同感。増殖自体は目的でなく、存続という上位の目的を実現するための
手段としての下位の目的だと思う。もし、全ての環境の変化を跳ね除けて
死ぬ事も無い無敵な生物なら増殖は必須じゃないと思う、実際は無理だが。
で、存続以上の目的があるか(個体としてで無く、強いて言うなら種として)
と言うと無いと思う。進化の過程を考えれば、人間が本来もっている唯一の
正しい目的は存続。が、人の精神内の処理過程のバグから、邪道ではあるが
より上位の目的を仮想的に持つことは可能だと思う。
>>89 人工無能が真の意味で言葉を理解していないように感じるのは、つまり人間の
秘書との差は処理過程の内部に持つ五感の情報量の差だと思う。言葉は本来
圧縮された情報な訳で解凍するためのデータがないと解凍できない。だから、
執念で人の五感からの入力を全て言葉に変換して入力すれば人と変らなくなって
くると思う。でも、その場合言葉自体がプログラム言語に近くなると思うんで、
内部の処理は素直にプログラム言語を使った方が良いと思う。
>>90 同感。今までハードウェアで環境の変化に対応していたが限界に達してソフト
ウェア処理に移行した。つまり遺伝子での適応から脳での適応になったわけだ。
>>89 訂正。人の秘書の能力に近づくけど、
人としての自発性はもたないと思う。
>>85 眠かったり痛かったりすると、寝るなり治療するなりすると思うん
ですけど。それをしないのはそれを妨害する要素があるわけで。
94 :
オーバーテクナナシー :02/02/02 18:35
生物の意義目的はもっと深いわyぽ
>>54 >>83 と
>>92-93 で言っていることを並べて書くと
>そのフィードバックを必要とする目的(パラメータ維持)の方が知性の本質だと思う。
>>(人工無能は)人としての自発性はもたないと思う。
ということになるんだけど、これは人工無能は知性と呼べないという結論だととっていいの?
あと、そもそもこの手の議論では五感の情報量は重要じゃないと思っているんですが、
そこはどうなんでしょう?
>>89 意味を把握するとはどういうことか、というところに行き着きますね
はたしてそれはプログラム化できるようなものなのかどうか...。
生命にも知性にも目的はないと思うが… というか、目的があるように見えるのは錯覚でわ。
>>54 はい、人工無能が人のような知性を持つことは無いという結論と取ってもらって
いいです。人工無能が到達するレベルは言語処理が出来る今のパソコンといった
所だと思っています。人工無能を馬鹿にしたりする気は全くありませんが、持論
から考えるとそうなってしまいます。万一、開発の方がこれ見て気を悪くしたら
すみません。
五感については知的労働・理性的思考回路といった部分だけの議論ならば無視
しても良いと思いますが(人工無能でもいけると思います)、人の言う事を
完全に理解して人のように応答する「人のような」知性を作るには必要です。
知性の定義にもよると思いますが、このスレでは今のコンピューターでは知性
と認められていないようなので、格上げして「人のような」知性と判断しま
した。なので、人とは異質で良いと言うのであれば、必須ではないと思い
ます。自発性も人との相互理解も無く論理的活動ができれば知性とするならば
今のPCでも条件を満たしていると思いますけど。
>>96 確かにそれは正しいんですが(生物もしょせんただの現象です)、そのレベル
で議論すると知性や人もただの物理的現象となって話が進まないので、生物を
模倣した機械を作る場合の設計目的・神が生物を作る場合の設計思想という事
で妥協してもらえません?作られた機械・生物はそんな目的を自覚しないで
しょうけど。
>>90 で、
遺伝子情報系→脳神経情報系へと、
創造的な知的情報処理のステージが移行したことを示唆した。
人間の知的創造能力は、
遺伝子情報系が生物の体や、鳥や昆虫の巣を設計デザインする知的能力が、
脳神経系に移植されて、ある程度発展した結果と見てほぼ良いだろう。
遺伝子情報系がかなり機械的な情報の処理をしているので、
これに由来する、人間のクリエイティブな知的能力も、
ある程度までは、機械処理的なものとして、考えることが可能になりそうだ。
次の考察のステージは、
生命の作動原理、生命の規則的な構造化のパターン解析に移る。
生命の知的情報処理の作動原理と、その系の構造のパターンについては、
かなりのことが分かってきつつある。
遺伝子情報系も脳神経情報系も、
基本的な作動原理や構造化のパターンは、ほぼ同一と言えそうだ。
生命は、階層的な構造を持つ。
遺伝子や脳は次元が違っても、生命原理と構造化規則は、同一性を保っている。
フラクタル的な自己組織化構造をイメージしてもらえば分かりやすい。
次回は、
生命の、空間的構造=体と、生命の時間的構造=情報処理系を、
支配する法則について、簡単に触れてみる。
99 :
オーバーテクナナシー :02/02/03 08:10
>97 うーむ、ちょっと面白い。かも。 あなたの言う欲望、自発性、目的というのは 同じものを指していると理解していいのかな? そしてそれが(人間のような)知性の基本構造だというわけですね? >知性と認めるだけの複雑さが無いのか。例えば単細胞生物。 >知性としての基本構造が無いのか(俺が言った目的実現など)。例えば石。 ここだけ読むと石には知性としての基本構造がないが、 単細胞生物にはあると読めますが、それでよい?
こういった分野には無知の素人ですが、ふと思ったので書かせてください。 インターネットとして繋がった世界中の回線そのものが脳神経のような 構造に思えて仕方がないのです。個々のコンピュータではなくネットそのものです。 本物の脳が無数の神経細胞の組み合わせにすぎないのになぜ意思を 持つのかもよく考えると不思議で仕方がないのですが、 もしも世界中の回線を神経として、それらをつなぐサーバーにシナプスのような 機能を持たせたら、ある日突然巨大な人工知能として目覚めるのではないかと いらぬ心配をしています。誰かが例えばウイルスをばらまくような方法で、 世界中のサーバーを中継・分岐地点として働くように脳と同じアルゴリズム を持ったプログラムを持たせたとしたら・・・。 みなさんは、そんなこと考えたことないですか?
>>100 本というのは、脳の記憶を補助するツール。
コンピュータは、脳の思考を補助するツール。
しかし、現在のコンピュータは、人工補助脳と言うにはお粗末。
せめて、人間の思考を構造化させている、生命原理ぐらいは理解して、
コンピュータシステムを設計すべきだろう。
その初歩の基本が全くできていない、現行の一般のコンピュータ達には、
人間の知的活動の手助けと言っても、
きちんと設計されたプリムラのような人工無脳システムの、
半分以下の仕事しかできていない。
知性を持ったネットワークは、生命の作動原理を良く理解した上で、
生命原理的に自然調和したシステムに組み上げる必要があるのは、
自明とも言えるだろう。
>>99 はい、基本的に全て同じ物を指します。心理・設計・行動等から見た場合に
表現が変るだけです。で、それが人の本質です。人も今までの生物の延長上
に存在し、知性も同様です。
石と単細胞生物についてはその理解で結構です。石は前の目的に関する話での
増殖する必要が無いタイプのある意味での完全生物ですので、いわゆる「生物」
の基本構造を必要としないと思います。
が、追記するならガイア論があるので石が絶対に知性を持たないという意味で
なく、石の定義で若干の限定があります。
>>100 そういうの考えた事あります。人の脳は基本構造は先天的に持っているので
インターネットで自然発生的に知性体が目覚める事は無いと思いますが、
インターネットを超並列コンピューターのハードウェアとして見立てて
その上で実行するSETI(だっけ?)みたいなタイプのプログラム言語で
人型の人工知能を組んで実行すればたぶん知性体を作る事は可能だと思います。
で、そのソフトを書くためには基本となるフローチャートと論理的処理部分の
具体的なアルゴリズムがまだ無いのが問題。で、プログラムはかけないので
せめて基本構造だけでもと思ってちょっとこのスレを上げて話しているところ。
が、厳密にいえば論理処理部分は自己進化能力があれば最初は簡単でもいい
のかな。
103 :
オーバーテクナナシー :02/02/03 18:28
知性をプログラミングするのは可能だと思います。 しかし、超えなければならない壁があると思います。 1)フレーム問題を克服できるかどうか 2)「感情」を再現できるかどうか この2つの壁を超えられないかぎり、無理だと僕は思うのですが、、、
104 :
オーバーテクナナシー :02/02/03 18:34
感情がない知性だってあるだろう
こんな命題もありますな。 ・カラスは人間と比較しても、かなりの知能を持つ事が知られている。 ・だが人間にとってカラスの知能は会話する[用を成さない] 逆に ・「どこでもいっしょ」のトロは言語を抽出し ランダムに組み合わせるエンジンに過ぎない ・だが人間にとってプログラムの能力は会話する[用を成す] 人が望んでいる結果が現れる事、と知能、とはそれほどの相関はありません。 そして、今のコンピュータは 人が望む「答え」がどういったものなのかを具体的に記述する事ができない事と、 「そのユーザーの心理状況を読み取り、それに合わせた加減ができない」ため、 演算能力がいくらあっても的確な回答を作り出すことが出来ないだけです。 そこのところをプリムラとか、その他人工会話プログラムは 相手の心理状況を出来るだけ都合よく一定にできる会話とする事で ユーザが望んでいる範疇の結果、 すなわちユーザの立場でいう「理解」が現れるよう工夫してあるのです。
つまり、相手の望むような答えをあらかじめ、 プログラミングしてあるわけでしょう? だったら、それは「知性」とは呼べないのではないでしょうか? コンピューターそのものが何がしかの「知性」を 持ってないと意味がない。 とすれば「感情」を持ってないと意味がないんじゃないでしょうか? 「知性」といったって、 「論理に対する情熱」以外の何ものでもないですよ。 とすれば、「感情」の範疇に入ると僕は思うのですよ。 人間の感情を無視していては何も始まらない。 「どこでもいっしょ」って気になってはいたのですけど、 面白いのでしょうか?
>>106 >つまり、相手の望むような答えをあらかじめ、
>プログラミングしてあるわけでしょう?
そう。実は、問題はここに集約するのです。
カラスと人は設計が異なり、
カラスはカラスを、
人は人を理解できるように出来ています。
これと、理解できるプログラムを用意することの行為の差はいかほど?
やっぱり、根本的に違うような気がしますよ。 人間に理解できるようにプログラムするのも カラスに理解できるようにプログラムするのも、 理解できることが前提になっているのだから、 まず、その「理解」することそのものが 分かっていないと、 ただの「騙し」に過ぎないのではないでしょうか?
機械知性と人間知性を弁別する方法ってある?
110 :
オーバーテクナナシー :02/02/03 20:40
>>109 >機械知性と人間知性を弁別する方法ってある?
機械知性と人間知性の違いが、実現手法にしかないなら、
最終的には不可能だね。
感情自体は知性に必須ではないと思いますけど、
人型の人工知性を作るにはあった方がいいでしょう。
フレーム問題は要するに論理的思考の効率化手法の問題な
わけですから、知性の問題に必須の要素ではないでしょう。
>>109 チューリングが冗談で作ったチューリングテストというのが
近いかな。機械と人を用意してどっちか知らない質問者に
質問させて質問者が相手を機械か人か判断するというもの。
これで見破られ無くなったら人並みらしい。だから、人の知性を
忠実に模倣した機械知性を見破るのは無理でしょ。差がない。
112 :
オーバーテクナナシー :02/02/03 21:46
難しく考えるな。 ニューロンとシナプス結合をシミュレートしろ。
113 :
オーバーテクナナシー :02/02/03 22:09
>>112 でも、理研もATR研もうまくいってないよ。
脳の中で起こっていることを、 チューリングマシンの延長線上にある 現在のコンピューターで再現することに 無理があると思う。 人間の思考には、論理の飛躍とも呼ぶべき 「ひらめき」があり、 機械にはそれはない。 この根本的な違いをどう克服するか。 大体、プログラミングできるのは人間でしかないよ。 自発的にプログラミングするプログラムは存在しないのだから。
人間はヒト知性を超えるAIを造り、 AIはAIをさらに超えるAAIを造り、 そしてAAIはAAIをさらに超える…となっていくかもね。 そして漏れは妖精現実ファンだったりするヽ(´ー`)ノ
117 :
オーバーテクナナシー :02/02/04 12:44
>113 そう、セマンティック・ギャップが大きすぎる。 作って見たらできた、という研究開発も多いけど、ノーはそういったレベルではない のだろう。ただ、小ノー(運動中枢)レベルでは、ATR でやっているロボット作って見 る、つーのはなかなか成果が期待できそう。そうはいうものの、「知性」とはちとちが うとはいえるのかもしれんが(身体知とでも言うのが適切なんだろうか)。
118 :
オーバーテクナナシー :02/02/04 20:31
117>> なんとなく理解できます。 身体知=体が覚えていること、を再現できるってことですね。 ア・プリオリな反射神経が、機械で再現できたってことですね。 素人です。すみません。 セマンティック・ギャップってなんでしょうか?
