1 :
オーバーテクナナシー:
核融合エンジンって重水素とヘリウム3を反応させて推進剤を噴射するモノなんじゃないの?
つまり推進剤が尽きてしまえば前には進めないような……
核パルスはそうじゃないらしいのですがどんなものなんですか?
WEBで調べてもナデシコとかそんなんばっかで何も説明出てきませんでした
2 :
オーバーテクナナシー:2001/04/14(土) 23:33
オライオン計画
3 :
それで:2001/04/14(土) 23:43
こんどはなんていうアニメのスレなの?
4 :
オーバーテクナナシー:2001/04/14(土) 23:47
アニメを邪険にするでない。
アシモも元はアニメだし光学迷彩もアニメだ
5 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 00:24
核燃料のペレット噴射ノズルの中心に発射して
いい位置に来たところを高出力レーザーでねらい撃ち、
レーザーの圧力で核融合反応を起こさせて、その爆発
した燃料の運動量を利用して進むというものではな
かったかな。ペレットを断続的に発射するので、推進力も
パルス的に発生する。
燃料=推進剤で、しかも質量あたり非常に大きな運動量を
得ることができるだろうと言う話だ。
もちろん、地球の近くでやられては困る推進方だ。
無人恒星間宇宙船のエンジンとしてアイディアがあったが
まぁ、全然実現する気配がないね。
やっぱり恒星間宇宙旅行というのは夢物語なのか・・・。
6 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 00:34
人の願望や妄想がアニメかもしれない。模型も俳優もいらんし。
声優は入るが。
7 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 00:53
>>5 >無人恒星間宇宙船のエンジンとしてアイディアがあったが
英国宇宙旅行協会の"ダイダロス"はマイクロ波では無かったか。つまり強力な電子レンジな。
>もちろん、地球の近くでやられては困る推進方だ。
そうでもないのでは?
>>1のオライオン、つまり水爆の爆煙にのってぶっ飛ばすのとちがってフォールアウトも無くってちょっと困るのは高速中性子くらいだろう。それもまぁ困るけど。
どもこんなに早くレスがついて感激です。
核パルスエンジンにもやはり推進剤が必要という事ですか?
9 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 01:27
ダイダロス計画は核融合パルス推進だで。
そのまま、尻で水爆を爆発させて進む
方式が核融合パルス推進だけど。
マイクロウェーブで推進というのは初耳だ。
10 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 01:44
フリーマン・ダイソン燃え萌え〜
11 :
G_Tomo:2001/04/15(日) 03:41
>>9 点火にマイクロウェーブ使うっつんだろ。
でもどうかな、電子ビームでなかった?
12 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 03:56
おう、そういう意味か。で、マイクロウェーブで
臨界まで持っていけるの?マイクロウェーブでの
加熱って導体じゃないとだめでは?核融合を起こせる
ほどの出力になると、関係ないのか・・?
13 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 11:15
核パルスエンジンのノズルは物質じゃなくて、
強力な磁場。電子ビームだと曲がっちゃうんじゃないの?
14 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 12:59
>>5 南極条約、じゃなかった、忘れたけど条約で宇宙での核爆発禁止されてるんだよ。
で、研究もあんまり進まない。
15 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 13:01
あと、ダイダロスは核分裂じゃなかったっけ?
船尾で小型原爆を爆発させて推進するとゆー・・・
16 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 13:23
ダイダロスは核融合パルス推進です。
17 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 13:31
ダイダロスはヘリウム3を使った核融合です。
この場合核融合を起こした後の生成物が荷電粒子
になるので、磁場を使って噴出方向をコントロール
出来るのです。
核分裂だとウランとかが飛び散るんでちょっと
無理ですね。原爆を受け止められる物質で出来た
ノズルを作らなきゃ。質量あたりの推力もぐんと
落ちますし。
18 :
>15:2001/04/15(日) 19:32
>船尾で小型原爆を爆発させて推進するとゆー・・・
それはオリオンではなかったかな?
現行の技術で太陽系内航行や恒星間航行を可能にする唯一の推進方法だとか。
あ、無論無人船での話だけどね。有人船だと、いくら厳重にシールドしても、
被爆は避けられないだろうからなあ。
19 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 21:56
ディスカバリー号みたいに、エンジン部と居住部を
うんと離して、間に連なるコンテナを遮蔽物にするという
アイディアもあるぞ。でも、舵取り難しそうだね。
20 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 23:10
>>14 「部分的核実験禁止条約」が正解。これが発効するまでオリオン計画にはNASAの予算が付いてたハズ。
>>19 >あ、無論無人船での話だけどね。有人船だと、いくら厳重にシールドしても、被爆は避けられないだろうからなあ。
いやぁそうでもないと思うぞ。オリオンてば"有人月飛行計画の手段"として計画されてたらしいから。地球近傍では加速シーケンスでのエンジンからの被曝より太陽放射線の被曝の方が怖いのでは?
