原始人に技術を教えるスレ

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60オーバーテクナナシー
時間は少し前に戻る。もちろん、原始人には知覚することのできない、はるか未来のある施設の一室での出来事だった。

研究員A「大変ですっ!。何者かが未来技術を使って原始人に接触していますっ!」
所 長 「なんだとっ?影響は?」
研究員B「追跡調査中です。干渉が続いているので、未来がぼやけています。」
研究員A「すでに道具を手にしたことにより、原人の脳の容量が飛躍的に増大していますっ!」
研究員B「あ・・・これはっ!そ・・・そんな・・・」
所 長 「ど・・・どうしたっ。早く報告しろ!!」
研究員B「旧石器時代なのに、すでに磨製石器が確認されています。そして尖頭器もっ!」
所 長 「文化人類学研究所に連絡をしろ。人類の起源への影響をしらべろ。」
研究員C「いったいどうしたっていうんですか?考古学の教科書がちょっと書き換わるだけでしょ?」
研究員A「ばかっ!ロブストゥス猿人やペキン原人を知らんのか?
今の人類は同属との殺し合いの上に進化してきたんだ。違う系統の旧人が勢力を伸ばしたら・・・。
歴史が変わるだけじゃすまんぞ。いまの人類はすべてなくなってしまうんだっ!!」
研究員B「文化人類学研究所からの回答がきました。
すでに原人の分布の増加、また捕食によるとおもわれる大型獣の異常な減少、森林の乱伐による減少、表土の流出、砂漠化がみられます。」
研究員C「ワームホールです。ワームホールを通して、テレパス能力レベルA以上の人間が複数、原人の脳に直接接触しています。」
所 長 「タイムパトロール緊急発進。繰り返す、タイムパトロール緊急発進!警戒態勢レベルAへ移行。」