>>1つづき
環境学から見た「宅地造成」であるが、「横浜・多摩川」付近の造成の例を見ても分かるように、
風下(横浜からは東京)が、急激に温度が上昇し、ヒートアイランド現象などが発生している。
気候変動も激しくなり、大雨・落雷に見舞われ、かつ「真夏の夕立」など、有効な気候のリズムが失われる。
当初から指摘されていたことだが、要するに、気候が「大陸化」する訳である。
当然、風の流れはワンパターンなものとなり、生態系は変化し、景観は劣化する。
「環境問題」とは、そのまま「資源問題」である。
産業を支える「資源」に固執する余り、「空気資源」「水資源」など生体に不可欠な要素が欠け始めている、ということを意味するからだ。
つまり「資源」概念が「より上部構造への悪影響」という形で移項したに過ぎない。
>>2つづき
ゴミの地質学的処理システムが、今のところ、世界が最も必要としている「最先端科学」「最先端技術」となっている。
「科学」とは「環境学」の下に位置するからである。
工業的廃材たとえば「スラグ」が建設に使用できないというのは、その「難理解性」にある。
「難理解性」はそのまま「難分解性」であり、自然界への還元が容易に為されないからである。
これは合成化繊やアスファルトが、人体に悪影響である理由と似ており、繊維構成が「反・生命的」または「死・生命的」である為に、
人体中で、主に機構・構造を理解する機能「脳」にダメージを与えてしまう、というところに拠る。
つまり「ごちゃごちゃとややこしくって、何もやる気がなくなるし、何やっても適当に放り投げてしまう」状態が、「生命機能」にまで遡り、
「不安定・不規則かつ断続的な電磁波劣化現象」つまり「災害」「犯罪」「病気」「事故」等を引き起こしている訳である。
以上のことは、当然、アメリカにも当てはまる。
所詮「NASA」程度の「科学?」では、無重力空間に飛び出してみても、地球上と同じ「重圧」を「自己矛盾」的に引き起こし、
「旅立つ」どころか「兵器」を製造して、地球上の社会を監視し、無機に「重力」を増大させているだけの、自滅現象と理解できるのである。
「ゴミの地質学的処理」とは、たとえば「堆積岩」を参考にした「燃えないゴミ」の「石化技術」を意味する。
これは、分離・均質化処理の延長線上でもって、ゴミを石に換え、地質学を根拠として地球上から「その石の、あるべき場所」を見つけ、「必然性をもって埋め戻す」ということである。
世界に散らばる「古代の遺跡」というのは、おおよそこういった概念にもとづいて、芸術的センスを付加して構築されたもので、これをして「人間の進化の延長線上」と言う他ない訳である。