それと有人恒星間飛行はちょっとどうかな。ダイソンの試算ではαケンタウリに行くのに1000年くらいかかるんだけどそれでもいい?
21 :
20:2001/04/15(日) 23:14
22 :
nameless:2001/04/15(日) 23:15
>>18 宇宙船の外殻の遮蔽能力がそんなんじゃ太陽風だって致命的になっちまうだろ。
23 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 23:35
>>20 植民様の恒星間宇宙船を作って見るとか。夢ではあるよね。
下手うつと、あてのない旅になる可能性もあるけど
まずは無人から始めるが定石か
ニーブン&パーネルの「降伏の儀式」
っていうSF小説には、地球侵略にきたエイリアンと戦うため、
まさにこのオリオン式宇宙戦艦が出てくる。
なんと地球上で極秘に建造し、大気圏内から打ち上げるという環境にちっともやさしくない
宇宙戦艦だ!
っていうかSF板逝ってきます・・・
25 :
オーバーテクナナシー:2001/04/15(日) 23:57
降伏の儀式、全力でバカ話をしているって感じで
楽しく読ませて貰ったなぁ。(^_^)
あ、わたしもSF板逝ってきます
26 :
オーバーテクナナシー:2001/04/16(月) 09:56
>>20 まあ、原子力飛行機作ろうとしてた国だからねえ。
SF板は今くされ煽りの持って回った嫌がらせに絶滅の危機にさらされてるよ。
逝かないほうがいいかも。
SF板を救え
29 :
オーバーテクナナシー:2001/04/16(月) 20:56
>>26 原子力自動車とかも有ったような…。
それはともかく、カリフォルニアだかネバダだかニューメキシコの砂漠の射場から核爆発のきのこ雲に乗って真っ青な空へ駆け上ってく巨大な宇宙船てちょっと絵的にかっこよくない?
うっとり。
原子力戦車もなー
31 :
オーバーテクナナシー:2001/04/16(月) 21:36
>>29 絵的に、非常に恐ろしいような気がしてならないのですが・・・。
32 :
オーバーテクナナシー:2001/04/16(月) 22:15
>>31 それはあなたが"自虐的歴史観"に囚われているせいです。(藁
33 :
オーバーテクナナシー:2001/04/17(火) 00:00
核融合パルス推進はその気にさえなれば遠からず実現出来そうだけど
X線レーザー推進ってのは全くの絵空事なの?
燃料積まなくていいからすげー画期的だと思うんだけど。。。
34 :
オーバーテクナナシー:2001/04/17(火) 00:10
それは推進剤のかわりに大量のX線を発射して進むのですか?
こええ!
35 :
オーバーテクナナシー:2001/04/17(火) 00:56
ちゃうねん、地上から発射されるX線を帆船のように
受けて進む船やねん。
地球上から撃ったら大気で散乱して弱くなるし、怖いしで、
きっと月などから発振するねん。
宇宙船に乗ってる奴は、レントゲン代いらんなぁ。
でも、減速したり、帰ってくるのはちょっと苦手や。
核融合でも分裂でもいいから、とっとと作って有人惑星探査
しろよう。クラークやハインラインのタイムスケジュールから
何年遅れてるんだ。
37 :
オーバーテクナナシー:2001/04/17(火) 01:14
>>35 たしかに帰ってくるのは難しいですね。
スイングバイで方向を変えるにしても、そうそう都合のいい所に
星があるとは思えませんし。
飛んでいった先に宇宙人がいてレーザーを照射してくれれば
減速できるし帰還も可能なのですが。。。
38 :
オーバーテクナナシー:2001/04/17(火) 02:20
飛んでいった先の宇宙人とコミュニケーションを取るのが難儀だなあ
39 :
オーバーテクナナシー:2001/04/17(火) 05:38
X線でなくても、可視光レーザーでも良いのでわ。
減速も出来るよ。
フォワードの「ロシュワールド」を読むべし。
40 :
f126040.ap.plala.or.jp:2001/04/17(火) 08:38
41 :
オーバーテクナナシー:2001/04/17(火) 11:56
行きよりも時間がかかるが、帆船のように
タック∩ジャイブで、切れ上がって帰ってこれるような気がする。
余談・・・
15年位前に、オーディーンとかいう宇宙帆船マンガがあったなぁ。
42 :
オーバーテクナナシー:2001/04/17(火) 12:35
>>41 帆船ならタック&ジャイブで風上に戻ってこられるよね。
でも宇宙船はどうなんだろう。
帆船の場合は水(海)があるから方向舵が使えるし、
船体形状と水の抵抗のせいで横方向に対して踏ん張りがきくけど、
宇宙船にはそれがないからなあ。。。
途方もなく大回りすれば帰還できるのかな。
43 :
オーバーテクナナシー:2001/04/17(火) 12:46
>>39 「ロシュワールド」に出てくる減速法ってどーゆーの?
