49 :
遊び人の玲さん:
宗教的発想は、病気ではありません。
人間にはもともと、万物を擬人化して思考する、アニミズム的思考モードが用意されています。
神や仏は、擬人化表現された、仮想の象徴的人格なので、
言葉と同じような、思考の対象となるシンボル(記号)にすぎません。
仮想の人格を用いて、万物を記号(シンボル)化するメリットは、
通常の言葉では表記できない、対象との相互作用や、元型(集合的無意識)が持つ力動作用を、
意識上で積極的に扱える点にあります。
たとえば、「人を愛する心」という言葉を意識上にイメージ(想起)しても、
「人を愛する心」という心的存在と、自分の間に生じる相互作用を意識上でイメージ出来ません。
ところが、人を愛する心を擬人化して、
「愛の天使」というバーチャルなキャラクターをイメージすると、
彼女との間で、漫画やアニメに見られるような対話を試みることで、
「人を愛する心」と自身の間に、さまざまなコミュニケーションを仮想することが可能になり、
積極的なイメージトレーニングの思考を展開していくことが出来ます。
好きな女性にどんな言葉でプロポーズするのが最も良いか、彼女とシミュレーションしてみたり、
どんなプレゼントをすると女性は喜ぶのか、彼女に質問してアドバイスを得たりと、
いろいろ考えを巡らせることが可能になるのです。
これは、「人を愛する心」という言葉をただ意識上にイメージ(想起)しただけでは、
不可能なことです。
50 :
遊び人の玲さん:2006/12/20(水) 18:26:51 ID:Db16vLUl
また、「草原の魂」の化身といった仮想の象徴的人格をイメージして、
漫画的発想で仮想のキャラクターを動かして対話することは、
環境問題を、より動的にイメージして思考することを可能にします。
実質的には、「草原の魂」の化身が象徴的に表現している背後に存在する対象、
つまりは、草原(人類の原初的生存環境)を成立させている、
自然の摂理と対話することに他ならず、
生得的真理に基づく答えを得ることを可能にします。
このような特性を持つ、アニミズム的思考モードの存在意義と利点を正しく理解できずに、
勘違いして誤用したり乱用しているケースが非常に目立ちます。
それによって、宗教と呼ばれる精神文化の世界に、
迷信と呼ばれる誤情報の山が形成されてきたようです。
漫画的キャラクターをイメージする発想が出来ない日本人など
ほとんど皆無となっている現代社会の実情を考えると、
擬人化表現による思考を正しく適切に行う方法を、
義務教育のカリキュラムに組み込んで教えても良い時期に来ていると思います。
宗教病は、この方向からの正しい情報の教育によって自然消滅することでしょう。
人間にデフォルトで(生得的に)備わっている、アニミズム的思考モードが病気に見えてしまう、
20世紀の科学的発想に基づく世界観からいつまでも抜け出せない人々のほうが逆に、
時代遅れで、非科学的で、病的と言えるでしょう。
51 :
遊び人の玲さん:2006/12/20(水) 19:06:28 ID:Db16vLUl
宗教的発想の根底には、アニミズム的な発想から発展した、
現人神を自称する人物による人類の統治システムが存在しています。
(たとえば、日本の天皇なども、現人神を自称する支配者として戦前まで存在していた)
それゆえ、仮想上の象徴的人格をイメージする思考モードという、もともとの機能から離れて、
統治する者とされる者の心理関係の成立に組み込まれてしまうと、
さまざまな社会的問題を引き起こすことになります。
本来はあらゆるものを擬人化して表現する思考モードだったので、
統治する者とされる者の関係に固執する必要はない筈なのですが、
絶対権力=神という絶対の存在という、支配者にとって都合のよい図式が、
現生人類が現在のカルチャーを集合的無意識として獲得した時期に、
成立したものと思われます。
遺伝子情報系が保持している、
人類の文化を生み出す雛形となるプロトカルチャ(集合的無意識)の中に、
その思考パターンの痕跡が認められることが、
遺伝子情報系が、脳の神経回路のなかに、
集合的無意識を生成する過程を解析する作業から明らかになってきています。
52 :
遊び人の玲さん:2006/12/20(水) 19:07:00 ID:Db16vLUl
進化の段階で、脳が肥大して発熱量が増えた問題に対処するために、
現世人類は全身で汗をかいて冷却する方法を選択しましたが、
汗腺が十分に発達するまでの間は、
脳を冷却するために、エチオピアの水辺で半水棲生活をおくっていたことが分かっています。
そのような、湖部落が散在する、各部族が半ば隔離された環境の下で、
汗腺が突然変異で増えて、脳冷却が有利に行えるようになった優れた人類と、