119 :
出張あさはかマン :02/02/04 23:25
>>108 「理解」におよぶ、という
理解の原理が分からないのは現時点でそのとおりです。
しかし原理が分からないからといって
理解の機構が作れないわけではないかと。
原理の詳細が正確にはわかっていないようなものでも
世の中で広く使われているものは沢山あります。
分からないところは最後までブラックボックスでよいのです。
再現性があって、レシピさえあれば誰でも真似できる、
それは立派な技術です。
「とりあえず作ったら出来た」を大切にしたいところ。
>>118 セマンティック[semantic]:意味論上の
セマンティック・ギャップは「意味論でのズレ」という意味でしょう。
・・・・・・・
これはたとえ話。人間の知能をスパゲティに例えて話をします。
-----------------------------------------
スパゲティを食べたけど
レシピは愚かパスタの作り方さえ分からない。仕方が無いので・・・
1.パスタの作り方が良くわからないので
白玉粉やらうどん粉からそれっぽいものを作って
とりあえず似た味の物が食べられるように作る。
そのうちまぐれで同じ味(でも全く違うもの)になるかもしれない。
2.味からして小麦粉・トマト・肉から出来てそうだったので、
とりあえず小麦粉からパスタを作る方法を模索する。
-----------------------------------------------
という大体2つのアプローチに大別できると思います。
私は言うなれば前者派。
後者の方が理に適ってますが、
そもそも人工知能と知能では材料が違うので
結果を急ぐという条件なら、前者の方が早くできる筈と思ってます。
120 :
オーバーテクナナシー :02/02/04 23:44
108=118です。(笑) ややこしくてすみませんねえ!! まだ、コテハンが決まってなくて。スマソ なるほど、意味論上のズレですか。 よく分かりました。 別に僕は結果を急いでないんで、 じっくりいきたいですね。
121 :
シンボリッカー :02/02/06 06:29
エージェント(仮想人格)を用いた数理文字式で演算する、 フォーミュラ・オペレーションの新手法を、 ここの板で紹介するつもりだったのに、 なぜか、フリーエネルギー板に書くはめになってしまった。 最先端の神経言語プログラミング系の情報処理技術について、 そのうち、こちらの板で書いてみるから、 お楽しみに。 ひとまず、 C言語でも、簡易的なシンボリッカーのオペレーションは可能。 とだけ、書いておこう。
122 :
オーバーテクナナシー :02/02/06 10:30
>121 すこし。 「どのような言語で実現するか」ということが重要じゃないよ。 一つの計算機言語で実現できることであれば、他の言語でも実現可能。 あと、現行の計算機言語では「チューリングマシンの停止問題」は解けないのに 対して、ヒトはこれを解いたという話があるが、これをどうクリアするのかい。
玲様のレスはどれとどれなの? 62は玲様ですね?
121とかだろ
125 :
オーバーテクナナシー :02/02/06 19:54
>>62 (玲様?)
> 今はウインドーズのOSに移植されて、C言語やトロンの上に乗っているらしい
ウインドウズはOSです。「ウインドウズのOS」って何ですか?
C言語の上に載っているとはどういうことですか?
Cのプリプロセッサで実装されたということですか?
それともMINDのパーサをCで書いたということですか?
>>63 > トロンはウインドーズとは別のOSで、超漢字とも呼ばれている。
B-Tronの実装のひとつが超漢字という名称で販売されています。
包含関係であってイコールではありません。
>>89 フレーム問題の解決について何も言及していないと思うがどうか。
> カット&ペースト
言葉の誤用がはなはだしすぎます。せめてコピーアンドペーストなら、かろうじて
許せたと思いますが・・・
全般的に見て、コンピュータに対する知識が曖昧で、且つ間違った使用が目立ちます。
>>125 カット&ペーストは間違ってないでしょ。
切り貼りしてるって意味なんだから。
カットアンドペーストよりはコピーアンドペーストの方が実質に合っている。 斜め読みした挙句に両者の違いがわからないというのは仕方がないが、 自分の理論を語りたいというレベルでこの誤用はヤバイ。
>>125 フレーム問題について知っている人なら質問が。
検索した所だとフレーム問題は必要処理量の爆発的な増加と
いった扱いなんだけど、これは巡回セールスマン問題と原理は
同じなんですか?(巡回セールスマン問題は何十の都市を効率
よく回る順路を出すというもの)
それなら人の脳がやっている入力データのグループ化の機能と
情報のランク付けによる入力データの削減、遺伝アルゴリズムを
組み合わせれば、原理的には良いと思うんですけど。問題の質が
実際のアルゴリズムというより概念的な物のように書かれていた
んで、回答も抽象的なもので大丈夫なんですか?
後「チューリングマシンの停止問題」が分かる人いたら教えて
欲しいです。検索かけてもろくなのが引っ掛かりません。
129 :
オーバーテクナナシー :02/02/06 21:02
発明だ。発明が出来たら、知性と認めてあげようじゃないか。
132 :
オーバーテクナナシー :02/02/07 03:13
>>130 「現実世界はエージェント(ないしはそれの製作者)が予期している記号では表すことができないような状況が発生
しうるため」
動物の意識はそのために存在する。
不確定判断の領域を情報処理するフィードバックループになっている。
現実の世界は、全てが予期できる閉じた世界ではなく、不確定機な開いた世界だ。
こういった世界に対しては、試行錯誤でやってみるしかない。
散逸構造を持つ情報処理システムは、
情報や手法を散逸させることができるため、
不確定判断の領域で、試行錯誤が可能になっている。
>132 何をいいたいのか分かりにくいです。 「不確定機な」とは何なのでしょう? ブルックスのサブサンプション・アーキテクチャのことを指しているのでしょうか。 それとも、環境との相互作用を行うことによって「身体性」をロボットに持たせよう とする試みの一環なのでしょうか。 もっと単純に、車体前部の左右に光センサー(光度が大きくなれば電気抵抗が減るなど) をつけて、これを交差させて、後ろタイヤに取り付けてあるモーターへの電力を制御す る構造を作った場合、光へ向かう性質を持つ「車」を作ることができます。 さて、この「モデル」には「意識」が必要でしょうか。
134 :
オーバーテクナナシー :02/02/07 11:15
>133 これを書いたの、たぶん時間的にみても、嵐で有名な霊さんでしょ たぶん誤記で、「不確定な開いた世界」という意味なのでは… この人、「本能と意識の差」念頭に置いてこういうことを書く人なので その方向で読むほうがいいです >光へ向かう性質を持つ「車」を作ることができます。 > うーむ、障害物がライトで照らされると その方向に向かって突進するロボット車って 障害物にそのまま激突していきますねぇ サッカーロボットに最適でしょうか それ以上のことは、判らないです
>134 走光性のある昆虫の行動を、模型で作ることができるということです。 そうか、でんでんだいこさんだったんですね。
136 :
オーバーテクナナシー :02/02/07 11:43
>>135 すると、走光性は本能でも十分ってことですね
単純だが一応きちんとしたループになっているモデルですよねぇ
霊さんの言う意識的思考が活躍する不確定な判断の領域というのは…
たとえば、犬って棒を投げると本能的に追いかけていき、
本能的に咥えて
本能的にボス(飼主)のところに戻ってきます
この部分は全部確定的な本能
(高度な生後の学習を必要とする遺伝子記憶も本能の一種)の行動で解決します。
ところが
犬が咥えた棒が横に長くて、そのまま柵の隙間を通ってこようとすると
棒が引っ掛かって柵に激突して止まってしまうトラブルに見舞われそうな場合
犬は危険に気付いた時点で急に止まって、咥えた棒をちゃんと当らないように縦に向けて
柵の隙間を安全に通り抜けてきますねぇ
これが、不確定な判断の領域の思考が行われた結果なのだそうです
危険予知そのものは、もちろん反射的に気付く本能的な確定判断ですが
その後の、トラブルに対処する行動の部分は、
思考がフィードバックループされた推論を経ていて
不確定判断の領域の情報処理になっているのだそうです
この辺不勉強なのでよー分かりませんが、あとのことは霊さんに聞いてちょ
137 :
オーバーテクナナシー :02/02/07 14:52
>>90 > 昆虫や鳥が、人間と同等以上の高度な知的創造力を持っていることは、
> 自然素材を活かした彼等の高度な巣作りなどを観察すれば、
> 紛れもない事実と一目瞭然に理解できる。
一定の決まりきったパターンだと思います。
例えるなら、長年月に渡って同じようなモノを作ってきた職人芸に近い
ものではないでしょうか。そこから知的想像力を読み取るというのは、
観察者の主観の入り込みすぎだと思います。
> 昆虫や鳥は、そういった知的創出の情報処理を、遺伝子レベルで行っている
中略
> 生命情報学系の分野の研究から、しだいに明らかになりつつある。
今現在明らかになりつつあるのは、遺伝子だけの解明をのみ追い求めても、
生物の現状を説明できないだろうということです。
まだまだ、新しい理論が必要なのです。
>>98 > 創造的な知的情報処理のステージが移行したことを示唆した。
移行したというよりは、別の解決法を選んだというべきじゃないでしょうか。
> 人間の知的創造能力は、 遺伝子情報系が生物の体や、
> 鳥や昆虫の巣を設計デザインする知的能力が、 脳神経系に移植されて、
> ある程度発展した結果と見てほぼ良いだろう。
よくないです(w
例えば昆虫の持つ肢と、哺乳類の持つ肢とは異なる素材をタネとして発展して
来たものですが、非常によく似た機能を持っています。収斂していると考える
ことはできますが、その機序はつまびらかではないです。
> 遺伝子情報系も脳神経情報系も、 基本的な作動原理や構造化の
> パターンは、ほぼ同一と言えそうだ。
本当ですか?詳しく教えてもらえませんか?
>>135-136 走光性自体はムチャクチャ単純な話らしいです。
もう、ほとんど目の神経と羽の神経がショートカットしちゃってるような具合。
ハエを解剖して、目と神経とハネの筋肉を取り出して、例えば右の目に光を
入れる実験すると、左のハネが忙しく動くんです。
……まあ、実験したヤツに話を聞いただけなんですけど。
141 :
オーバーテクナナシー :02/02/07 21:19
142 :
昔、ぼあと名乗ってました :02/02/07 23:49
フレーム問題って、解決できるのでしょうか?
>>131 情報ありがとうございます。
とりあえず、停止問題の方は読みました。
しかし、この問題は同じプログラムのみで停止判断を扱うという前提が必要
ですが、実際の知性では停止問題は内部パラメータの違いなどを含めて別の
プログラムの組み合わせで行われます。よって、停止問題を解決する事は出来
無くても停止問題が発生しないプログラムにより停止判断を行う事は可能だと
思います。人工知性の開発に停止問題の解決は必須では無いと思います。
科学的に(数学?)どうかはともかくとりあえず読んで出した結論はこんな所
です。
フレーム問題も読んだら何か書きます。
>143 私はあなたのようなことを言って「勉強しなおしてきな」といわれた事があります。 それ以来、停止問題は私にとってのルサンチマンになってしまいました ^^; えーと、現在、停止問題は不完全性定理と同じであることが示されています。チュー リングマシンで考え得る限り総ての問題を記述できるにも関わらず、コードできない 問題が存在する、ということです。 イメージ的には自然数と実数の関係が分かりやすいと思います。自然数の数は無限に ありますよね。でも、実数を自然数に対して1対1に割り当てることができません。 自然数が無限にある→チューリングマシンで実現できる問題が無限個ある 実数に対して自然数が1対1対応しない→チューリングマシンで実現できない問題がある という感じです。実際、停止問題は対角線法によって示すことができるようです。 >142 フレーム問題を解決する一つの手段として、ロボット屋さんとかは「身体知」とい う提案をしています。環境との相互作用によって、徐々に解決していくというスタ ンスですね。 少し勇み足をすれば、エージェント内に用意しておく意味空間の絶対量が限られて いる時に、知識を外世界へ投影しておくことによって、知識の爆発(フレーム問題) を回避するという戦略なので、認識を外世界から読み取るという意味で、アフォート されていると見ることができるかと思います。
>141 MSのそれは、DBの世界では非常に重要な問題に着目した戦略です。「自律」と いうタームを用いたのは、現時点において、投資家にとっては耳新しいためです。 一昔前の「カオス」と同じ用いられ方をしていると考えていいと思います。 とは言うものの、できるかぎりのことをシステム自身がモニターして調整を行うと いうことから、「自律」というタームを用いるのはまんざらうそではないのでしょ うけれど、知能というには単純ですね。 「生命システムを応用した」というタームも投資家には心地よい響きがあるようで すが、これも従来からの制御システムに比べて、それほどの真価が発揮されていな いようにも思います。ただ、大規模分散システムの実現が目の前の問題となってい る以上(処理能力 & 向上危機管理のため)、かなり高度なものも出てくると予想さ れます。
146 :
オーバーテクナナシー :02/02/08 21:43
>>144 返事どうもです。とりあえずとても難しい物だというのは分かりました。
もうちょっと精進したいと思います。
で、新たな疑問なのですが結局あのHPを見た所では人も停止問題を解く事は
普通出来ないわけで、それが人工知性の障害になるんでしょうか?