読んだことないからわからないよ。
おせーて、おせーて。
44 :
オーバーテクナナシー:2001/04/17(火) 16:26
>>39 可視光線よりX線のほうが波長が短いからパワフルではなかろうか。
大気圏内から照射するなら可視光線のほうが安全でよいが・・・
45 :
オーバーテクナナシー:2001/04/17(火) 17:18
波長が短いからパワフルって・・・。
強い可視光と弱いX線とどっちが強いと思う?
47 :
44:2001/04/17(火) 18:49
>>45 あ、そっか。おいらの言い回しが悪かったね。
波長が短い方がレーザーを細く絞れるから、宇宙船を押す場合は
有効射程距離(?)がのびるという意味でパワフルと書いたんだよ。
つーか、波長が短いほうが、レーザーの断面積が宇宙船の投影面積より
大きくなって無駄が出始める点を、より遠くにすることが出来るので
結果的にパワフルという意味っす。
波長が短くても可視光より出力が低かったら意味ないけど・・・
48 :
オーバーテクナナシー:2001/04/17(火) 19:02
検索したら、減速する方法が出てきた。
「宇宙船の前方に反射鏡を放出して、そこからの反射光で減速する」んだ
そうです。もちろん、その鏡も光圧を受けてぶっ飛んで行ってしまいます
が、それは単に「グッバイ」ということだそうです。使い捨て。
つーことは、出かけていった先の惑星とかに反射鏡を設置すれば、
帰ってこれるということかな?
>44=47
パワフルという言葉の使い方が不適切と思われ。
50 :
オーバーテクナナシー:2001/04/17(火) 20:02
>>48 なーるほど! アッタマいい方法だねー。
「ロシュワールド」の減速法もこれと同じなのかな?
>44-47
つっこまれて悔しかったので考えただけの戯言だと思われ
>>49&
>>51 うえ〜ん、そんなにイジメないでけろ〜・。・゜゜・(≧◯≦)・゜゜・。・
あ、いけね。52のレスはおいら(44=47)です。
うえ〜ん。・。・゜゜・(≧◯≦)・゜゜・。・
54 :
G_Tomo:2001/04/17(火) 23:22
X線を「反射」する帆は、可視光に比べ面密度が大きくなり過ぎると思われ・・
55 :
オーバーテクナナシー:2001/04/18(水) 00:19
「核融合パルス推進」から話題がそれてしまったと思われ・・・
でも気にしないで「未来の推進システム全般」の話で
盛り上がりたいと思われ。
56 :
オーバーテクナナシー:2001/04/18(水) 00:51
あれ?
57 :
オーバーテクナナシー:2001/04/18(水) 03:01
太陽風ヨットが一番素敵だなあ
太陽からの風を読んじまったからなあ
58 :
39:2001/04/18(水) 05:31
ごめん、書き方が悪かったかも。
たしかフォワードの「ロシュワールド」では可視光レーザーを使ってたから、
X線に限らなくとも他の周波数帯の電磁波でも良いんじゃない?ってことね。
波長が短いほど収束できるからX線が良いっていう考え方も有りだと思うよ。
ケースバイケースで、発振やら反射やらに絡むいろんな要素を勘案して
最適の周波数を選べば良いんじゃなかろうか。
「ロシュワールド」の減速法は、円形の反射鏡の外周部を途中で切り離して
そこからの反射を内周部の前方で受けて減速させ目的地で停止させる方法ね。
同じ理屈で、帰還も可能。
図解入りの論文が御本人のページにPDFでアップされてるので興味の有る方は御覧あれ。
"Roundtrip Interstellar Travel Using Laser-Pushed Lightsails"
www.whidbey.com/forward/pdf/tp069.pdf
59 :
44:2001/04/18(水) 06:25
>>58 おお、懇切丁寧な解説激しくワンダフル!
おかげでよくわかったっす \(*^◇^*)/ サンクス!
60 :
オーバーテクナナシー:2001/04/18(水) 20:19
>>57 ほんとにちゃんと「太陽からの風」読んだのか?
だったら太陽風ヨットなんて言うはずねえぞ。
61 :
オーバーテクナナシー:2001/04/18(水) 22:52
過去の未来技術スレ行きかも知れぬが、「有人イオンロケット」って未だに実用化されてないねぇ。
62 :
オーバーテクナナシー:2001/04/18(水) 23:06
「有人イオンロケット」ってどーゆーの?
