未来のセックス考えた

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8遊び人の玲さん
未来のセックスを語る前に、このテーマを楽しむための必要最低限の予備知識として、
「ドリームラブチェア」「愛のゆりかご」といった、
市販されているラブチェア、つまりは自動性交椅子について、
一通りはネット検索で調べておいてから話題に加わってほしい。
ドリームラブチェアは、身体障害者や、体が弱った人のセックスライフを支援する目的で、
韓国で開発されたもので、結構有名らしい。

うちの発明家工房も、身体障害者のサポート用品を多く作っているから
当然この方面の依頼を受けることもある。
しかし・・・ドリームラブチェアは、
身体障害者のセックスサポートには良いかもしれないが、
普通の人が楽しむにはあまりにも動きが単純すぎて、あれでは駄目だと思う。
子供が乗って遊ぶ、遊園地のお馬さんじゃないんだから、
もっと何とか出来なかったのかという印象を受ける。

もっと何とか、の部分の具体的な例は、
下のサイトなどでキーワード検索するとヒットする、
「ラブアシスト」や「ラブスウィング」といった、
セックスサポート用品を用いた体位ぐらいは最低でもとれないと、
現代のハイテクマシンとは呼べないだろうってことだ。
ttp://www.e-nls.com/index.html

また、最近の安価な電動の大人の玩具で最も優れたものは、
「ドライオーガズム」を引き起こすことが可能になっている。
これも、未来のセックスに関する技術を語るときには、
ぜひネット検索して把握しておきたいキーワードの一つだ。
でないと、女性のほうがセックスがタフすぎて、
男はさっさと果てて負けてばかりで情けない、なんて困った話にもなりかねない。
9遊び人の玲さん:2006/12/03(日) 02:50:23 ID:Kb2DXxVi
それから、ここは勘違いしたコメントが付き易い板なので書いておくが、
ロボット技術に関する予備知識も、ある程度仕入れてから話題に加わって欲しい。

日本刀の刃の上で独楽を回す、
刃渡りの曲芸が可能なロボット(工作機械用のマニュピレータ) が登場して
すでに10年経つ。
今日の筋電位義手は、生卵を片手で半分だけ握りつぶして、
割った中身をフライパンの上に落としたあと、
手の中に残った殻をそのままゴミ箱にポイと捨てるといった、
本物の素手でも難しい微妙な力加減が必要な動作すら、難なく出来るようになってきている。
その動作を記憶させれば、そっくり同じことが出来る、クッキングマニュピレーターも登場し、
インターネットを用いて、マスタースレイブ方式のマニュピレーターで、
血管縫合などを行う遠隔手術などの、精密制御技術にまで結実している。

現代のロボットはまだまだ動きがトロイなどと思っていたら大間違いで、
CCDの目は、千分の一秒間隔で飛んでくるボールを捕らえて
バットで打ち返すことだって出来るまでになっきている。
筑波で開発されたパワードスーツ HAL(Hybrid Assistive Limb)と、
人工補助脳(小脳の機能を代行する)システムを組み合わせれば、
筋力や平衡感覚を失って歩行困難になっている老人が、
すたすた歩けてしまうハイテク時代が到来して、すでに何年も経過している。

にもかかわらず、ドリームラブチェアの動きときたらあまりにも・・・
今から60年前でも作れそうな時代錯誤した機械装置という印象を受けるのは私だけだろうか。
10遊び人の玲さん:2006/12/03(日) 02:51:01 ID:Kb2DXxVi
もしもこれからうちの工房で、同じような機能を備えたものを、
新たに身障者や高齢者の生活を支援する目的で試作するという話になったら、
48ぐらいの体位が可能なマシンでなければ、スタッフ達は納得しないと思う。
少なくとも、「ラブアシスト」や「ラブスウィング」程度の体位と動きが可能なものにしないと、
実用品を開発した実感を誰も持てないだろう。

もちろんこういった体位の動きなら、
筑波のロボットスーツHALのようなものを装着しても実現できるだろうから、
わざわざいまさら、われらが日本スーパー●ッドサイエンティスト協会(仮名)の
発明家スタッフ達が、本腰を入れて億単位の開発予算を組んでまで、
取り組む必要などないことになる。