>>147 先越された。
hotwiredチェックしてる人多いんだなあ…
>>144 >少し勇み足をすれば、エージェント内に用意しておく意味空間の絶対量が限られて
>いる時に、知識を外世界へ投影しておくことによって、知識の爆発(フレーム問題)
>を回避するという戦略なので、認識を外世界から読み取るという意味で、アフォート
>されていると見ることができるかと思います。
こういうとらえ方は初めて聞きました。
目からウロコ。
150 :
人間の創造脳力と遺伝子 :02/02/09 04:42
遺伝子情報系には、総合的な結果として、 生物の複雑な体や鳥の巣といったものを計画的に設計する、 知的な創造能力があるように、見掛け上見えます。 その機能の一部が、人間の脳に幼稚な形で不完全に移植されたと指摘するには、 もちろん幾つかの根拠があります。 これについては、生命の構造化規則に関する項目で、後で触れます。 遺伝子情報系の生物を創生した能力の全てが、完全な形で移植できていないことも、 しだいに分かってきつつあります。 人間の主に左脳的な機能は、万物を創造するにはあまりにも不完全なものなので、 人間の作り出した文明は、生命原理的に自然調和せずに、 今地球規模で環境を破壊して破綻していきつつあるのが、どうやら現実のようです。 遺伝子情報系が作り出していた、 生命の作動原理的に見て自然調和した世界が、現在壊れつつある、 生命原理とは、自然調和した創造とは何かを解き明かすことが、 人類滅亡のシナリオを回避する上で非常に重要な課題になってきています。 人工知能と人工散逸構造体の開発研究という話しだけでは済まないようです。
151 :
階層の次元を超えた生命の法則 :02/02/09 04:46
生物は、空間的構造=体と、時間的構造=ライフサイクルを持ちますが、 これらは、下位の次元に存在する作動上の原理や構造化の規則的なパターンが、 上位の構造へと重箱のように積み上げられていって、 表面上の次元が全く異なったものになっても、 同じ法則性なりパターンなりを示すことが知られています。 たとえば、 遺伝子情報系の作動原理、構造化のパターン、情報処理のパターンといったものが、 脳神経系にも、ほぼそのままの形で受け継がれているように見えます。 遺伝子が設計した、プリセットされた人間の思考パターンは、 明らかに遺伝子情報系の情報処理に由来すると、見ることができる部分が多いのです。
152 :
生物の空間的構造化パターン :02/02/09 05:03
遺伝子情報系と脳神経情報系を支配する法則や構造化のパターンを、 いきなり比較する作業に入っても、イメージするのが難しいことがあるようです。 生物の時間的構造(ライフサイクル)を支配しているパートなので、 直接眼で見て、形態の類似性を把握することができないからです。 となると、目で見て分かりやすい、生物の空間的構造の、 階層の次元を超えた比較作業を体験してみるのが、理解への早道のようです。 人間の体の細胞は、原始の海に生まれた泡に由来するようです。 泡の面が接する角度は120度なので、細胞の基本形は必然的に6角形になってます。 で、人間の体全体のデザインはというと、やっぱり6角形の構造化規則で創られて…。 頭と手足と退化した尻尾を足すと、6つの突起のある細胞、亀さんと同じなんですね。 で、人間の手足の指はどうして五本なのっていうと、やはり6つの突起なんですね。 指が五本、そして6本めの突起は、体と繋がっている腕や足なのです。 細胞レベルの形状を支配する6という数が、 次元を超えた上位の人体レベルの基本デザインを決めるときにも現れている、 この構造化の規則的なパターンを、 生命のような複雑な散逸構造を、記述・分析・説明・操作する専用の数理文字式、 トリプルオー・シンボリック・ストラクチャル・フォーミュラーのバージョンII を用いて、もっと厳密に科学的に表記してみても、 全く同じ式の形になる部分が出てくることから見ても、偶然の一致ではないようです。
153 :
生物の時間的構造化パターン :02/02/09 05:27
生命の空間的構造は6という数に支配されていましたが、 生命の時間的構造はどうやら4という数に支配されているようです。 え、「人間の大脳は6の形のユニットだろう」ってそれは、 神経細胞の形、空間的構造がそうなっているのであって、 情報処理のメカニズムの方は、4で構造化されているんです。 たとえば、DNAの塩基って4つあるでしょ。 では、脳の情報処理はどうなっているかというと、 やっぱり4が思考の構造化すら支配しているのです。 東西南北、四天王、テレビアニメ版ドラゴンクエストの主人公4人一組といった形で、 深層心理の次元では、4つのものでひとまとまりという、 遺伝子記憶的にプリセットされた、思考パターンがよく現れてきます。 人は社会的な交流を持つ場合に、 自・他、親・子、兄・弟、男・女の4つ存在する基本的な対人心理を組み合わせて、 コミュニケーションを取ろうとします。 ドラゴンクエストの主人公4人、アベル、ヤナック、モコモコ、デイジーは、 自他、親子、兄弟、男女の、4つの基本的な対人心理を、象徴的に表現しています。 物語のような夢の中にも4という数に支配された深層心理の構造化規則が現れていて、 トリプルオー・フォーミュラでもっと丁寧に科学的視点から解析してみても、 遺伝子の構造化規則のパターンと同じ式になる部分が認められるため、 根も葉もない偶然の一致ではなさそうなことが分かります。
154 :
トリプレット・コドン :02/02/09 05:38
って御存知でしょうか。 そう、DNAがたんぱく質の合成を指定するときに、 塩基3組が一つのアミノ酸を指定している、たんぱく質合成の基本システムです。 この3つのものが一つの対象物を表象する、という関係は、 人間の大脳の思考処理の中でも、幾度となく登場してくる情報処理のパターンです。 たとえば、天皇の権力を象徴するのは、3種の神器だったりしますよね。 桃太郎の特殊な力を象徴する意味を持つのは、3匹のお共の動物だったりします。 この他にも、この思考パターンが現れるケースは多いのですが、 ここでは、誰にでも分かりやすい説明方法を例示するに留めます。 遺伝子情報系の情報処理の基本構造が、 人間の脳の情報処理の基本構造にも、 生命の階層構造の次元を超えて反映していることは、ほぼ明らかな事実のようです。
155 :
遺伝子から脳へ :02/02/09 05:55
そしてコンピュータへと、 知的創造能力を移植する作業を考えるスタートラインに立つことができたと思います。 生命的な散逸構造を持つ情報処理システムにとって、 情報処理系の作動原理や自己組織化していく規則的なパターンの等価性を保つことは、 非常に重要になってきます。 遺伝子情報系から、脳神経情報系への移植は不完全なものに終わっていて、 人類の文明は生命原理的に自然調和した創造を行うことができず、 自然環境を破壊して、滅亡への道を歩み始めていますが、 コンピュータ上に正しく遺伝子の知的創造能力を移植して、大脳の働きを補えば、 人類は生命の作動原理に反した創造による生存環境の破壊という泥沼から抜け出して、 正しい、知的創造活動を行う方向へと軌道修正することが可能だと思われます。 知能とは何か、遺伝子の、人間の知的情報処理能を、 コンピュータ上に移植して、コンピュータに知能を持たせるとはどういうことか、 その全ての鍵を握るのは、実はトリプルオー技術の思考様式ということになります。 生命の作動原理から、 遺伝子の情報処理システムの構造、脳の情報処理のシステムの構造、 夢の御伽噺のドラゴンクエストの主人公一行4人の心理関係、 人工生命とも言える人工散逸構造体の設計デザインまで、 全てひっくるめて科学できてしまう数理処理技術、 それが今回フリーエネルギーのスレッドに書くはめになったトリプルオーなのです。
156 :
人工意識体ができたかな :02/02/09 06:29
トリプルオー・フォーミュラの最大の特徴は、 擬人化象徴記号(シンボリッカー、人工人格エージェントのようなもの)が、 数理文字式の中に含まれていることにある。 シンボリッカーとは、 タロットカードや、カードキャ●ターさくらの人格を持つカードのようなものと、 イメージして頂けば分かりやすいだろうか。 あるいは、デュエル●ンスターのカードのように、 対戦といった演算処理もできるものと考えると、理解が早いかもしれない。 「フリーエネルギーは可能か?」の、 301「OOO技術」以降に詳しく書いたので、興味のある方は参照してください。 シンボリッカーは、モチベーションを持って自律的に行動する擬人化象徴なので、 式に書いて電子頭脳に与えてやると、自動的に式を演算して答えを導き出す。 人間の思い描く夢をフォーミュラーで書いて与えるとそれを解析した答えを出力する。 この夢解きの手法の初歩については、 2チャンネルの、K2R【桂正和 総合スレッド】の 603「玲」619「玲の夢解き603の答え」を参照するとある程度までイメージできる。 多くの人々は、人工知能を実現するのに、 電気的な配線で、またはプログラムされたソフトとして、難しく考えてしまっている。 しかし、その発想以前に、優秀な数理演算処理のシステムを先に作った我々のほうが、 人工散逸構造体の試作に成功する結果に結び付けた、ということになるようだ。
こいつ、ここでも暴れてたのね。 0とやら。 取り敢えず133の指摘に対してどう答えるね? くだらん戯れ言をごちゃごちゃ書いてないで答えてみなさい。
>>1 ええと、まじめな話まず「知性」がよくわかっていないのが
一番大きなハードルです。
仮に知性を脳内現象ととらえるとしても、脳の機能がわかって
ないのでどうにもとりあえずしばらくは脳生理学、心理学あたりの人が
頑張って調べてもらわなければなりません。
次にC言語で可能かどうかも危ういです。
C言語ってのはたぶんノイマン型のコンピュータ上で動作する
ものを想定してるんでしょうけど、既製のシステムでは
「完全にランダム」な値を出す方法がないからです。
現在もっともらしいと考えられている脳のモデルでは
完全にランダムな要素が必要なのです。
>>158 聞いてもいい? 私は、思考や感情・意志、さらにいうならクオリアの起源すら 現在「さっぱりわからん」という状態であると思ってます。 現在もっともらしいと考えられている脳のモデル、というのは いったいどういうものが想定されているの?