概要説明きぼ〜んぬ。
63 :
61:2001/04/26(木) 21:35
うわぁーめちゃくちゃ下がってるぅ。
>>62 未だに人工衛星の軌道制御や惑星探査機の推進系に細々としか使われてないイオンエンジンを使った有人機のこと。
イオンエンジンてのは、リチウムやなんかのイオンを電極の間で加速/噴射して推力にするロケットエンジン。推進剤の消費が少ないので長期間の噴射が可能なんだけど、力がすごく弱いから地上からの離床なんてとてもじゃないがムリ。それと推進剤を加速する電力をどこから持ってくるかって問題もあったっけ。
オレが子供の頃に読んでた本にゃ傘みたいなかっこの有人イオンロケットが火星へ向かってたもんよ。
モチロン動力は原子力な。
64 :
友人イオンロケット:2001/04/27(金) 01:10
65 :
オーバーテクナナシー:2001/07/14(土) 00:35
あるみかさんのCTBT&ABM条約破棄ついでに包括的核実験禁止条約破棄でオリオン復活希望age。
核分裂パルスロケットがおっけーなら軌道塔なんてセコいもん必要なくなるぜ。
宇宙空間で何光年もの長距離をロケットで移動したら、
その途中にあるチリとか微小な星屑で磨耗したり、
激突して宇宙船が破壊されたりしませんか?
摩擦で磨り減る。
光速に近い速度でぶつかって来るかけらで大破?
67 :
出張あさはかマン:01/09/28 19:54
かなり話しを端折ってるので整合性が怪しいのはゴメソ。
どんなロケットでもエネルギー源が無くなれば加速しなくなります。
核パルスエンジンは、ロケットエンジンの最も重要なファクター、
比推力(ロケットエンジンの排気ガス速度を重力加速度で割ったもの)が
大きくとれるのがおいしい所。
ロケット推進の場合、
比推力で導かれる排気ガス速度より速い速度を出す事は出来ないのと
同じ質量であれば、排気ガス速度が速ければ速いほど推進能力がまして燃費も良くなります。
今の大気圏内での実用ロケットでは、
水素と酸素を化学反応させて得られる熱と圧力で
ガスを加速して吹き出す反作用を使う方式(水酸ロケット)が最も比推力をとれますが
水素と酸素の反応で得られる熱には4000℃を超えられないと言う限界があって
H2Aロケットのうち200t強が燃料にも関わらず、4tまでしか静止軌道に載せられないのです。
これが、核燃料だと6000℃を超える温度までガスを熱する事が出来るので
ガス速度がまして、比較的少ない燃料の比率で宇宙へ出る事が出来るようになります。
パルス核反応ロケットは、連続した推力が出ないかわりに
もっと温度を稼ぐ事が出来るので、さらに燃費と最高速度を増す事が出来ます。
そんなわけで加速する機会が少なく、頻繁に軌道修正をする外宇宙向け。
ちなみに、核ロケットやイオンロケットが無かった頃の惑星探査機については
加速するための手段がフライバイ以外には無かったはず。
>>66 1.船をある程度頑丈に作る。か、アクティブに塵を跳ね除ける。
2.船の先っぽに大きな緩衝材をくっ付ける。(多分、軽石みたいなものが最適)
3.そこらへんにある小惑星を拝借して盾にする。
3.は、ついでに小惑星を燃料に出来ればベストな選択枝かも知れません。
age
66>小さなチリなら、レーザーで狙撃してイオン化し、船体側の磁場
で退けると、読んだことがあるゾ。
70 :
オーバーテクナナシー:01/10/12 20:09
それってバリアじゃないか!
71 :
連邦アカデミ−:01/10/12 20:42
シ−ルドと呼んで欲しい
72 :
オーバーテクナナシー:01/10/12 21:03
>71
ジャンリュックピカード?
73 :
オーバーテクナナシー:01/10/12 21:14
レーザー推進も亜光速に達すると聞いたけどどのような原理ですか?
74 :
オーバーテクナナシー:01/10/12 21:45
笹本祐一の小説にイオンロケットやムーンブラストを積んだ
宇宙船が出てくるのがあったような。
73>これは、レーザー発射装置とそれを受ける推進体の組み合わせで、
推進体に動力装置がなく、軽く作れる点が魅力です。
推進体は帆のようなもので、太陽風ヨットと同じ原理で推進する
物と、推進剤を積みレーザーで加熱・推進物と、2種があります。
>>75 ありがとうございます。
つまりレーザー光を船体に照射して・・・ってことは光圧を推進力に変換するってことか。
光子ってほぼ無重量だからとてつもないエネルギーが必要になりそうですね。
>>42 半年以上前の書きこみへのレスで恐縮ですが...
レーザー光を受けて、それで推進剤を加熱すれば、減速できないでしょうか?
要するに、減速用の推進剤を持っていって、減速したくなったら、受けた
レーザー光のエネルギーを使って、進行方向へ噴射するという...
光圧を受けるから、やっぱりむり?