まだ未発達な段階で、思考能力が低い人類との間に格差が生じて、
階級制度が発達していった可能性があります。
汗腺が発達し、脳冷却の問題を解決して、
脳がより肥大化して思考能力が高くなった人類の祖先は、
他の湖に棲息していた、未発達な人類の祖先から見ると、
その知恵ゆえに、アニミズム的発想で、神のように崇められるようになったと思われます。
これによって、神の一族と一般平民の階級が生じ、
支配する者とされる者の心理関係が成立するようになり、
水辺を離れて、より広い範囲に人類が移住することが可能になったと考えられています。
その後、支配階級と一般平民の婚姻を制限するタブーなどが発展し、
神の一族の血を維持する社会システムが機能していた一時期があったようですが、
タブーの掟を守るより自由恋愛を選んだ神族の人間がいたせいで、雑種化が進んでしまい、
5万年前にはまだ存在していたと思われる神の一族は、1万年前には自然消滅したと考えられます。
したがって、現存していない神族を現代人が仮想して、神として崇める行為は、
プロトカルチャ(集合的無意識)に基づく遺伝的習性の発現にすぎず、現代では無意味です。
宗教が病的な迷信を蓄積してときに暴走するのは、神族が実在しなくなったからに他ならないので、
遺伝子情報系が保持している、神族に関する集合的無意識を遺伝子組み換えによって消去する
未来技術を獲得することによって、現実から乖離した問題行動は解決すると思われます。
53 :
遊び人の玲さん:2006/12/20(水) 19:56:02 ID:Db16vLUl
人工知能を開発しようと、人類の脳の中に、
生得的思考パターンが生成されるメカニズムを調べているうちに発見した、
プロトカルチャを解析した結果分かったとこは、
人類の進化の過程で、何度か突然変異によって、
それまでの人類より優れた、神の一族が登場したが、
もともとエッチが大好きな人類は、神の一族の血統を維持することが出来ず、
自由恋愛によって一般平民と雑種化してしまい、消滅していった。
現在では、一般の人類が進化して、皆神の一族と同程度の知能を有する状況になっているので、
いまさら、神様なんて仮想の知恵者を空想して、
神の知恵だの、神の奇跡だの、神の御利益だのと、特別な迷信を作り出すことは無意味です。
私達人類全員が、神様レベルの知的能力を有しているのですから、
そういう作り話をしても、まるで意味がありません。
というのが、この話のオチですね(爆笑)。
問題は、遺伝子記憶のプロトカルチャの中には、未だに、
神の一族に支配されていた当時の思考パターンが残っていて、
神族を崇めて服従したがる習性を人類が持っていることです。
不要になったこの遺伝子記憶と習性を完全に消去するには、
プロトカルチャに関わる遺伝子組み換えが必要になります。
人類の思考パターンを遺伝的に操作する技術は、まだ確立されていないため、
未来技術ってことになりますね。
54 :
遊び人の玲さん:2006/12/20(水) 19:57:21 ID:Db16vLUl
人類の生得的思考パターン(脳の神経回路の配線)は、本能ですら遺伝子組み換えで改変できます。
人工知能の研究のために、マウスや猿の神経回路を遺伝的に書き換える研究をしていますが、
ある程度手応えを得て、その成果を人工知能の開発に用いています。
将来は、遺伝子組み換え機能を持つレトロウイルスを作って世界中にばら撒くことで、
人類の思考パターンを遺伝的に操作し、
神の一族に服従したがる人類の困った習性を消去することも、不可能ではなくなるでしょう。
でも、この近未来テクノロジーを悪用すれば、
人類の生得的思考パターンを改変して、神に成り済まして全人類を自分に服従させようと企む、
スーパーマッ●サイエンティストの出現を許すことにもなりかねないので、要注意ですね。
今までは、こんな恐ろしいことを考えるスーパーマッ●サイエンティストが私一人で、
そのノウハウを知っているのも、
日本スーパー●ッドサイエンティスト協会(仮称)に所属する信用できる人々に限られていたけど、
私がこの板にこうして書き込んでしまったから、今後はどうなることやら(笑)。
テロリストを擁する武装宗教団体には、絶対に提供したくない未来技術ですが、
こういったテロの手段が存在することを、いつまでも隠し続けることは不可能だし、
この種のテロの可能性を多くの人が知って、予め対策しておいたほうが、
いきなり、遺伝子改変テロ攻撃を受けて、全人類の脳が狂わされていくよりも無難だと思います。
これを読んだ人が、「私は神になる方法を知っている」と、豪語しても
誰も嘘と否定することは出来ないだけに、考えてみると恐ろしい、究極の未来技術の一つですね。