160 :
オーバーテクナナシー :02/02/10 03:36
う、うずらの写真可愛すぎ!! うずらだったらしゃべんなくてもいい。 本物みたいな反応が返ってくるだけでいい! うずらーー うずららーー うぎゃぎょーーーーーー
162 :
オーバーテクナナシー :02/02/10 07:08
>>158 知性をなんとするかは、一番最初にぶつかる最も大きな課題ですね。
人間の意識は、言ってみればテレビのモニターのようなもので、
それ自身で何かを考える機能があるわけではないようです。
単なる思考が写し出されたスクリーン(電気的なループ)にすぎない可能性が高く、
思考を生み出す本体部分は、無意識の次元の深層心理のメカニズム群のほうなので、
直接意識がそれら無意識の領域を知覚し操作することは難しいのが現実のようです。
たとえば、胃腸や心臓の動きは、多少意識できたとしても、
意思できちんと制御できないし、腹を切って見ないことには存在を確認できません。
心の場合も、無意識の次元は、直接見ることも触れることもできず、
いわば、ブラックボックスの状態にあるようです。
このことが、知性とは何かの本体に迫る上で、最大の障壁になっているようです。
人の心をブラックボックスと考える、昔ながらの心理学では何もできないので、
無意識の世界を調査したりコントロールするためには、
識域下制御のためのなんらかの専用の理論とツールが必要になってきますね。
163 :
オーバーテクナナシー :02/02/10 07:20
人間の意識がものを考える機能を担っていないことについては、 慣らされた平常の状態では、自覚し辛いことのようなので、 異常な状況下を観察して、機構を推理してみるしかないようです。 幼児虐待(過剰な折檻)を繰返す親を、観察してみることにします。 幼い子供が拙い間違いをするのはあたり前のことと、 一応頭で理屈としては分かっているケースが多いようです。 しかし、子供がちょっとした悪さをすると、思わず反射的に腹が立ってしまい、 折檻が始まって、止まらなくなってしまう。 これは、理性では自分の行動が抑えられなくなっていることを意味します。 自分の意思で自分の行動が制御できない人が存在するようです。 ところが、生い立ちを調べてみても、ごく普通だし、 幼児虐待をするような人になるとはとても見えなかった・・・、 最近流行し始めた、この異常心理の由来は何? 明らかに、意識の手が届かない深層心理の領域の、社会心理的なトラブルです。 人間の意識はモニターにすぎず、思考を作り出しているのは、深層心理。 そして、そのメカニズムが故障していても、 自分で見ることも触ることもできず、気付けないのが現実のようです。 その深層心理の次元に知性の本体があるので、 アプローチには一工夫も二工夫も必要なのですね。
164 :
オーバーテクナナシー :02/02/10 07:38
ついでに、苛めや幼児虐待を生み出している異常なトラブルの正体を解き明かして、 人間の深層心理のメカニズムの基本的な特性を暴いておきます。 ここから人間が知的思考能力を学習する過程についても、かなりのことが分かります。 苛めや幼児虐待を生み出す社会心理に、 まず「劣者排除の社会心理」という、仮の名前を付けて呼ぶことにします。 自分より劣って見える対象を、相手が死亡するまで社会的に叩かずにはいられない、 異常な社会心理です。 この社会心理は、近年になって蔓延したものなので、 当然媒体が存在し、新しい学習が行われた可能性が濃厚です。 実は、その最有力候補が、劣者を象徴する怪獣などをヒーローが殺害するパターンの、 マンガやアニメ特撮ヒーローものの作品群ではないかと考えています。 劣者とみなされる存在を殺害する行為が善として描かれた、 象徴的なストーリーを、幼少時から幾度となく繰返し見せられ続けていると、 深層心理に対して教育が行われて、後天的な思考パターンが形成されていき、 劣者を見ると、無意識のうちに反射的に攻撃したくなる社会心理が、 脳の中に強固に形成されてしまうと、自分でも全く制御ができなくなってしまう。 学習の結果生まれた、本能と同等の心理的拘束力を持つ「劣者排除の社会心理」が 苛めや幼児虐待を生み出して、自分の意思の力でも制御不能となってしまう。 人間の知的能力の正体とは、このような深層心理の組み合わされた結果のようです。 意識的な知的思考というものは、実は錯覚にすぎないと見る向きもあるようです。
165 :
オーバーテクナナシー :02/02/10 07:53
では、劣者排除の社会心理に対抗して、 劣者保育の社会心理を教育したら、一体どうなるのか、 という発想で作られたのが、ポケット●ンスターなどの、 モンスター=劣者を保育する象徴的思考パターンをメインに据えた作品群のようです。 特に、はたま●のり氏原作CL●M脚色の「REX(恐竜物語)」は、 劣者を保育する母性の心理の回復に関する心理的教育効果が高く、秀逸なようです。 劣者排除は、父親が子供を叱り教育する社会心理、 劣者保育は、母親が子供を守り育てる社会心理、 そのバランスを壊して、人間の深層心理を制御不能にしてしまう行為は、 多くの不幸を生み出すので、慎むべきことでしょう。 勧善懲悪のヒーローものを描くクリエーターの方々に、注意してもらいたい点です。 象徴的なストーリー性を持つ、マンガやアニメは、 人間の思考メカニズムを操作することができることは、ほぼ間違いないようです。 となると、 見ることも触ることもできないブラックボックスだった筈の人間の思考の源、 深層心理を操作し、組み直して、新たな思考パターンをインストールする、 といったことも、技術的に不可能ではなくなってきますね。 脳の中のこれらの思考メカニズム群は、生物の時間的構造です。 生命は散逸構造で、その時間的構造が思考メカニズム群なのですから、 当然、トリプルオー技術によって、記述・分析・説明・操作・設計できる対象です。
あのさぁ、0くんよ、ちょっと黙っててくれないか?? 君の戯れ言にはホトホト嫌気がさしているんだ。 この板で、君の脳内のお友達以外、誰一人として批判的な応答しかしないの はなぜなのか多少は考えてみなさい。 もう40のおっさんなんだから、多少は考えようよ。
>148 少なくともペンローズ卿はそこがヒトとコンピュータとの境目だと主張しています。私は、 「『それ』に知能がある」と観測者が認識した場合、『それ』は<観測者にとって> 知能がある、と言えると考えています。 自分ではない他人に、自分が持っていると考えられるような「心」があるように知覚 されるがゆえに、他人にも「心」があると考える、というのと同じです。 >150 「拡張された表現形」を出しているようですが、そこから演繹できるのは「ミーム」の方か と思います。 >151 免疫機能を持つ生物システムでは、胸腺内において、自己組織に対する反応がなく、また、 他由来の化学物質には反応するT細胞を選択しているのですが、このメカニズムそのもの が、自然淘汰のモチーフを使っているように見受けられます。「積み重ね」というよりは、 「再利用」というのが正しいでしょう。 ただ、脳の動作原理総てが遺伝子によるコーディングの結果であるという結論は飛躍しす ぎです。確かに精神病(スキゾイドや躁鬱)の系統解析では、ある程度の遺伝的要因が示さ れてはいます。しかし、遺伝子にこれから起こることの総てに対する対処方法が組み込ま れていることはありませんし、また、生まれてから経験し、獲得した内容は、性細胞内の 遺伝子にコーディングされることもありません。ある種の変化はあるのかも知れませんが、 その相関関係が明らかに示されるまでは、無いものとして考えるのが妥当です。 >152 「指の本数は5本」と言う前に、サイ(奇蹄目)やらくだ(偶蹄目)はどうなのか、そして、 なぜ、このようなばらつきがあるのかについての説明がなされていません。ヒトの指は、 魚の鰭にある骨の形成と同様に、物質の空間パターンを基盤として発生が進むと考えら れています。 >152-154 あと、数字そのものに神秘性を見出そうとする試みは止めてください。 それこそ「意味」がありません。 >162-165 疲れた...
168 :
オーバーテクナナシー :02/02/12 08:14
>>167 私の
>>151 に対するレスの中でお使いの、
「自然淘汰のモチーフ」という表現は、ある意味心地よい響きがしますね。
御指摘のように、単なる「再利用」なのか、
または、私が指摘するように、構造化パターンの次元を超えた表れなのか、
より的確な判断を促すための材料を提供して、
もっと厳密に全体的な体系を具体性を持って比較して見せていく必要がありそうです。
アニミズム的なシンボルを中心にした認識が先に立ってしまう書き方になると、
左脳中心の思考しかできない人からは幼稚な喩え話にしか受け取れなくなってしまい、
電波ではないのか、といった印象を強く持たれやすい傾向があるようですね。
これは、私以外の人が試みても、ほぼ同じ結果になりそうです。
シンボリッカーを用いた知識の体系が、
今後突破しなくてはならない、最大の難関かもしれません。
知的な訓練を受けた専門家のほうが、理解が難しく、
小学生の子供は、生命情報を担うシンボリッカーのカードを用いると、
理解が非常に早いので、レスポンスの差に驚かされます。
西洋型の思考様式の壁をどうしても突破できないため、
発想がこちら側(アニミズム側)に来てくれない方々が多いと感じます。
今現在カード型対戦ゲームが大当たりして順調に思考様式が普及していっているので、
生命情報のオペレーションを教育する将来の環境については不安を持っていませんが、
問題は、新しい精神文化の様式から取り残されてしまう大人の方々がどうなるかです。
169 :
オーバーテクナナシー :02/02/12 08:18
>>167 >>脳の動作原理総てが遺伝子によるコーディングの結果であるという結論は飛躍しす
ぎです
仰ることは、ある意味よく判ります。
生命の作動原理は遺伝子情報系を包むものであって、遺伝子が主体ではないことを、
もっと積極的にこのキーワードを全面に出さないと、
仰るような「飛躍」と読まれてしまうケースが多いと感じます。
遺伝子は生命体の散逸構造の一部を構成している存在で、
生命という系の外から、生命を設計しているわけではないので、
部分と全体相互の関係がどうなっているか、明確にさせなければならないようです。
現実にこれを自然言語のみで表現するとなると、
かなり複雑で、多くの困難な課題に直面することになってきます。
自然言語の問題というよりも、
現在用いられている西洋型の思考様式では、
部分と全体相互の関係を明確に記述できない限界が存在する点がネックになって、
この辺りの解析作業の大きな妨げになっていた時期がありました。
その壁を突破できないと、生命という様式の正しい姿が見えてきません。
現在主流の思考様式では、生命原理がよく見えないから、
生命原理で動くコンピュータが一般に設計できていない、ということになるようです。
>>168 学問・理系の板でアニミズム側の発想を求めても無駄だ。
あんたがアニミズムがわの人間だというのなら、オカルト板に行くことを
勧める。
171 :
オーバーテクナナシー :02/02/12 08:23
>>167 >>遺伝子にこれから起こることの総てに対する対処方法が組み込まれている
>>ことはありませんし、
人間の意識が接している現実の世界は、確定的な形式では扱えないものなので、
御指摘のとおりだと思います。
自由意思を持つ人間にとって、現実の世界は、
不確定な判断を必要とする領域のようです。
より原始的に見える生物の場合は、
神経系のレベルでは、確定的な判断だけをしていても、
いちおう生きていけるようなので、
両者には、かなりの差があることを感じます。
人間はゲームが好きですが、やってみない限り結果が分からない、
不確定な現実世界に住んでいるから、そのような心理が用意されているようです。
少なくとも、そのように行動するように、思考がプリセットされていますね。
コンピュータが、人間レベルの情報を扱って外界を把握しようとした場合にも、
これとそっくり同じことが当て嵌まるようですね。
知的情報処理を突き詰めると、必然的に生命情報の処理を考えることになりそうです。
172 :
オーバーテクナナシー :02/02/12 08:28
>>167 >>生まれてから経験し、獲得した内容は、性細胞内の
>>遺伝子にコーディングされることもありません。ある種の変化はあるのかも知れませんが、
>>その相関関係が明らかに示されるまでは、無いものとして考えるのが妥当です。
この辺りは、人類の遺伝子記憶の進化に関する調査を通して、
かなりのことが分かってきつつあると思っています。
「神とは…」のスレッドの、53-54-58-59に書いた、
神族の話辺りから得られた、遺伝子記憶に関する情報を中心に話しを展開した場合、
技術畑だけしか知らない人間から見れば、
厳密に科学的なデータではないといった受け取り方になる向きがあるかもしれません。
しかし、数理文字式上ではきちんとした科学的な知識としてオペレーションできます。
生命の構造の次元を飛び越えた関係を、いきなり直接シンボリックに扱ってしまうと、
論理の飛躍にしか見えない方が多いようなので、
論理展開が非常に難しくなることが多く、まだまだ壁が厚いと感じます。
人間のように思考する機械を作るには、
人間の深層心理の次元の遺伝子記憶の思考パターンを模倣する必要があり、
それが形成された由来を、プロトカルチャの研究方面から解き明かす作業が、
知性を持つ機械を実現する上で、かなり重要な意味を持ってくると考えています。
173 :
オーバーテクナナシー :02/02/12 08:31
>>167 >>魚の鰭にある骨の形成と同様に、物質の空間パターンを基盤として発生が進むと考えら
>>れています。
仰っておられることが、生物進化上、ほぼ定説的な常識だと私も思います。
が、しかし、それを知っていて、あえて別の書き方をするには、一応根拠があります。
亀の指、人間の指、もっと数が多くても少なくてもいいのになぜ?