会長を自称する私が考える、度肝を抜くようなスーパーマッ●なハイテクを駆使した
究極のラブマシンは、 あらゆる体位での、あらゆるモーションをサポート出来るだけでなく、
最終的には、あらゆる感覚をもサポート出来るものに到達することが望ましい。
とすると、まず、人体を支えるのに、
従来のように椅子やエアーバッグやハーネスを使う発想は捨てる必要がある。
まったく新しい方式を考えなくては意味がない。
人体を支えて動きをサポートする、究極の自由度が得られる方式とは、
水を用いてジェット水流で体を支持するシステム以外にはありえないと思う。
11遊び人の玲さん:2006/12/03(日) 03:14:59 ID:Kb2DXxVi
人は猿からの進化のある段階で、水棲生活を営んでいた時期があることが分かってきている。
たとえば、処女膜は猿には存在せず、イルカなどの水棲哺乳類に特有のものであり、
人間の女性が処女膜を持っているのは、水棲生活時代の名残りだと考える生物学者が多い。
したがって、人の水に対する潜在的な適応能力は、一般人が考えているよりもはるかに高い。
もちろん、水中で男女が結合するために必要なさまざまな機能が、人体には備わっているが、
そのほとんどは、陸上生活を営む現代人の間では活用されていない状態にある。
これを活用した未来志向のハイテクマシンの開発は、
今までほとんど未開拓の分野だったと言えるから、
われらが日本スーパー●ッドサイエンティスト協会(仮名)に所属する
若手の発明家達にとって、目新しくて、おおいに楽しめるテーマだと思う。

水の中でジェット水流を用いて体を支え、男女の結合運動をサポートする方式のマシンを作る
前段階のハイテクマシンとして、一つ試作しておきたいテーマ(発明)の装置がある。
それは、バブルジェット水流を用いた、全自動人間洗濯機・・・
スーパーマッ●な天才を自称する私としたことが間違えた。(笑)
老人介護用の全自動人間洗浄機だ。

じつはこのテの試作品を、10年以上前に私の発明家工房で作ってみたことがある。
脈動するバブルジェット水流が生み出した渦の力で、人体を水中に固定して、
バブルジェットの泡がはじけるときに発生する超音波で、
全身くまなく綺麗に自動洗浄してしまうってものだ。
これだと、ヘソの穴に詰まったゴマの垢はもちろん、毛穴の奥の取れにくい油汚れや、
引き剥がしたい老化した皮膚の表面まで、綺麗に取り除く方法がある。
12遊び人の玲さん:2006/12/03(日) 03:15:37 ID:Kb2DXxVi
このマシンを試作する過程で、
人間が心地良いと感じる脳波を捕らえて、ジェット水流の動きを学習して制御する、
AI機能を備えたシステムを導入する話になったとき、
最高の結果を出そうと思ったら、いっそのこと、
遺伝子情報系などが取り扱っている生体情報を、
群論を発展させた記号論の数理的手法を用いて処理する、
最新鋭の演算システムと繋いだらどうなるだろう、という話が持ち上がった。

構造主義生物学の最新理論も取り入れた、
ジェット水流の動きを、人間の脳波などの生体情報を見ながら学習して制御する
新システムの開発に、当時のエッチが大好きな発明好きのスタッフ達は狂喜した。

この生体情報処理システムは、とてつもないことを発見し、
人体を制御する新技術の獲得に成功するに至った。

人体の、刺激を受けて感じる部分には、男女差が少ないことはよく知られている。
しかし、複雑に変化するリズミカルな脈動による圧迫を人体に加えていくと、
うまくすれば、入浴者の男性を、女性と似たような、
全身性感帯のように反応する興奮状態にまで誘導して、
場合によっては、ドライオーガズムまで導くことができることまでは知られていなかった。
当時は、ドライオーガズムという言葉も今ほど一般的ではなく、
何が起こっているのか理解出来ないスタッフが多くて、開発現場に一時期混乱が見られた。
13遊び人の玲さん:2006/12/03(日) 03:16:07 ID:Kb2DXxVi
最新鋭の生体情報制御システムを用いれば、
ドライオーガズムが引き出せるという発見は、当時画期的なことだったが、
出資サイドのある事情によって、技術が機密事項扱いになってしまい、
特許の取得が絶望的になった。
企業グループ傘下の医療関連施設で働く、理学療法士達で構成された研究グループが、
かなり興味を抱いて、脳神経系がどのような反応をしているか調べたがっていたが、
けっきょく、研究論文なども発表されずに、むやむやで終わってしまった観がある。

あのときは、男女の結合よりも少ない疲労感で、
より深い快感が得られることを新発見した成果のほうに皆の注目が集まってしまい、
男女の結合を水流でサポートする、ラブマシンを作る企画を、誰も言い出さなかった。