核パルスエンジンをファミリーバイクに乗っけて原チャリ
核パルスエンジン搭載の場合、保険料が違うのでコンビニのファミリーバイク保険には
入れなくなります。
あらかじめご了承ください。
83 :
オーバーテクナナシー:02/06/10 12:25
ネットするようになってちゃんと調べるまで昔読んだ子供向け科学書の説明を間に受けて
ケツの皿型シールドの後ろに廃棄核弾頭をびっしり貼り付けた宇宙船を想像してた・・・
それはオライオン計画
放射線の遮蔽がうまくいかず断念
成功してたら今頃は宇宙戦艦が飛んでいたろう
85 :
オーバーテクナナシー:02/06/12 15:02
せっかく国際宇宙ステーションもあるんだし、あそこを根城に組みたてる
ということで、オライオン計画、再燃しませんかね。
原子力宇宙船で、火星探検や月開発なんて見てみたいなあ。
86 :
オーバーテクナナシー:02/06/13 09:00
アニメの話で悪いが、アルジェントソーマの最終回に核融合パルスエンジン式の
宇宙船でバーナード星系方面に6光年の旅に出るシーンがあったぞ。
87 :
オーバーテクナナシー:02/06/13 16:06
宇宙レシプロ機っていいと思わん?
だれか宇宙で推進力を得られるプロペラの構造を無理やりでっち上げてくれ
88 :
オーバーテクナナシー:02/06/13 16:09
>87
宇宙帆船の方が実現性が高い。
89 :
オーバーテクナナシー:02/06/13 19:26
効率とか実現性の問題じゃなくてさあ、なんていうか、ロマン!
ハーロックの船の海賊旗は宇宙でもはためくように細工してあるみたいな感じで。
91 :
オーバーテクナナシー:02/06/14 01:04
>89
男のロマンが大事なら波動エンジンを目指せ!!
これぞ究極ロマン。
とりあえずは「例の星」から設計図が届くのを待つのだ!
92 :
オーバーテクナナシー:02/06/14 02:43
>>91 いや、先に「例の星」のお隣からとんでもないものが届くんじゃないのか?その場合・・・。
宇宙研の開発してる太陽帆船は、帆を開かせたり安定させるために帆自体に回転させる(遠心力をつかう)よね。それじゃダメ?
94 :
オーバーテクナナシー:02/06/14 08:59
宇宙で複葉機が飛んでたるするの?なかなか人体に過酷な船だね
95 :
オーバーテクナナシー:02/06/14 09:48
>87 エーテルがある事にすればどうでしょう?
96 :
オーバーテクナナシー:02/06/14 11:35
宇宙っていっても完全な真空じゃないから物凄くプロペラをまわしてまわしてまわしてまわして
進むというのは?
97 :
オーバーテクナナシー:02/06/14 11:39
>96
空気中を犬掻きで泳ぐみたいなもんだぞ。
エネルギーの無駄遣いにしかならんような気が・・・
直径が数十〜数百Km単位のサイズならどうにか
つーても水素原子が疎らにある程度なんでどうだろ
この位のサイズだと光圧の方が大きいかも
トニーたけざきの漫画で、宇宙空間を平泳ぎするというネタあったな。
気合と根性でで水素原子を捕らえて掻く、みたいな…。
100 :
オーバーテクナナシー:02/06/22 00:14 ID:v3wjYRYI
>99
いいですねえ。「根性でなんとかなる!」と言っていたダイゴウジガイを
思い出します。
彼なら、宇宙空間で泳げたかも?
101 :
オーバーテクナナシー:02/06/22 11:32 ID:CznXalEF
「気合」で宇宙の真空に裸で耐える話を昔何かで読んだなあ
102 :
オーバーテクナナシー:02/06/30 11:50 ID:GkS2NyFp
>101
2001年宇宙の旅じゃなくて?
あの中では、ボーマン船長が宇宙服のヘルメットなしで、非常用エアロック
からディスカバリー号へ入るシーンがあったよね。
103 :
オーバーテクナナシー:02/07/01 02:09 ID:mK9Q0io8
核パルスエンジンを補助エンジンとして使用セル宇宙船
*USSエンタープライズ
*ナデシコ
104 :
オーバーテクナナシー:02/07/02 10:25 ID:08mXEp9E
>>101 たぶん安永航一郎のガンダムのパロ
タイトルは忘れた
「ぢおん体育大学」というのが出て来たハズ
105 :
オーバーテクナナシー:02/07/02 10:31 ID:p2WUOXIc
銀河間を渡る画期的な方法発見!!
宇宙空間にはある程度の水素原子が存在する。その水素原子を
集め船内で核融合を起こし推進力にする。もちろんヘリウムも
放出し推進力にする。そして、宇宙船の加速度を9.8Gにすれば
重力の問題もなく、相対性理論により50光年さきも2,3年で着くことが
可能!!
とゆう論文を書き終えました。どうでしょ?