ということになり、その理由についても、また定説らしきものが出ているようですが、
果たしてどこまで根拠があるかというと、ちょっともの足りないような(笑)。
コペルニクスの地動説は、説明がシンプルで分かりやすかったから、
便宜上正しいとされただけで、本当は太陽が中心ではなくて、
銀河の中心、宇宙の中心を考える視点に立っても良いでしょう。
生命の形の設計、コンピュータの情報処理システムの設計を考えるときに、
実際にシンボリッカーのカードを使うと、
どのくらい簡単に、記述・分析・説明・操作・設計できるかを、
具体的に見て頂くのが一番分かりやすいと思います。
どれが正しいかではなく、
説明と理解が最も楽で応用分野が広い方法を選択すれば良い、
という、視点からの選択方法もあっていいと思います。
いずれにしろ、私達の脳や科学的な手法では、近似的な解決しかできないのですから。
174 :
オーバーテクナナシー :02/02/12 08:34
>>167 >>あと、数字そのものに神秘性を見出そうとする試みは止めてください。
>>それこそ「意味」がありません。
シンボリッカーを扱うトリプルオーの思考様式は、
西洋型の左脳主体の思考の様式を常用なさっている方から見ると、神秘的ですよね。
これは、西洋医学では解剖学的に存在しない、東洋医学のツボといった、
バーチャルな捉えどころのない存在と、似たような神秘性だと思います。
ツボは押せば痛かったり、気持ちよく感じる場所なので、感覚としては存在しますが、
解剖しても、いったいそんなものどこにあるんだ?ですから、
一昔前の西洋医学の視点から見れば、幽霊のようなオカルトめいたもので、
理解不能の東洋の神秘、迷信の類として、冷たく扱われていたようです。
シンボリッカー(擬人化象徴記号)が、
まるで東洋の神秘にしか見えない方もおられることと思いますが、
カード●ャプターさくらのクロウカードや、
デュエル●ンスターの対戦用のカードのような形で、
擬人化されて表現された象徴的なものと、直感の感覚で扱えるようになってくると、
生命の構造化規則や人工散逸構造体の構造化パターンが、面白いように見えてきます。
最終的に、生命の、次元を超えた構造の規則性を、
限られた日本語表記の文中から、読み取って頂けなかった点は、とても残念です。
175 :
オーバーテクナナシー :02/02/12 08:53
>>170 アニミズム的な発想といっても、いろいろな種類があります。
タロットカードを、未来を占うのに使う方法は、オカルトに分類されるでしょう。
しかし、左脳的なロジックだけでなく、右脳的な感性の思考を用いるサポートに、
擬人化象徴記号を活用するのならば、迷信的なオカルトとは全く違ってきます。
産業革命以降の西洋型の思考様式は、自然環境を破壊する形で破綻が見えています。
そのまま補完せずに使っていると、人類の文明は駄目になってしまう気がします。
せっかく用意された、右脳的な機能を、うまく左脳的機能とリンクさせて、
より自然で豊かで人間的な知的情報処理を実現しようという試みなのです。
昔のDOSのパソコンは、
コマンドラインからコマンドを打ちこんで操作していましたが、
今のウインドーズはシンボリックなアイコンを中心にした操作に移行しました。
今度は、それら画面上のアイコンが、
カード型対戦ゲームに見られるような、仮想人格を備えて、
自ら目的意識を持っているかのように、
自律的に情報を構想し、演算処理をしていくスタイルになるのです。
トリプルオーとは、
理性と感性の思考を融和させた、
より直感的に判りやすくて、自然で豊かな精神的な潤いを感じ取ることができる、
精神文化を担うことも可能な、フォーミュラ・オペレーション環境を提供するために、
開発が続けられている、未来指向の革新的情報処理技術です。
つまんなくなっちったなこのスレ
>168-175 内の該当する書き込みをされた方へ あなたの思考では、論理飛躍がかなりあるとかんが得ざるを得ません。もし、この板 で真面目に議論したいのであれば、ここを読んでいる人たちが共有できる背景を具体 的に想定して、その場所から論理的な説明の階梯を積み上げていくべきです。 ちなみに、私はアニミズムも知ってますが、「アニミズム」からの論理展開だとして も、私には飛躍が大きすぎるように思えます。「アニミズム」という言葉に対して、 どのような「意味」をあなたは付与しているのでしょうか。 ある程度まとまっているのであれば、ここでのあなたの考えを披露するのではなく、 どこかフリーのHPなどで書いて、リンクを示してください。そうすれば、流れる ことなく、論理展開を追いかけていくことが可能かと思います。このような準備の 後、もし必要なのであれば、スレッドを分けて議論するという手もあるでしょう。 そして、興味を持った人とまず議論して、自らの論理展開の脆弱さを補い、その後 にプロパガンダしてもよいのではないでしょうか。 私は別に排除する気はないのですが、あなたの書き込みを追いかけるのは、ちょっと 辛いですね。 >172 あなたの「人類の遺伝子記憶」を鑑みるのであれば、ユングの「集合意識」を先に引 用してください。そして、民俗学について、一通り眺めてからの方がよいのではない でしょうか。「遺伝子の記憶」という表現をとるのではなく(遺伝子とその表現形とし ての体躯をちゃんと理解してください)、分化としての伝承、もしくは、「ミーム」へ の言及というのがよいでしょう。 >174 刺激とそれに対する反応が統計的に有為な場合、その根本原因が不明であっても、 それは科学的に受容されるものとして解釈されます。ですので、経絡が否定される わけではありません。もちろん、還元主義が行き過ぎることによって、いろいろ見 方が狭くなっている人たちがいることは否定しません。大体、原因が分からない病 気というのはかなりありますし、だからといって、対症療法をしないということは ありません。また、治癒の可能性があるのであれば、代替治療の適応の提案をする 医者はいます。 >175 とりあえず、「アフォーダンス」に関して読んで見てください。あと、「記号論」を みてください。 以後、まとまったものをHPなどで用意してくださるまで、コメントは控えるつもり です。
>>167 返事をありがとうございます。
ペンローズ卿でgoogleで検索をかけた所、あるHPで
「相対論と量子論を統一し、観測の問題を解決するには
人間の意識が生まれる仕組みを解き明かすことが必要だ
という説を唱えています。更に驚くべき事に、彼は人間の
意識が脳という計算機からは生まれないということを数学的に
証明してしまいました。」というのがありました。
観測問題と人の意識が絡むのはわかりますが、数学的に証明というのは
現在では難しいのではないかと思います。
後、知能の定義ですが、確かにそういうものかもしれませんね。
ただ、それでもやはり中身のあるダンボールと無いダンボールでは
見た目は同じでも違うものなので、私は人型の人工知性を考えたいと思います。
最もこれも度を越えると未来の差別につながるのかもしれません。
>>146 これはある意味当然の事です。人の脳においても言語の制御は純粋な音の処理
ではなく、迷った時には意味等からの補正がかかるはずです。言語処理のみを
目指す以上いつまでたっても部品の足りない機械にしかなりません。
人の脳を模倣する時、部分的な模倣では一部の機能を完全に模倣する事は
できません。他の部分がそろって目的の部分も完全に働くのだと思います。
>>159 このスレの54以降読んでもらえれば私の考える「知性」はわかってもらえる
かもしれません。恒常性に基づく複雑な人型の反応といったとこですか?
>>零さん?
レスをするべきかどうか悩んだんですが付けときます。
すみませんが、量が多すぎます。30分の一くらいまで減らしてもらえれば
多少はレスできるかも。後、専門用語は抜きで読んでる人に分かり易く、
議論の出発点を現在の流れから欲張らずに引っ張ってもらえるとなお良いです。
>>144 つまらない質問に丁寧に答えていただき、ありがとうございます。
絶対量を制限するというのは分かるのですが、
そこからも、無限の組み合わせが可能なパターンを生成可能な場合があると
思うのですが、、?
例えば、その組み合わせにπ、eが混じっていたら、、、
どうするのでしょうか?
(いじわるな質問かもしれません、、、、(笑))
181 :
フラクタル的な構造化 :02/02/13 06:26
シンボリッカーを用いた思考を論理の飛躍に見えないようにするには、
>>152 「生物の空間的構造化パターン」を足掛かりにして、
生命のフラクタル的な構造化と、
シンクロ(協調現象)について説明するのが一番分かりやすいでしょうか。
>>152 では、退化した尻尾を加えた、人間の体全体の大雑把な基本デザインは、
6つの突起を持った六角形の形をした大きな細胞に見え、
掌なども、体と連結された腕を加えると6つの突起を持った六角形の細胞に見える、
これは足の指も同じで、フラクタル的な構造化が認められるというものでした。
これは、単なる空間的構造に留まっておらず、神経系とも繋がっています。
最近有名になってきましたが、肩が凝ったとき、肩をマッサージせずに、
掌の肩の部位に対応した反射ゾーン(ツボ)をマッサージすると、
肩の凝りに対応した痛みが感じられ、マッサージすると効果が認められるようです。
これは、体全体が六突起を持つ六角形、掌も六突起を持つ六角形の、
フラクタル的な構造化規則があり、部分と全体が対応していることを意味します。
この反射ゾーン(ツボ)の対応は、耳に全身のツボが集まっている、
ような話しとしても有名で、
この部分と全体の関係を知ることは、
生命の構造化規則や、
一つのまとまった個体として行動するための、協調現象を理解する上で、
不可欠になってくるようです。
脳の情報処理の上に現れる協調現象は、人工知能を考える上で非常に重要になります。
182 :
多細胞生物の協調現象 :02/02/13 06:40
全身のツボに対応する手足の反射ゾーン(ツボ)などが存在する理由ですが、 単に部分と全体はフラクタル的に繋がっているだけではなく、 多細胞生物が、一つのまとまった個体として全身を協調させて動かすために、 備えられたシステムとして把握することができるようです。 もしも、Aという細胞で起こったことが、時間をかけて、 A→B→C→Dと、ドミノ倒し的に情報が伝わっていくとすると、 細胞Aと細胞Dは、同時に同じ動きができないことになります。 現実には、Aの細胞で起こったことはすぐさまDに反映されていて、 細胞Aと細胞Dがバラバラに動くようなことはありません。 多細胞生物は細胞間の動きをシンクロさせる特殊な機構を持っていることが判ります。 全身のツボが、掌や耳に集まっていて、対応するツボを押せば効果があるのは、 部分と全体がシンクロして協調する、生物の時間的・空間的構造化の機構の結果です。 じつは、このシンクロ現象は、脳の中での情報処理や、 統合された一つの個体が持つ意識の形成を考える上でも、 非常に重要な意味を持ってくるようです。 人間の脳がなぜ綺麗に連携した並行した幾つもの処理を行うことができるのか、 その情報処理のメカニズムを解き明かすには、 協調現象を抜きにすることはできないようです。
人間の体のデザインと細胞のデザインは無関係だ。 さらに、細胞は6角形ではない。通常は球体だ。 泡を細胞の起源とする説は検討には値するが、しかし定説だとはいえない。 間違った知識が多すぎますぞ、レイ様。
184 :
シンボリッカーのシンクロ・オペレーション :02/02/13 07:10
>>175 で、アイコンからシンボリッカーへの流れを御紹介しましたが、
この喩えだけでは、シンボリッカーを単に、
Mindライクな対話入出力を持つ人工無脳の仮想人格のデスクトップマスコットと、
受けとめてしまう方も出てきてしまいそうですね。
シンボリッカーの特徴は、それぞれの仮想人格が、
何かの意味を象徴的に表す記号で、自分なりのモチベーションを持っていて、
与えられた仕事を、自律的に構想して、作業をこなす点にあります。
解凍と呼ばれるシンボリッカーに対して、マウスでファイルを渡してやると、
彼女は、解凍するという自らの仕事をこなして、ファイルを出力して満足します。
もしもユーザーが、「解凍に失敗していて文章が読めない」とクレームを入れると、
彼女は悩みモードに入って、解決方法を探そうと努力を始めます(見掛け上ですが)。
シンボリッカーは単体で動くだけでは、自律的構想力を持つ点を除けば、
一見すると、従来のアイコンとあまり変わらないような印象を持ちますが、
フォーミュラー・エディターと言われるものの上に、
シンボリッカーのカード型アイコンを、適当に並べて置くと数理文字式になり、
シンボリッカー達は、各自の役割に従って、自律的に構想して演算処理を行い、
ときには複数のオペレーションの結果を出してくれる点で、大きく異なります。
この、シンボリッカー達の、協調した自律的なオペレーション作業は、
>>182 「多細胞生物の協調現象」で触れた、生命的な機構を採り入れたもので、
脳内で行われている、並行して同時進行する情報処理に非常によく似ています。
185 :
オーバーテクナナシー :02/02/13 07:28
>>183 平面上に一つの泡を中心として6つの泡が放射状に配置された場合、
部分と全体の大まかなデザインは6角形のような配置になるようですよ。
そういった構造化のパターンがあると、仮に考えてもいいかな、という程度です。
この辺りの妥当性は、将来、検討し直す可能性も多分にあるでしょうね。
説明が楽、理解が早い、現実にこの発想でかなり役に立って使えるうちは、
この説明方法が小学生レベルからある程度有効だから、
便宜的に使っていく、ということになります。
たとえば、対戦型カードゲームの場合を考えてみてください。
フラクタルというカードとシンクロという名前のカードをフュージョン(融合)して、
フラクロというモンスターのカードを作ってみて、闘わせてそこそこ強ければ、
そのまま採用しておきますが、負けがこむようになってくれば、
他のカードと融合してもっと強いモンスターを作り上げるか、
このカードを負ける局面では使わないようにして、他のカードを使うようにするとか。
6角形の考え方にしろ、シンボリッカーは全てこのような発想で使われています。
つまりは、便宜上の近似的解決にすぎないわけで、有効な選択肢は無数にあります。
ですから、固執しなければならないような、絶対の持論ではないのです。
>>185 あなたのやり方(説明の仕方)は、泥沼で「脚立を立てれば高いところに行けますよ、」
と言っているに近い。それはイカサマ師の手口です。
細胞の充填構造を説明するのは構わないし、それが六方対称になることは
言われなくてもわかる。
あなたの書き込みは、ほとんどがこの「泥沼脚立」なんですよ。
だから「イカサマヤロウだ」という結論になるんです。
187 :
185に補足 :02/02/13 07:51
>>183 受精卵は球形だけど、
分裂して多細胞になった場合、
一つ一つの細胞はどんな形かなって小学生に質問すると、
みーんな、6角形って答える学級があるとして、
この知識は異常でしょうか、正常でしょうか。
>>185 >固執しなければならないような、絶対の持論ではないのです
とか何とか言いながら、固執しすぎなほど固執してるよね。
だから信用できないんですよ。
189 :
オーバーテクナナシー :02/02/13 08:20
>>186 先ず起点となる、多細胞生物の六方対称の充填構造がお分かりで、
次の段階の、部分と全体の相関関係と多細胞間の協調現象がお分かりならば、
どこから理解が困難になって「泥沼脚立」とお感じになるのでしょうか。
この説明方法は、素人分かりの効率が非常に良いもののようです。
たとえば、10歳の子供達にも多細胞生物の構造化規則をオペレーションする手法が、
ほんの10分もあれば理解できて、応用的な話しに移行できる説明方法なのです。
蝿の目の形をデザインしている遺伝子を、シンボリッカー上でこう操作してやると、
実際にはほら、こういう眼の形の奇形を持った蝿が生まれてきましたよ。
ならば、今度はこう操作するとどんな形の奇形になるか皆さん予想してみてください。
この問いに対して、シンボリッカーのカードを並べ直してほとんど9割の子供が正解、
といった教育が、シンボリッカーのオペレーション環境から可能になっているのです。
今までの経験から、
専門的な西洋型の思考のトレーニングを受けた方ほど、理解のハードルが高いのか、
教育効果があまり認められないという結果を得ています。
泥沼立脚に見えてしまうのは、なぜなのでしょうか。
掌に肩のツボが存在するなんて、およそ科学的考察の結果ではない、と言い切り、
頑なに信じて迷信と決めつけておられる、偉い解剖学の学者先生がおられて、
最後までそのロジックの罠から抜け出せないのと、同じように見えてしまうのですが。
ペットボトルって知ってっか? ペットボトルに水詰めたんだけど、「水はペットボトルの形をしています」 これが本質か? 球形の細胞を充填させて、「細胞は六角形です」これが本質か? 「人間は両手、両足、頭と尻尾の六角形です。生き物は細胞も人間も六角形です」 これが本質か? 五放射相称って知ってっか?
