江崎グリコは三和澱粉工業株式会社(本社:奈良県橿原市、社長:
森本俊一)と共同で、砂糖を原料とした酵素合成アミロースの量産
化技術を完成させています(平成17年2月8日記者発表)。今回の技
術は、この量産化技術を応用したもので、セルロースの分解物であ
るセロビオースに、5種類の酵素を同時に作用させることにより、酵
素合成アミロースの生産を可能にしました。
今後世界の人口は爆発的な増加が見込まれており、食糧危機が懸念さ
れています。今回の技術は、迫りくる食糧危機を回避するための重要
な技術と考えられます。
本研究成果は、本年3月28日より札幌で開催される日本農芸化学会20
05年度大会において発表予定です。さらに、4月〜6月に開催予定の国
際会議に於いても順次発表していきます。
http://www.ezaki-glico.com/release/20050317/index.html