>>105 ただちにプリントして燃やせ。
データはパソコンごと粗大ごみに出せ。
>>105 銀河間ラムジェットとかラムスクープとか聞いたことない?しかも「加速度を9.8G」って標準G×9.8倍?…、長時間だったら死ねる。
9.8m/sec^2の間違い?
ネタだとしても使いふるされたネタ
109 :
105:02/07/04 09:42 ID:hykkRWCM
ネタでした。
>101
魁!男塾 だったりして・・・
あのね、核パルスエンジンはパルスジェットの核版なの〜
大阪大学の激光XII号の原理なの。
燃料を封入したペレットを燃料庫から燃焼室におくるの。
そこへ高出力のレーザーをあてるの。
核融合がおこってペレットが一瞬にして蒸発しますの。
そこで発生した高温高圧のガスで、燃焼室の圧力が上がるの。
その圧力で逆止弁が閉まるの。
ガスは、弁が閉まっているのでうしろへしか抜けられないの。
後ろへ噴出したガスの反作用で進むの。
でも、音がうるさいの。振動もうるさいの。独特の音がするの。燃費も悪いの。
だけど、燃料を送るための系統がなにもいらないから、核エンジンとしてはもっとも
単純な構造ですみますの。
なので、小型のMSなどに搭載されております。
112 :
オーバーテクナナシー:02/07/10 23:24 ID:egYF4t6D
>でも、音がうるさいの。振動もうるさいの。独特の音がするの。燃費も悪いの。
すでに稼動するものが作成されていたの?
まだ核パルスエンジンは机上のものだと思ってた…
113 :
オーバーテクナナシー:02/07/11 00:52 ID:CPAA+51i
>>112 その部分は字足らずで、ただのパルスジェットの事を演繹して書いている
に過ぎないと思われ。
まさか大気中で核反応の生成物をダダモレさせながら使うわきゃないから
「音」は問題ない。「振動」は微妙だ。「燃費」はもっと微妙で何と比較
して「燃費が悪い」と書いているのかわからん。化学ロケットと比較した
ら比推力でいったら比べモノにならんだろう。
>>111 MSってなに?
モビルスーツだろ…
>>115 東京世田谷一家4人惨殺事件がこのスレとどんな関係があるんじゃ?
はでな誤爆じゃな
118 :
オーバーテクナナシー:02/07/13 19:22 ID:gBMb+Vd5
気筒内に核反応物質を送り込み
圧縮して核爆発を起こし
そのときの爆発力でシリンダーを動かす
出た生成物はシリンダーが戻るときに排除し、最初のサイクルに戻る
これでパルス状に核反応を起こし、動力を得ることができる
119 :
オーバーテクナナシー:02/07/13 20:58 ID:v8BhcjCJ
レーザー爆縮で推進力を得るってアイデアはいいが、
当方的に照射しなければレイリーテイラー不安定性で
十分な核融合反応がおこらないのでは無いのか?
また、推進力を得るためには、後方をあけないといけ
ないから、このアイデアには矛盾があるのでは?
核融合は当面無理だから
プルトニウムを使った核分裂パルス推進システム考えよう
大きさはソフトボールのボールくらいにはなるそうだし
爆発力も1〜2ktだからなんとかもちそう
戦艦大和がほんとに宇宙戦艦になるかも
122 :
オーバーテクナナシー:02/07/13 22:39 ID:yxZWaORo
乗り心地は悪そうですな…
>>121-122 過去レス読め。たった100かそこらなのに。
>2以降で禿しくガイシュツ。
124 :
オーバーテクナナシー:02/08/10 04:57 ID:fps9cNea
>123
オライオン計画すね。
関係ないけど、2001年宇宙の旅では、ディスカバリー号を核パルスエンジンに
する案もあったらしい。
それの名残で、フロイド博士が乗る地球−宇宙ステーション間シャトルの
名前がオライオン号になったとか。
125 :
オーバーテクナナシー:02/08/10 05:04 ID:fps9cNea
結局、一番実現性が高いのが、レーザ帆船なのかなあ。
俺、ロケットの理屈ってよく分からないんだけど、質量比の増大に
悩まされる必要がないってことなのかなあ。
まあ、レーザを作るために太陽を使えば、エンジンと燃料タンクが
太陽なわけで、ちっぽけな宇宙船を飛ばすには充分過ぎるという
ことなのだろうか。
でも、好きなように飛べなくて、なんか面白くない。
>>125 >でも、好きなように飛べなくて、なんか面白くない。
なんでそう思うん?
ライトセールの操舵についてはかなり案が出てるよ。(殆どがヨット操舵技術の応用だけど。)
さよならジュピターの上巻で核パルスエンジンの船出てきてたなー。
描写が細かくて非常に萌ゆる。
128 :
オーバーテクナナシー:02/08/14 23:14 ID:LTkMdQSB
結局、核パルスエンジンが実現できないのは、政治的な問題が一番大きいのですかね?