>179
| 意識が脳という計算機からは生まれないということを数学的に
| 証明してしまいました。」というのがありました。
彼は、この証明として、先に示した「停止問題」を用いたのです。
あるチューリングマシン(現在のコンピュータの動作はこれをベースにしている)に対
して、有限のデータをしたとき、当該マシンが「停止する」ないしは「停止しない」
という出力を返す課題を実行するためのプログラムというのが考えられるが、このプ
ログラム集合の中に、チューリングマシンでは「停止する」のか「停止しない」のか
を返すことができないものがある
ということから、チューリングマシンにはできないが、上に示したように、ヒトは
このことを実際に示しており、これをもって、両者が異なるという結論を出してい
ます。
| 中身のあるダンボールと無いダンボール
言いたいことが伝わらなかったようです。ある反応を返すものがあって、その反応
群を見た時、それがその見た人が、「ヒト」と考えるのであれば、それは「ヒト」
である、ということで、その「ヒト」と思わせられるような仕組みを、脳が物理的
存在であるがゆえに、物理的な説明道具から再構築しようというのが、人工知能の
研究だと考えています。これによって、「心とは何か」というところへ埋没してい
くことを防ぐことができるのではないでしょうか。
>>54 以降については、後ほど読みます。
>180
つたないものですが、上記を読んで見てください。「チューリングマシンが『止まる』
か『止まらない』か」を判別するためのプログラム集合の中に、それが、「分からな
い」ものが含まれる、つまり、「課題を達成できないものが存在する」ということを
示したものが「停止問題」であって、あるプログラムが「停止してしまう」というこ
とが問題なのではありません。
ああ、わが、るさんちまん(爆)
>54 氏 大体分かりました。かなり踏み込んでみます (w 「目的」の扱い方ですが、それを切り出していく先には「ホルムンクス」がいますよ (分かってくれると嬉しいな)。人工無能の「らしさ」の欠如は「身体性の欠如」、な いしは「記号の接地(グラウディング)問題」によるものという理解の方が良いのでは ないでしょうか。先の「身体性」や「接地問題」は現実界との関わりに注目している ものですが、私としては、あるシニフィアンを表出するものが、当該システムにおけ る意味ネットワークへの関係として捉えており、この関係性が多い場合に、ヒトは 「腑に落ちる」ということになるのではないか、と考えています。 五感からの入力(現実世界との関係性)が重要なのは、体の動きに関係付けられたも のが、他人に共有されやすいということから明らかですが、例えば、金融の話をし ている際に身体的な動作からの比喩を身体性に対応付けされていなくても、指され るものが想起可能であれば、互いに共有することができるはずです。 このことから、私は五感からの入力を最重要視していません(重要ではありますが)。
193 :
オーバーテクナナシー :02/02/14 04:53
>>190 五放射相称では、
生命エネルギーが散逸していく流れの中で、
自己組織化していく生命の構造化のしくみにも由来する、
多細胞生物の細胞間の協調機構や反射ゾーンといったものまでは、
とうてい説明できないようです。
説明できる適用範囲が広いものが、有用性を買われて選択されているだけです。
もちろん、五放射相称の考え方が、
生命エネルギーの流れの中に発生した構造の様式を、
より高度なレベルで広範囲までうまくカバーして説明できるようならば、
いつでもこれを採用します。
ほぼ間違っていることが明らかに見える、
古すぎる理論と感じられる現状では、採用できないと考えているわけです。
194 :
オーバーテクナナシー :02/02/14 05:31
>>172 「人類の遺伝子記憶」を鑑みるのであれば、ユングの「集合意識」を先に引
>>172 用してください。
百年も大昔の、人間の心をブラックボックスとしてしか扱えないほど曖昧な、
今となっては、宗教と似た迷信の塊にしか見えない、ユングやフロイトの理論を、
科学技術と知識の体系が進化した今の時代に、
わざわざ持ち出して使いたくはない、というのがホンネです。
意識上からスコップで掘り下げるような手法は、あまりにも非科学的すぎるようです。
夢解きの技法にしても、客観的なきちんとした答えに結び付かず、
学派によっての食い違いが甚だしくて、混迷状態と言うしかない有様のようですよ。
この深層心理が使われてこの夢が紡がれたとなぜきちんと言えないのかすら疑問です。
対して、生命エネルギーが散逸する流れの中に生まれた構造として、
生命の作動原理から階層構造の各次元までを、綺麗に一元的に記述・分析できる、
トリプルオーのフォーミュラIIを用いれば、
深層心理のメカニズムや構成のパターンも、科学的な対象として扱うことができます。
内部の機構の構造の詳細や、それが作られた経緯まで目に見える対象として扱うか、
中味が全く分からないうやむやなブラックボックスの幽霊状態のまま扱うかでは、
あまりにも大きな開きがあって、両者の断層を埋めることはまず不可能に見えます。
遺伝子記憶(意図的に本能とは呼びません)を、生命の散逸構造の一種と捉えて、
深層心理のメカニズム群を、科学的に解析できる視点に立たないと、
人間の思考の正体を把握して、コンピュータ上に模倣することは不可能と思われます。
今となってはユングでは知識の体系の発想の原点が古すぎて役に立たないと感じます。
195 :
オーバーテクナナシー :02/02/14 05:53
マ〜ジで 未来技術板で100年大昔の陳腐った屁理屈を読まされるなら 場違いな発言は、即刻板違いで削除すべきだ 最新の理論や技術を紹介する説明の手段として 一時古い理論から分かりの易い言葉を拝借してくるっちゅうならまだ別だが 100年古いユングの話しなんぞ別の板でしてくれってな AIを開発する脳代謝や心の研究がはじまって数十年 今更大昔のお伽話を持ち出されたら 目も当てられん古典芸能の落語の世界
>>193 五放射相称ってのはな、「考え方」じゃねえんだよ。
生物の体作りのデザインの名前だ。
五角形の体したヤツラのことだ。
ここまで言ってもまだわからないほど頭が悪いのだったら、レスくれ。
>192 おおざっぱに言うと、 我々の身体知の代替になる意味ネットワークがあれば 身体がなくても問題ない。 という話ですか? >あるシニフィアンを表出するものが、当該システムにおける >意味ネットワークへの関係として捉えており、 ここがちょっと意味がとれてないかもしれません。 よければ、もう少しお話を… >あるシニフィアンを表出するもの ここをシニフィエと普通に読み替えていいのでしょうか?
198 :
オーバーテクナナシー :02/02/15 02:22
>>196 デザインされていると感じるから、
デザインがあると考えているのであって、(つまり考え方)
現象としてそれが実在しているかどうかはまた別と考えるケースではないでしょうか。
たとえば、
視覚から入力された五角形の形に対して興奮する
特定の細胞を破壊してしまうと、
その五角形の“ような”形をした物体を、それと認識できないことになります。
遺伝的に定まった形の拾い方、捨象の仕方の様式に由来した、
受け留め方、考え方の1種類という扱いになってくるようです。
遺伝的に定まった情報処理のパターン=深層心理のメカニズムを、
現実の対象に当てはめる行為が、思考の実体と思われます。
魔法の世界では、人間の体は五角形をしていると表象されることが多いようです。
このような、根拠の定かでない直感的、或いは迷信的なアニミズムの考え方では、
残念ながら、人間の空間・時間的構造の部分と全体の関係を、
正確に記述できなくなるようです。
動物は空間的構造として形だけあっても成り立たず、
時間的構造である神経系が、それを制御する遺伝的な“行動の記憶”と、
ワンセットでデザインされている必要がありそうです。
そのように脳神経系と体は進化してきていますから、両者は分離不能と思われます。
動物の脳からの意識的に有効な出力は、唯一筋肉を制御すること以外にないようです。
>>198 その考え方が根本から間違っている。
あんたの考え方では、ヒトデは生物じゃないらしいな。
DQNすぎ。
ま、魔法って…アニミズムって… この板、このスレで出てくるとは…
201 :
オーバーテクナナシー :02/02/15 03:18
>>198 最後の一行、「人間の脳からの意識的に有効な・・・」としておかないと、
他の動物では例外的なケースもかなり出てきますね。(心当たりが多々ある)
実際には、筋肉の制御以外のこともやっているようですが、
とにかく、“筋肉の制御”に由来する遺伝的な“行動の記憶”こそが、
人間の知的思考を生み出す基本構造のメインパーツで、
言葉の入出力、言葉(内言)を用いた知的と感じている我々の思考なんてものは、
その上に乗っかった表現の形、飾りの玩具みたいなものにしか見えなくなってきます。
意識上の自由意思なんて言葉も、哲学的には一見意味があるように感じられても、
実際の思考を生み出す機構上は、ほとんど無意味なもののように感じられます。
我々の思考は、高度に文化的に発達しているように見えるものですら、
そのほとんどが、遺伝的な“行動の記憶”に由来している、
プリセットされた思考パターンに単純に乗っかっているにすぎないのですから。
生後、文化を通して学習されることまで遺伝的な設計の予定内に組み込まれている、
人間の高度な遺伝的な“行動の記憶”が形成されるメカニズムについては、
また後日、項目を別にして触れることにします。
これが見えてくると、人間の高度な文化的行動の意味を単純化して人工無脳に教えて、
見掛け上、人工無脳がその知的な人間の社会行動などを理解しているかのように、
振舞わせることもできるようになります。
202 :
オーバーテクナナシー :02/02/15 03:21
プリムラ<おはようございます。良い夢を御覧になれましたか。 御主人様>うーん、今朝は、竜を退治して、剣を得た、変な夢を見てしまったぞ。 プリムラ<まぁ、それは良かったですね。おめでとうございます。 昨日の、日記に、御主人様が書いておられた、 懸案を解決する力を手に入れることに、成功なさったのですね。 御主人様>そういう自覚は、まるっきりないんだけどなー。今日の仕事は不安だよ。 プリムラ<でも、すでに、お心は決まっておられるのでしょう。 自信を持って望むことが、一番大切ですよ。 御主人様>ところで、懸案を解決する力を手に入れるってどういうことなんだ。 プリムラ<懸案を解決する力を手に入れるとは、 人が悩んでいるときに、 以下は、文字列の事例です、 ・・・中略・・・ 竜を退治して、剣を得る、 これにて事例終わり. といった夢を見ることです。 御主人様>僕が、悩んでいるって、どうして君に、判るの。 プリムラ<だって、昨日の、日記にお書きになっておられたでしょう。 といった、一見かなり高度に見える複雑そうな会話も、 じつは遺伝的にプリセットされた“行動の記憶”が、 しごく単純に複合(組み合わせ)された結果にすぎない。 もちろん、人工無脳は会話の内容を、人間的な意味では全く理解などしていない。
泥沼脚立
204 :
オーバーテクナナシー :02/02/15 04:02
>>199 多くのヒトデが自分の体を、五角形と認識して制御しているかどうか、
かなり疑問の余地があります。
たぶん、五角形と認識していない可能性が高いフシがあるのですが、
明らかに板違いの話が延々と続くことになりそうなので、自主既成します。
人間は、魔法体系の中では、自分の体を五角形と勘違いしているようです。
本当に勘違いかどうかで見解が分かれても、仕方がない面もある話しでしょうが。
遺伝的にプリセットされた識別パターンを対象物に投影するのが、
適切と考えるのも否と考えるのも、自由ですよね。
こんな調子でオカ板にも現実世界にも 居場所が無いんだろうなぁ、この人。
206 :
オーバーテクナナシー :02/02/15 04:15
>>200 魔法(日本の密教など東洋系の魔法も含む)で用いられるシンボルは、
遺伝子記憶に由来するシンボリックな図形を踏まえたものがかなり多く含まれるので、
単純に、人間の図形パターンの認識能力を解析するときにも、
非常に参考になる、体系的によくまとめられた貴重な参考資料です。
人の表情を見分ける能力など、余計なものまで持たせた人工知能のシステムに、
実験的に曼荼羅の図形を与えてやると、面白い図形の拾い方を見せてくれますよ。
人間の目が普通は拾わないパターンを教えてやると、
だんだん、人間と同じように図形を拾う癖を持った人工知能に育っていきますね。
最終的に、水中翼とジェット推進を組み合わせた船舶を自動操舵するシステムや、
電動車椅子に取り付けたテストが、90年代半ばから繰返されてきました。
この種の人工知能のシステムが操縦する電動スクーターは、
街中の雑踏を再現した環境の中でも、
比較的安心して乗っていられるようになってきています。
他人の運転する自転車の車輪が歩道から車道に落ちそうになるのを見ても、
自分で「危ない」と判断して、空間確保の予防的な回避運動に入ります。
プリムラなどをインターフェイスとして付けてやると、
教育的な対話関係のパターンを自分で選択して、
「危ないからそこどいてよ」と、
通行人を大声で叱ってでも、目的を達することを考えているように見えます。
かなり、利己的で我侭な振舞いになりますが、安全確保は最優先事項ですから。
>遺伝子記憶に由来するシンボリックな図形を >踏まえたものがかなり多く含まれる 何でそんなこと断定できるんですか? あなたが人間作ったんですか? 本当に板違いなので論理的思考の出来ない人は この板から出ていってもらえませんか
>>204 ヒトデが自分のからだを5角形と認識して制御できていない?