今になってみると、当時の開発陣は年を重ねて、
当時やっていたようなアクロバテックな体位で、女性を保持する力の衰えを感じ始めてきている。
「ラブアシスト」や「ラブスウィング」を活用すれば、
負担の少ないセックスをすることは可能だが、
それらの、空気の袋やハーネスを用いる古典的な方法だけでは、
ハイテク文明時代に生きているとはとても呼べない。
ハーネスを利用してセックスの体位を安定させる、「首引恋慕」といったテクニックは、
江戸時代にはすでに庶民の間に浸透していたから、とてもハイテクなどとは呼べない。
バブルジェット水流を用いた、全自動人間洗濯機で得られた技術を復活させ、
ラブマシンに活かす発想が出てきても、なにもおかしくない状況にあると言える。
14遊び人の玲さん:2006/12/03(日) 03:34:49 ID:Kb2DXxVi
ただし、従来にない画期的な要素をたくさん持っている、
バブルジェット水流を用いて男女の結合をサポートするシステムにも、
幾つかのウイークポイントがある。

第一に、バブルジェットだと空気を含んだ水の比重が軽くなって
人体が浮力を失って水中に沈んで溺死する・・・なんてことは、
冗談でもあってはならない。

類似のマシンを製作して試験運転中に、この原理で溺れて植物人間を作るトラブルを起こした、
某メーカーがあるらしいと、噂を伝え聞いたことがある。
スーパー●ッドな珍発明は、普通の人が真似を出来ないから凄いわけで、
一般人が真似すればトラブルが起こるのは当然と言えば当然だろう。
危ないマッ●サイエンティストの真似をして事故を起こしたら、
ただの愚か者と呼ばれて当然の結果を招くことになる。

類似のものを試作する冒険をやろうと思い立った人は、溺死対策だけは疎かにしてはならない。
最高300キロ近い力で人体を水面上に完全に押し上げて安定させることが出来るような、
強力な水流が安定して浴槽内に生まれるように、きちんと設計しておかなくてはならない。
なぜならば、入浴者はのぼせて気を失ったり、
脳の血流の変化のせいで、浴槽内で気絶することすらあるからだ。
浴槽内で寝たと本人が思っているだけで、じつは気絶しているケースも多々あるから怖い。

じつは、一般浴槽内での溺死というのは、結構起こっている事故なので、
軽視しているととんでもないことになる。
15遊び人の玲さん:2006/12/03(日) 03:35:22 ID:Kb2DXxVi
第二の難関となるハードルは、水流の細菌汚染と感染の問題だろう。
単独入浴ならば、水の殺菌処理はジェット水流を生み出す装置内での
紫外線照射などで簡単だと思うが・・・

その他にも、乗り越える必要がある技術的課題が、
ざっと考えただけでも1500項目ほど頭をよぎった。
その幾つかは、発明家魂をくすぐられるテーマだから、
うちの工房のスタッフ達が夢中になって取り組んでくれそうな気がする。

私は、人工ブラックホールを作る話で呼ばれているので忙しいが、
なんとか良いスポンサーを新たに見つけて、満足がいくものを作りたいと考えている。
要望とかいいアイディア、ここでも募集するよ。
匿名掲示板なら、抵抗なく書き込めるよね。
16遊び人の玲さん:2006/12/05(火) 17:54:54 ID:z4Q5mQ/M
上のほうで冗談めいた書きかたをしたが、
日本スーパーマッ●サイエンティスト協会(仮名)に所属する発明家スタッフ達が持っている、
バブルジェット水流を用いて人体を水中で保持したり、洗浄する技術は、
普通の家庭用ジェットバスとはぜんぜんレベルが違うことは、
未来技術板の未来の船スレを読めば分かると思う。

http://science4.2ch.net/test/read.cgi/future/1148310213/91-95

水流云々ではなく、ここに書かれているエアーコンフォート・テクノロジーが、
じつは重要な意味を持っている。

稚拙なマイクロバブルを発生させる技術ですら、
水の抵抗を少なくして、巨大な船舶を高速化する働きが顕著だが、
さらに高度に水と空気の混合物を構造化する技術を駆使すると、
非常に面白い、さまざまな機能を付加することが出来るようになる。

ただのジェットバスでは、水中での男女の結合をサポートすることは不可能だ。
17オーバーテクナナシー:2006/12/06(水) 00:44:07 ID:6MbKhWXO
玲さん、なんかおひさしぶりな感じです。
日本スーパーマッ●サイエンティスト協会、入りたいな・・・。