129 :
オーバーテクナナシー:02/08/15 00:18 ID:L0UbnzC1
宇宙天体条約はまだ有効なはず。ただ、NEO迎撃って話になると
なんか迎撃の組織を作ってそこは宇宙で核使って良いっていう制度
つくらにゃならんのだろうな。
130 :
オーバーテクナナシー:02/08/21 20:25 ID:0S2K9PNy
未来技術的宇宙エンジンの統合スレになりますた。記念アゲ。
131 :
オーバーテクナナシー:02/08/21 20:34 ID:0S2K9PNy
一番の原因は必要性が無いからだと思う
打ち上げるにしても大気圏を突破するまでは固体燃料ロケット
ブースターしか使わないだろうし
重力ターン方式を採用するならまんまザンジバルの
打ち上げじゃん
やっぱ新スレ立てたほうがいいか。
ブラックホール推進て蒸発を抑えるため常に何か放り込み続けなきゃなんかねやっぱ。
135 :
オーバーテクナナシー:02/09/01 20:46 ID:6p3yWGLw
>>128 >結局、核パルスエンジンが実現できないのは、政治的な問題が一番大きいのですかね?
衛生上の問題です。
えんがちょ、き〜〜〜った
136 :
山崎渉:03/01/06 17:01 ID:kDXXOqEq
(^^)
137 :
山崎渉:03/03/13 13:34 ID:0gaF42m6
(^^)
138 :
山崎渉:03/04/17 10:06 ID:r+HRdvvH
(^^)
139 :
山崎渉:03/05/21 22:26 ID:dbrukGbb
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
140 :
山崎渉:03/05/21 23:43 ID:ThdJUyDT
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
核パルスってそもそもなんなのさ
142 :
オーバーテクナナシー:03/09/02 18:11 ID:aAvFx4uu
a
ヘリウム3を使った純粋水爆の核パルスなら問題なし
でもないか・・・
太陽風利用だと帆の作り方次第で到着地に近づくと自動的に減速できるような気が(恒星間飛行)
あ
>>144 ロバート・L・フォワードとかが書いてたね。>減速
激光みたいに燃料ペレットを放出し、そこをレーザーで滅多打ち。
宇宙空間だと真空中だから効率がいいぞ。
そして、慣性閉じ込めで核融合。
そのエネルギーで進むんだ。
>>147 なんか、それって光子エンジンみたい。
ていうか、連続的核爆発に耐えられる鏡があればな。
小爆発を連続して行うんだろうな。
燃料ペレット注入。封鎖。爆発。膨張。
というサイクルを繰り返すんだろうな。
核バルスエンジンってのはどうよ。
滅びの呪文を唱えると、核で地上が滅びて、一部の人間を天空のはるかな高みに連れて行ってくれるのさ。
151 :
オーバーテクナナシー:04/07/22 21:59 ID:Vi8LQUnc
megaaaamegaaaa
す・・・すごい。
最下層から一気に最上層へ・・・・。
153 :
オーバーテクナナシー:04/07/23 03:03 ID:b9DA3cNg
>149
ていうか、封鎖っていらないんじゃないの?
プレートとかの向こうで、核を連続的に爆発させるだけだから。
154 :
オーバーテクナナシー:2005/06/04(土) 23:19:29 ID:Q5pQZlw+
核パルスエンジンなどとは
久々に聴く懐かしい響き
宇宙空間に存在する星間物質(銀河系の物質の1/3を占める)を燃料源とする推進システムの構想がある。
「恒星間ラムジェット」といい、星間物質の大部分を占める水素を核融合反応させ、膨大なエネルギーを発生させる。
超電導コイルで強大な磁場を作り出し、星間物質を吸収・核融合推進ロケットの燃料とする。
減速の際には磁場で星間物質をブレーキ代わりに用いる事により、減速用燃料の消費をゼロにするらしい。
「恒星間ラムジェット」は理論的には亜光速にまで到達可能だし、現代科学技術の延長線上のテクノロジーだといえる。
実現には超高度な「陽子−陽子(水素−水素)核融合反応」の実現が必須条件。
しかし現代科学は初歩的な「重水素−3重水素核融合反応」も実現していないお寒い状況。
21世紀に実現する最高性能の惑星間宇宙船の推進機関
予想:原子力イオン推進ロケット(最終到達速度:秒速300km)
※宇宙船に積み込んだ原子炉の大電力で推進剤をイオン化し噴射する。
光速の1/1000の速度にまで到達可能な夢の惑星間推進ロケット。
推進機関の性能だけで航行してるわけじゃないんだし、「光速の1/1000の速度にまで到達可能」って考えは短絡的すぎやしないか。
>157
宇宙関係のスレに手当たり次第にマルチポストするようなやつが論理的な思考ができるとでも?