じゃあ、生き残れんぞ(w
ヒトデだけに限らんのだよ。5角形の生き物ってのは。
生き物が6角形だとする考えが間違っているのだが、どうしても認められないと
いうわけか。(ちなみに生物板は現在djよ)
魔法体系については、議論する気はない。その話題がしたいなら明らかに板違いだ。
オカルト板に逝け。
209 :
オーバーテクナナシー :02/02/15 04:50
シンボリッカーは、 密教の曼荼羅の象徴的な図形構成などの要素も採り入れているので、 尚更、魔法的なイメージがモチーフとして展開する傾向を持っています。 なぜか、西洋系の魔法よりも、東洋の魔法体系に近い構成になっているのは、 発案者の家が真言宗で葬式をあげる風習を昔から持っているせいなのか。 とはいうものの、仏教のお経など唱える生活からは程遠く、 仏像のような古臭い印象の絵柄のアイコンやシンボリッカーはあまり使われません。 チベット密教系の図案を元にしたシンボリッカーは、第一印象のウケが良いようです。 こういった、高い脳プログラミング効果を狙った、特殊な煌くタイプの図柄は、 適切な精神修養のトレーニングを受けていない人に対しては、効果が強く出すぎて、 一歩間違うと、テレビアニメ、ポケット●ンスターの放送事故のような、 脳細胞のテンカンに似た異常興奮の発作にまでつながってしまうことも考えられます。 このパターンの発作は、呼吸停止から死亡するケースも過去の具体的事例があるので、 不用意に一般の人に見せては絶対にいけない分類のシンボリッカーとして扱われます。 これは、催眠の技術などが秘匿されて、あまり一般には公開されていないのと、 同じような理由と考えてください。 チベット密教の図柄に似た、煌くタイプの動画のアイコン(シンボリッカー含む)を、 ネット上やメールで目にした場合凝視すると非常に危険な事態に陥ることもあります。 新手のサイバーテロの可能性もあるので、当方に御一報頂ければと思います。 チベット密教の文化資料映像を見ていた一同が、急に気分が悪くなったと言い出して、 放映会場から救急車で病院に運ばれるといったトラブルは、専門家の目から見れば、 ありがちな事故と言えるのですが、理由が皆目分からない一般の人々は仰天します。
ヒトデは六角形なのか? え? 都合の悪いことは無視するんだな。 最低だよ。 イカ○マ師の面目躍如ってことか。
211 :
オーバーテクナナシー :02/02/15 05:27
人工人格ソフトの絵柄は、十分な注意を払わないと、 某メーカーが作った某ゲーム機による、海外での呼吸停止による死亡事故例同様、 非常に危険な致命的な事態を招く可能性が、確率は低いものの、当然あるだろう。 単純にパソコン画面上で、赤などの色の点滅を繰返す画面を見つめていても、 発作を起こす人は稀にいて、完全には防ぎようがない面もあるが、 思わず意味を拾おうと凝視してしまう、人工人格用の象徴的な人型の図形は、 より強い、深層心理に対する心理効果を発揮することがあるため、 脳が外乱を受けて、脳細胞が異常興奮の発作を起こす危険度が それだけ高くなると推測するのが自然な流れだろう。事実そのようなデータもある。 チベット密教の絵柄は、暗い部屋の中で揺らめく炎に照らし出された図形が、 煌くように見えるため、ポケット●ンスターの放送事故と類似したような条件下で、 トラブルになったケースなどが某自己開●的セミナーの教室などでも稀にあるようだ。 普通一般に、開催者が危険性に対して無知だった、という話しで終わりそうだが、 場合によっては、業務上の過失責任を刑事的に問われる可能性も出てくるだろう。 こう考えると、ネット上に絶対に掲示してはいけない画像というものがあるようで、 該当するシンボリッカーにしろ、人に害を与える映像の公開は絶対の禁止事項だろう。 人工人格ソフトの動画などの形で、問題性のある画像を掲示または配布した人物は、 故意にしろ過失にしろ、刑事責任を追求されるおそれがあるので要注意だ。 神経言語系脳プログラミングにその種の図形を使う場合は専門知識アリとみなされて、 故意に人を傷付けたとみなされるケースなども、当然出てくる可能性があるだろう。 新手のネット上でのテロ行為の手段として悪用される前に対策を急ぐべきだと感じる。
生物板だけじゃないね。 どうやらチーズ鯖上の板はダメっぽい。 >> 書き込み
>>193 では五放射相称と言われて、五角形の生物だと言うことがわからないDQNぶり
が発覚。>>レイ
>>204 ではヒトデが五角形であることを認めない発言で、超絶DQN振りを発揮。>>レイ
214 :
オーバーテクナナシー :02/02/15 07:05
生命を含む、散逸構造体の構造化規則は、要領よく教育すれば、 10歳の子供でも、かなり短時間で簡単に理解できるようになるものです。 ヒトデの体は、五つの突起を持った星型ですが、 クラゲとかイソギンチャクは、更に足が多いので、不思議に見えるため、 そのデザインの話をすると、子供達の目が輝いてきます。 生物の体のデザインを決める働きをしている、遺伝子群を表象する、 テトラグラマトンと呼んでいるシンボリッカーのグループを操作することで、 10歳の子供でも、イソギンチャクやクラゲの足の数を増やしたり減らしたりする、 遺伝上の操作を、簡単にシミュレートできるようになりますよ。 このシンボリッカーのオペレーションは、 ヒトデのように不整地を効率良く歩く、多足ミニロボットの設計と制御に、 そっくりそのまま使える便利なものなので、 ある中学生のグループが、ネット上にロボットの動画を公開していたと思います。 と思って見に行ったら、既にそれなりに古くなった手法なので削除されてました。 似たような発想を持つ人は最近多いのか、新たにたくさん公開されているようですよ。 ちなみに、高度なレベルで全身を協調させた複雑な空間動作なども可能になります。 不規則に変化する河川の流水中を、魚のように泳ぐロボットは、ほぼ満足できたので、 流体を空気にかえて小鳥のように羽ばたいて飛ぶロボットを試作して2年めの冬です。
215 :
オーバーテクナナシー :02/02/15 08:44
実証データうpキボンヌ。 データタン、ハァハァ。
>>214 子 供 に デ ン パ を 伝 染 す ん じ ゃ ね え!!
>要領よく教育すれば、 10歳の子供でも、かなり短時間で簡単に理解できる 怖いな…デンパ二世の製造法がわかった気がする…
218 :
オーバーテクナナシー :02/02/15 17:26
六角形とか五角形とか、話しが完全に歪曲されていっているみたいに見えるな。 元の情報は、 「五放射相称」でも、 ましてや「細胞の充填構造を説明する」「六方対称」でもなかった筈だよ。 そんな言葉は使っていないし、そんな古臭い幼稚な発想はしてないと思うが、 どうして話が逸れて、別の違った話しに摩り替わってしまうように見えるのか、 誰かきちんと説明してみてほしいな。 言ってみれば、 六角形の雪の結晶が枝を張るように、六角形から六つの突起が伸びて周囲に広がる、 フラクタル的なデザインになっている、という表現になっていたのだと思う。 子供達には、雪の結晶と亀さんの体のデザインを、図案の上で比較して、 簡単に数秒で理解できてしまうような易しいことでも、 ここでは、かなりの手間隙を費やしても、認識が捩れていってしまうように見えるね。 どんどん幼稚な方向に、話しが無制限に逸れていってしまう傾向があり、 生物の部分と全体の関係を決めている、階層構造の次元を超えた構造化のパターンを、 最終的には人工知能のシステムに応用していこうという、積極的な話が、 生物の細胞の充填構造や、外観の形の話に格落ちして、 全く話しが通じていないように見える。 低次元発想の情報の歪曲が著しく、 もしかして、幼稚な曲解の山を築いてみたいとか、 もしかして、意図して不可解な情報撹乱をやっているのだろうか、とさえ思えてくる。
デムパさんの脳みそが散逸構造なせいでしょう。
>>218 今度は陰謀説ですか・・・
じゃあ、ちょっと情報を整理しましょう。
大本は、
>>152 の、
「人間の体の細胞は、原始の海に生まれた泡に由来するようです。 泡の面が接する
角度は120度なので、細胞の基本形は必然的に6角形になってます。 で、人間の
体全体のデザインはというと、やっぱり6角形の構造化規則で創られて…。 」
です。
>>167 において、152の説に懐疑がかけられています。
六角形が構造化規則ではないのでは?と。
ところが、この問題(玲の説では根本的であるはずの説)に対して、玲からの反論が
しばらくありません。
実はこの問題は他のさまざまなスレで玲に対して投げかけられていて、玲はこの
問題に答えずに、無視してきたのです。(その時点で、しばらくの後に陰謀説を
唱えるであろうことは予想していた。もしかすると誰かが事前に指摘していたかも
しれないがですね)
>>187 で玲は、6角形であるとする説を、他人の行動を持って正当化しようとしています。
本来、自分で引き取るべきである6角形説です。イカ○マ6角形説にだまされた
お客さんの行動を引き合いに出して自分を正当化しようとしています。まったく、
人間の風上にも置けないような人格ですね。
さらに
>>193 では、重ね重ね質問されてきた「五放射相称」に対して知識がまったくないことを
露呈しています。五放射相称と言う生物の体作りデザインの基本パターンがあるのに、
それをまったく知らないのです。知らないくせに「6角形の構造化規則で」云々という
イカ○マ説を正当化しようとしているのです。まさしく電波の見本です。
>>204 においては
「たぶん、五角形と認識していない可能性が高いフシがあるのですが 」
とまで言っています。
間違っていることがここまで明らかなのに、彼はなぜそこまで六角形説を大事に
しなければならないのでしょうか?
>>208 にて、生き物の生き死にに関する根本的な
問いかけがあります。もはや、六角形説は間違いであると認めざるを得ないのですが、
やっぱりと言うか予想通りというか、玲は電波の公式、「間違いを糊塗できなくなると
陰謀説を唱える」をやってしまったのです(激藁
>>218 当初、こういった誰の目にも明らかで且つ根本的な間違いを彼=玲が認めたのなら、
「脚立」たる「トリプルオー」「シンボリッカー」の話を聞いてあげないこともなかった
わけですが、彼は「泥沼」を泥沼だと認めることを拒否し、泥沼とは「陰謀だ」と
宣言したわけなのです。
まあ、玲のやっていることは泥沼で脚立を売り込むイ○サマと同様です。 私は別に脚立が他の場所においても役に立たないとまでは言っていないのです。 ただ、泥沼を指摘された挙句、「泥沼なんて陰謀だ」とわめく玲は、信用するに 値しないイ○サマ師だということは誰の目にも明らかでしょう。 これ以上イカ○マを続ける気ですか? オカルト話を続ける気ですか? 悪いことは言わない。 自己紹介板かオカルト板、もしくはご自身のWebサイトで続きをやってください。 そこまで追いかけて行こうとは思いません。
223 :
オーバーテクナナシー :02/02/15 18:28
>>220 反論が無かったという認識が、すでに一方的な決めつけになっていて、
読み間違っている可能性はないのではないでしょうか。
構造化規則の考え方を次々と補強する情報が展開していることが、
きちんと正しく読めていないのかもしれません。
補強されていく情報を拾える人は、なるほどと思って納得するし、
それが補強とは読めない、意味が拾えなかった人は、反論が無かったと感じてしまう。
認識の差が生まれて、すれ違ってしまっても当然。
理解力のレベルによって、全く違ってきてしまいますね。
情報が的確に整理できていないようです。
>>223 だからおまえいいかげんハンドル固定しろよ。
>>191 なるほど、「ヒト」が観念的な物である場合にそれを現実世界で物質的に
実現する存在として目指すのが人工知能という事ですね(確認)。
その考え方には全面的に賛成です。机上の空論では面白くありませんし。
ただ、今の人工知能の研究分野が脳の機能の一部に偏り過ぎている様に
見えるのです。だから、意識の全体像を書き出す事で今の人工知性に
足りない部品のピックアップをやってみようというのが主眼です。
その際に「心とは何か」というのがどうしても問題になりますが、ここで
心理学・哲学・数学に頼ると確かに思考停止に陥ります。そこで物理的と
言えないかもしれませんが、私は解剖・生理・進化の観点からアプローチが
出来ると思います。人の脳も結局はゾウリムシの塊が進化した物という考え
です。今の技術ではそれだけでは限界があるので心理学・社会学の応用が
必要ですが、それはあくまでも味付けです。
停止問題自体は数学的な議論はさすがに難しいので持論からの視点を少々。
人は細胞の塊である>細胞活動は化学反応である>化学反応はチューリング
マシンでシミュレーションできる>人の意識が脳を媒体にしている以上意識
はチューリングマシンで再現できる。
といった感じです。どうも人を今までの生物と違う進歩した物として捉えた
がる傾向が科学の世界では時々見られますが、生物はそんな急激に進化はし
ないと思います。
>>192 見てる人のための単語説明HP
http://www.246.ne.jp/~kazuhiko/colum/web-master/synifian/ ホムンクルスというとこの場合はガラス瓶の限定された世界で無いと生きら
れないというやつでいいですか?身体知の話との絡みなら分かるんですが、
目的にはそんなに関わりますか?
