未来の船

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92オーバーテクナナシー
>>88
マイクロバブルは、大きな摩擦低減効果を持つが、
いちおう、低減メカニズムは未だ充分に解明されていないってことになってるね(爆笑)。

今、世界最速の自動車を作ろうって、いろいろやってるけど(実質的にはVTOL)、
ここでも、空気と車体の境界層に散逸構造化した皮膜を形成する技術を用いることが検討されているらしい。
でないと、車体が空気との摩擦で高温にさらされて、
走って曲がって止まる基本性能を備えた自家用車としての実用性が確保できない。

この、境界層の大気を散逸構造体へと自己組織化させるエアーコンフォート・テクノロジー開発のヒントは、
プラズマに超短レーザーパルスを当てると、球状バブル(泡)構造をしたプラズマウェークが発生し、
超微細な加速器が自己組織化される現象などにもある。
余談だが、これを応用した、キャピラリー放電型プラズマチャンネルを用いて、
超コンパクトサイズの数十億電子ボルトのビーム加速器が実現している。

レーザー光を用いて大気にエネルギーを与えて散逸構造化させる研究と類似したものとしては、
電離層に向けて100MW級3-10MHzの強力な電波を照射する基礎研究の実験や、
電離層プラズマ内により高度な散逸構造を形成して、
電離層プラズマから直接発電で電力を得る技術も構想されていることが知られているが、
さらに高度な構造を大気中に形成する技術へと発展しているケースもあるらしい。
93オーバーテクナナシー:2006/12/05(火) 15:21:52 ID:z4Q5mQ/M
大気と、その中を移動する物体の間に生成される境界層に、
機能性を備えた散逸構造を持たせるエアーコンフォート・テクノロジーは、
格闘技訓練用の防護スーツや、超軽量薄型のパワーアシストスーツなどの実用例もあるようだが、
物質が自己組織化する性質を活用して、大気中に散逸構造体システム=情報処理システムを自己組織化させる、
コードネーム、スリーオーまたはトリプルオーとも呼ばれている、
謎の(笑)テクノロジーの開発プロジェクトの、初期段階の成果にすぎない。
本格的に機能する散逸構造体システムを作るには、構造主義生物学などの知識が必須といえる。
地球の大気を「考える機械」へと自己組織化させようとする、未来指向のトンデモ技術を開発しようとしている、
日本スーパーマッ●サイエンティスト協会(仮称)に所属する発明家スタッフの面々から見れば、
船舶用のマイクロバブルは、こういった技術に遠く及ばない稚拙なものでしかない。

スティレットの船体下部に形成される空気の膜に、
散逸構造形成によってエネルギーサイクルを持つ構造体を形成し、有用な機能を持たせれば、
将来かなりのことが出来るようになる可能性があると思うが、
予算が・・・玩具しか作れないあのレベルではどうしようもない(笑)。
大気プラズマ構造物で船体が宙に浮く原理の船を開発する、大掛かりなプロジェクトを隠すためのダミーとして、
数億円程度で玩具を作ってみましたと言うのなら、納得できないわけではないけどね。
94オーバーテクナナシー:2006/12/05(火) 15:31:36 ID:z4Q5mQ/M
>>90
ローター船の原理を応用した未来の船は、これに相当するかもね。

>>67 10.筒状の船体を垂直に立てて、回転しながら水平方向に進もう。

ゆっくり音を立てずに海流に身を委ねながら海中を漂う隠密行動にはいいのかもしれない。
95オーバーテクナナシー:2006/12/05(火) 17:14:27 ID:z4Q5mQ/M
>>93は、一部読んで意味が正確に拾いにくい書きかたをしてしまったようだ。

エアーコンフォート・テクノロジーは、
格闘技訓練用の防護スーツには、
衝撃を吸収するエアーバッグ内のマイクロエアーシェル構造の形成に、
超軽量薄型のパワーアシストスーツには、
ウエアに内蔵された人工筋肉用のエアーバッグの滑らかな収縮と出力アップへと応用されているらしい。
エアーコンフォート・スーツは、筑波のHAL(Hybrid Assistive Limb)のように、
いかにも機械装置を体に付けてますって外観にならず、
普通のバイク用のスーツとあまり変わらないデザインと柔らかさを持つのが特徴らしいね。

余談だけど、ストリートでジャンプしたり走ったりする目的で使われる西洋竹馬
パワースキップ(パワーライザー)をアスファルト舗装上で安全に使うためには、
インテリジェントなエアーコンフォート機能を持つ防護服服が必要とされているらしい。
ロシアではその昔、パワースキップの類似品が軍用としてテストされていたわけだから、
高機能防護服といったものに誰が開発予算を付けているかは、おおよそ察しが付くと思う。

というわけで、いろんな方面に応用されている技術のようだから、
大気プラズマで揚力を得て浮く船、そろそろ実験が開始されててもおかしくはないだろうね。
形状はたぶん、スティレットそのまんまでもある程度まではオーケーだろうから、
あとは、大気プラズマの構造物を生成する装置を・・・
実用になる実験機の試作に成功するまでに、あと何年かかることやら。(笑)