160 :
オーバーテクナナシー:2006/09/05(火) 09:08:45 ID:BFaFvD4p
そもそも可能なのか?
161 :
オーバーテクナナシー:2006/10/11(水) 12:41:59 ID:wYVgwOeN
北朝鮮関連で世界の核弾頭保有数が新聞に出ていた。
ロシア 約16000
アメリカ 約10000
中国 約400
インド 約400
その他 約200
全部かき集めて核パルスエンジンに使えばアルファケンタウリへ探査機をフライパスさせるくらいは出来そうだ。
核のパルスを使って進むんですか
核バルスエンジンだったら大変だ
つまり、核とバルスで文明が滅びて猿人になるってことだな。
166 :
オーバーテクナナシー:2007/03/08(木) 04:15:38 ID:LPB4u+JS
age
>>154 だな。バザード・ラムジェットと同じくらい懐かしい響きだ。
>>150 恒星間を飛行するために妄想されたエンジンだというのに、
どこの地上が滅びるというのだ
>>163 いや、だから、ケツの穴に核爆弾の束突っ込んで次々と爆発
させて推進しようというなかなか傑作なアイディアなんだ。
恒星間推進エンジンのアイディアなんで、惑星上の文明が
滅びるとかなんとかいうタワゴトとは縁もゆかりもない。
168 :
オーバーテクナナシー:2007/08/27(月) 07:21:11 ID:cJXfSjr/
【Project Orion: A Re-Imagining】
http://www.youtube.com/watch?v=V1vKMTYa40A 現代の科学技術で充分に実現可能な初歩的なインパルスエンジンは「核パルスロケット」でしょう。
「核パルスロケット」を用いれば(地球環境に多大な悪影響を与えるとはいえ)自力での大気圏離脱が可能になります。
映像では補助ロケットブースターを用いていますが無くても大気圏離脱は可能です。
169 :
オーバーテクナナシー:2007/08/29(水) 12:05:36 ID:iLy650zo
170 :
オーバーテクナナシー:2007/08/29(水) 14:07:00 ID:iLy650zo
アニメに突っ込みいれるって、どうしょうもない香具師ですね。
173 :
オーバーテクナナシー:2008/01/04(金) 10:25:22 ID:r1w9LyZH
>>168-170 http://en.wikipedia.org/wiki/Nuclear_pulse_propulsion 核パルスロケットは質量比の点で化学ロケットと比べられないほどパワフルです。
推力はSSME(Space Shuttle Main Engine、スペースシャトルメインエンジン)の12倍以上、比推力は6000〜10万秒程度。
化学ロケットがダース単位で束になっても敵いません。
なにしろ米空軍では核パルス推進の「惑星間巡航艦」を研究していたくらいです。
乗員200人以上を乗せて重量数千トン、単段式で地上から発進して4週間で火星まで往復します。
7ヶ月で木星まで到達、まさに宇宙戦艦です。
(一回の打ち上げで1〜10人の人が放射性降下物で死ぬ計算です)
174 :
\(^o^)/:2008/01/05(土) 20:53:14 ID:2UCv7v9o
175 :
オーバーテクナナシー:2008/10/18(土) 11:09:57 ID:Ugb3lYE7
>>1-174 ?
∧∧
(・ω・ )
_| ⊃/(__
/ ヽ-(___/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
フリーマン・ダイソンが、オライオン型核爆弾推進惑星間宇宙船のアイデアを恒星間宇宙船に適用している。
ペイロードが2万トン(数百人から成る小さな町を充分に維持できる)ほどになるので、宇宙船は必然的に大きくなる。
全質量は1個約1トンの核爆弾30万個の燃料込みで、40万トンほどになる。
爆弾は3秒ごとに爆発させられ、宇宙船を1Gで10日間加速し、光速の30分の1(秒速1万km)に到達する。
この速度でオライオン型核爆弾推進恒星間宇宙船はアルファ・ケンタウリに140年で到着する。
この宇宙船に目標星での減速能力を与えるには、2段式に再設計しなければならない。
オライオン型核爆弾推進恒星間宇宙船は宇宙船としては最小限の能力しか持っていないが、現在の科学技術で建造し、送り出すことのできる恒星間輸送の形態の1つではある。
レーザー・パルス核融合ロケットは、現在の化学燃料ロケットとは隔絶したその能力により、おそらく22世紀には太陽系内飛行や、初期恒星間探査の主役となるだろう。
たとえば太陽系のそれぞれの惑星が地球にもっとも接近している時に最大加速で飛行すれば、火星までは9日、木星までなら約40日、冥王星へも約154日で人員を送り届けることができるという。
だがそれでも、パルス核融合という方式自体、核融合を起こすための方式として充分洗練されつくしたものでないことは事実である。
宇宙船の推進機関として見た場合、まだまだこのエンジンは重くてかさばりすぎ、核融合を起こすためのエネルギーも食いすぎる。