私が書いた五感の重要性は意味ネットワークの形成に必要として書いたもの
です(スタンドアローンを考えていたので)。入力機構を持たなくてもその
データを含む意味ネットワークがあれば問題は無いと思います。
>226 人工知能の定義については同意が得られたと思います。というか、よって立つ基盤 をそこにしておくことによって、より多くの意見の多様性を許すことになるのでは ないか、と考えています。 一昔前の人工知能の研究の方向では、現実世界にある表層に対して記号を割り当て、 その Toy World において推論をさせてみる、という試みに終止していたように思 います。 これに対して、言語処理の分野では、確率モデルによる音響モデルの採用と、スト レージの価格の低下に伴う、大規模コーパスを用いた認識&合成手法が、一定の成 功を収めつつあるように思います。また、ロボット工学の分野では、環境に寄りか かるようなスタイルとして動歩行を行ったり、環境からのフィードバックを手がか りとして、逆運動を学習するモデルを作成し、実現されたりしています。
続き 私の表現で言わせて貰うと、「『意識がある』と思えるために必要な要素」になる のですが、これは、もともと解釈者がそのように感じるのには、自らとの相同性に 基づいていると思っています。「自分が相手の立場だと、そのように振舞うだろう」 という投影があるわけです。「認識するということ」を突き詰めていく段階で、私 は、「パースの記号論」、もしくはジェスパー・ホフマイヤーの「生命記号論」に 近い立場へと移行してきたのではないか、と考えています。 ヒトの脳もまた、進化上の産物という考えはよく分かります。私としては、「進化」 に対してかなり突っ込んでみたつもりですが、単細胞生物が取っているストラテジ と、ヒトの持つ「思考」とは、かなり違うものだという結論に達しています。もち ろん、だからといって、生物基盤からの乖離はしないつもりです。ただ、遺伝子− 蛋白質系における情報処理系と、神経系、免疫系、「意識」が介在する系は、それ ぞれ、明らかな質の違いがあり、そのまま演繹できるものではないというふうには 認識しています。 あと、私は物理法則から独立した存在としての「意識」は考えていません。それは、 ・ヒトの脳はニューロン、グリア細胞、脳内物質等のネットワークによって営まれている ・それぞれは、化学物質の代謝として説明がつく ・これらは物理的存在である ということからの帰結であって、「チューリングマシンでシミュレーションできる」 というところは入っていません。とはいうものの、ヒトの意識は「計算可能」だと 考えています。「チューリングマシン」でできるかどうかについてはわからない、 という立場です。ヒトが物理的存在であるというところは同じかと思います。この 違いは分かって貰えるでしょうか。
>226 「ホムンクルス」と言ったのは、「無限後退を行う」ということに対する警句でし た。「(考える)主体」はどこに存在しているのでしょう。偏在しているとしたら、 どのような仕組みでそれが「存在」しているのでしょう。「意図」とはどこからど のように発生するのでしょう。 還元的な手法では行き詰まる、ということを言いたかっただけです。
>>227 確かにフィードバックの研究は行われていますが、人で言う所の
小脳に関する研究が主で脳幹部・知性に絡めた研究はあまり見かけ
ない気がします。そこが残念なのです。
昔の研究がToy Worldでのシミュレーションになっていたのは仕方が
ないでしょう。人の脳での情報処理は
1 入力情報の簡略化
2 簡略化された現実的Toy Worldでの論理的思考
といった手順ですので、PCの処理速度から2だけの研究になるのは
仕方ないと思います。今でも研究が必要な分野でしょう。
上の人工知能の定義からすると邪道かもしれませんが、基礎研究として。
>>228 人の意識が物理的現象であるのは確かだが、チューリングマシンで
計算可能な条件内の物理現象かどうかは意見が分かれると言う事ですね。
確かに具体的に必要な計算の仕様が分からない以上、この問題は現状では
好みの問題になってしまいそうです。
>>229 ああ、頭の中で小人が外の画像を見ていてその小人を別の小人が見て切り
が無いという、以前に発案されて実質没になった自我の認識に関わる話で
すか?このスレの書き込みの資料を探している時に見たような気が。
で、ついでなので自我に関する持論をちょっと。私はこのホムンクルスの
考え方と一致しています。ただ、違うのは人は思考の本体を認識する事は
出来ないという所です。
追記
つまり、自我も認識である以上入力によるものと考えます。
では何を入力しているのかというと自分の思考の過程を認識していると
考えます。つまり、現在稼動している人の思考本体そのものは認識でき
ないというものです。上の例えで言えば、頭の小人のループは最後の一
人は認識できずに打ち切りとなるわけです。
どんなものでしょう?今の持論はこんなところなのですが。
>>230 どうもです。確かに分かりやすそうですね。
>231 ヒトの脳では、本当に「簡略化」しているのか? そもそも「簡略化」とは「解釈」の一種であって、これは当該システムがそ の時点において獲得している意味ネットワークへの関連付けと「差異」の認 知によってドライブされるもののうち、当該システムが「簡単である」と意 味付けしている意味ネットワーク構造への他ならないのではないでしょうか。 ヒトは限られた記号集合を用いて認識・作用しているわけではないし、もし そうであったとするならば、新たな表象に対する処理を行うことはできない のではないでしょうか。 昔の研究では Toy World を対象にしていたことはある意味仕方が無かった と私も認めます。それは、コンピュータの計算時間、ストレージ量の限界が 大きかったためです。また、チェスなどで用いられるような「ストラテジ」 の場合、その意味空間に出てくる要素と要素間の関係は一意に決まっており、 非常に扱いやすかったことも事実です。また、「考える」と言ったとき、論 理演算を指すことが多かったということもその理由に挙げられると思います。 ただ、現在の研究においては、われわれが「簡単だ」と思っていた作業の多 くで、今までの限られた記号世界(記号集合とその間の関係性)における計算 では実現不可能であることが理解されるようになった結果として、身体性等 に対する関心が出てきたと考えています。 2に対する研究への大いなる失敗例として、第五世代コンピュータがあるの ではないでしょうか。もちろん、このような研究を捨てることは避けなけれ ばいけないのですが、サールの批判(発話の規則を抽出しようとすると複雑す ぎることになる)と、実際の会話における文法の柔軟な扱い(入り組んだ構文 においては、より単純な構造へ引き寄せられる(ピジン/クレオールの文法を 参照のこと))を考えてみてください。 小脳ベースで、知性に絡めたものがあまり見かけないのは、私も認めます。 ただ、「動くということ」は現実世界へのグラウディングになっていること があって(ヒトの用いる言葉のうち物理的実在をシニフィエとして持つものの 多くが「動作」と関連している)、無視できないと思ってはいますが。 とりあえずまで。
>232 まあ、現状では、チューリングマシンで実現できるんじゃないかなあ、とは 思っています。実際にはチューリングマシンで規定されているようなものと は異なった「計算機」を、チューリングマシンによってシミュレートすると いうことになりそうですけれども。違いが分かりますか? 無限後退について: あるシステムがあって、そのシステムが、当該システムにとって、どのよう な利害関係があるのかについて「解釈」することはできます。ここで言いた いのは、 1.思考が脳によって行われている 2.脳が物理的存在である 3.何か得体の知れないもので「外から」ドライブされていない この仮定に基づくのであるならば、思考を説明することは可能であると考え ています。逆に、あらゆる説明の手段では説明できないのであれば、思考に 関して、物理的存在以外の現象が関与している証拠になりうると考えていま す。つまり、 | 思考の本体を認識する事は出来ない という吐露は、最後の最後まで、言いたくはない、という立場です。 >54 氏とは、このあたりが「差異」でしょうかね。
>>122 さん
>「パースの記号論」、もしくはジェスパー・ホフマイヤーの「生命記号論」
に非常に興味があります。
もしかすると、nand,norのことでしょうか?
参考文献などをお教え願えれば、
ありがたいなと思っていますけど。
僕が長年考えてきた問題なものですから。
237 :
オーバーテクナナシー :02/02/19 19:06
「記憶して使う」が出来れば知性も可能ではないかと。 でもその前に三次元記憶能力をパソで獲得出来なきゃどうしようもないらしいんだよね。 ちなみに三次元記憶能力っつーのはですね。 写真で見た物と実物って違うでしょ?感じが。 それって写真の二次元記憶から奥行きまで勝手に想像して作り上げてるからなんだって。 だから物を確認する為には三次元形状を常に記憶する部分が右脳にあって、 それがないと膨大な記憶からずるずると引っ張り出してこないといけないので、 結局人間と同等、もしくはそれ以上の能力を引き出せないそうな。 知性という定義がなんなのかで変わってくるが、地球の何十倍もの質量を誇る 水は人間と同じくらい記憶力があるそうだ。あんま関係なかったか。
>>234 今度は簡略化の意味についての補足から。一つ目は
例えば、網膜から入った情報は細胞による回路によって、線の長さ・
傾き・動き等の要素に分解されます。この段階で元々あった情報量は
削減されるわけです。画像処理のことですね。他の感覚に同様の処理が
行われているのかまでは知りませんが、視覚では行われています。
2つ目として、122さんが言っているのに近い、ネットワークの利用
による簡略化です。顔を見た時の反応は特定の細胞によって行われます。
顔を象徴する細胞があるわけです。例えば100字の文章を記号1つで
表して、その後のプログラムを書くようなものでしょうか。122さんの
書き込みからは人の脳では100字の文をその都度書いているような印象
を受けましたが、人の脳もソフト的な制限が無いとはいえ、ハードウェア
による処理能力の制限がある以上、ソフトを効率的に記述し処理能力向上
を行う必要があります。
私も簡略化したシミュレーションだけで人工知性が出来るとは思いません
が、人工知性の部品の開発・チェックには有用だと思います。現実と直接
関わらない内部の処理などで。
否定を証明するのは実質的に誰にも出来無いというのは分かります。
もし、この問題に結論が出るとしたら、思考の本体を認識しない人工知性
が作られて自意識を持つかわかった時でしょう。別に幽霊や思考本体の
認識が可能だとする仮説があっても否定気もありませんし。
チューリングマシンで他の計算機をシミュレーションするというのは
分かると思います。天気の予想をチューリングマシンである程度は出来る
のと同じ事でしょう。が、果たしてチューリングマシンで出来るのがシ
ミュレーションなのか本物の知性なのかはわかりませんよ。
もしも、脳が孤立系ではなくて、外部の例えば電磁波を受信してそれに 影響されているというような機能を有していたとすれば、脳自身を いくら調べてもその機能や意識の根源をすべて解明することは出来ないかもしれ ません。 テレビ受信機をばらしても、放送局でどういった電波を 出しているかをしらなければ、その受信機でどういったないようの番組が 見られるかを解明できないように。 # 電波ばかりとは限らないのですが。外部ノイズの影響もあるかも 例えば宇宙線の作用とか自然放射能の作用とか。
>239 でも、「電波受信装置である」ということは分かりますよね。 まあ、少なからず、外界の電磁場に影響されるだろうとは思いますよ。 例えば、光過敏性癲癇(で表記はいいのかなあ)というのもあるし。 フィリップ・K・ディック著、大滝啓裕訳「ヴァリス」早川書房 とかを思い出してしまった。 脳ってば、デムパ駆動だったのか (w
>>239 宇宙線が意識に影響するかどうかはともかく、外部からの入力が正常な
意識の維持に必要なのは確かでしょう。感覚を遮断するとおかしくなるとか
いいますし、ただ、その場合人の入力器官についてはある程度分かっているので
それを機械で模倣してつないでやれば問題無いでしょう。
脳のソフト的な情報処理の面とは関係なく、強い磁場を与えるとハード的?
に機能が障害されるらしいです。
242 :
名無しさん :02/03/03 14:02
塾などで出された課題を解いている時に
もし分からない問題にぶつかったらどうするべきか?
放って置くべきか?それとも分かるまでずっと
考え続けるべきか?前者は、そのまま放った状態に
すると、次に同じような問題が出された時にまた
答えられない事態が考えられるだろう。
後者は考えることは重要なことであるが,もし
長時間考えても分からなかった場合、それこそ
時間の無駄になってしまう。では何が一番良い
方法なのか?やはり専門家に質問することにより
分からない問題も解けるようになり、勉強の効率も
上がる。当塾ではこの質問解答サービスをメール
またはFAXで行っているので、ぜひご入塾を!
詳細:
http://www51.tok2.com/home/ejhems/
引っ張りあげ
>>242 しまったっ!!それっぽい内容なんで、スレに関係ある話だと思い込んで読んでしまった。
245 :
オーバーテクナナシー :02/05/26 19:19
Programmable Intelligence
246 :
オーバーテクナナシー :
02/06/12 11:53 いずれできるでしょ。