「高温」超伝導つっても、住友電工の線材をはじめ近年実用化されたビスマス系素材の
臨界温度(超伝導を維持できる温度の上限)は110Kつまりマイナス170℃くらい。
高温≠常温なんだな。従来素材では液体ヘリウムによる冷却が必要だったのが
ビスマス系素材では液体窒素冷却で済むので冷却コストが大幅に下がるってところは
大いに意義があるんだが、送電線には全く関係の無い話。
http://www.sei.co.jp/seiworld/2004/08/2a.html
>>78 超電導送電すると電圧は低くなると言うかなくなってしまうので、
超高圧送電のように高い鉄塔に間隔を開けてぶら下げる必要がなくなるよね。
意外とコスト安になる可能性はないかな?
>>76 山梨リニアの実用タイプ超電導磁石(ニオブチタン線材)は最新タイプは液体ヘリウム
・液体窒素とも冷媒の完全リサイクルが達成されている。勿論500km/h超営業車両対応可能。
簡素・より高性能な地上コイルにも大丈夫。
リニアの高温超電導磁石(ビスマス系線材)は既に1コイル試作機は出来ている。特徴として
液体ヘリウムも無ければ液体窒素も無い冷媒の無い伝導冷却方式
山梨最新タイプと同じく起磁力750キロアンペアターン
減衰率一日あたり0.5%弱
16Gを超える加振試験をやっても平気
さらに、今年中に山梨での走行試験のため高温超電導磁石(4コイル)を完成
して(したか?)リニア車両に搭載し走行試験する予定だそう。
>>80 どうやって冷媒も無しに冷却してるの?
それより、山梨とかで走ってるリニアって電力供給どうしてるんだ?
コイルはともかく、エアコンとか照明とかの電力って必要だよな?
長距離超伝導送電の実現の前に、海底送電ケーブルの延長が先だ。
現在の大容量送電ケーブルは、絶縁油を加圧する制約上、100kmまでしか作れん。
個体の絶縁材料が進歩しないと、大容量は海峡や水道に引くのが精一杯。
84 :
オーバーテクナナシー:2005/05/08(日) 15:28:51 ID:IoX/+YB1
超伝導物質を使ったコイルって最初は直流電源を繋いで電位差を与えて電流を流すのですよね?
その後、直流電源を外すと電位差がなくなり、ただのリングになりそうな気がするのですが、
なぜ永久電流が流れるのでしょうか?
85 :
...:2005/05/08(日) 17:48:28 ID:nCFkqRGG
おい、おめーらー
完全無料ブロードバンド放送
「ギャオ」
で
量子コンピューター使って物質制御するタイムマシン
が発明された時にこうなるよっていう映画で、超おもしれー
「タイムライン」
っていう映画
今、無料で見れんぞ
おい
まぁ、使用者が増えてくれないとサービスが存続するか分からないわけだし多めに見てやろうぜ。
見たい番組あるか探すのさえ面倒だけどw
>>84 そのような、今までの常識を超える未知のフェーズを見つけた驚嘆・喜びもあって
【超】電導と名づけられたのでしょう。
日本人が発見したビスマス系線材が近年ナノボルト/cm以下というとんでもない
レベルに達し、ステンレス無しでも凄い強度に達したのはやはり
日本固有の超電導リニアの存在によることが大きい。
超電導リニアの山梨走行試験用高温超電導磁石はいつ発表されるのかなあ。
超伝導技術においては日本は未だに最先端ですもんね。
一番最初の頃は液体ヘリウムだったのに今となっては液体窒素でも余裕ですから凄いものです。
>>79 えーと、送電線同士の電位差は、負荷(高圧送電線の場合は変電所)に
よるものですから、送電線を超電導化しようが、変電所を超電導化しようが
同じです。
ただ、高圧送電自体がある程度必要性が下がるので、大電流低圧送電が
実現できて、結果送電設備の簡略化ができるかもしれませんね。
超電導線といえども流せる電流に限度はあるので、電圧を下げるのにも
限界はあると思われ。
92 :
オーバーテクナナシー:2005/06/01(水) 00:50:39 ID:2WSysv2i
リング状にすれば、一度電位差を付けて、電子を加速させると、その後電位差をなくしても慣性の法則により、
電流は流れ続けます。
93 :
オーバーテクナナシー:2005/06/01(水) 00:54:24 ID:2WSysv2i
要するに、超伝導リングにすれば、真空中を等速運動する物体と同じことになります。
まあ厳密には、円運動なので加速度運動ですが、電子の速度は遅いので、遠心力は殆どありません。
無抵抗アルミニウムなんかがあればいいんだけど・・・
なんでもない、こっちの話
おーい。
98 :
オーバーテクナナシー:2005/08/04(木) 11:40:27 ID:oSN76hBH
学校の図書館に石ノ森章太郎の超伝導学習マンガがあった。(87年くらいのマンガ)
超伝導は夢の技術世界で研究されてる!!とか超伝導カタパルトで宇宙行き放題!!とか、
JR東海が超伝導事業に参入!リニア新幹線開発とか、緑色の石が超伝導物質だったんだ!とか、
よく覚えてないけどそんなことが書いてあった。バブルってすげー。
100 :
のまいぇぃ:2005/11/06(日) 08:32:34 ID:5Z+P5Irn
100とったら俺は彼と両思いになれる。
101 :
探求者 ◆ukkUVkQx/k :2005/12/31(土) 17:17:17 ID:8FuJ7mYt
102 :
オーバーテクナナシー:2006/08/27(日) 07:08:50 ID:w5Gh9eYP
長距離ってどなもん?
地方の発電所から都市の変電所は、まだ時間かかりそうだが、
都市の変電所からの幹線は、実証実験が進んでるんじゃない。
導波管にすればいいんじゃ?
104 :
オーバーテクナナシー:2006/08/28(月) 04:37:21 ID:6TiEzxiY
遅レスだが。
>>98 バブル経済というより、俗に言う高温超伝導フィーバーの影響だな。
あの時は世界中で競って作業してて(とても研究や開発とは言えない)
胡散臭い話も沢山あったが、Tcがどこまで上がるかワクワクしたもんだ。
>>102 電流はどれくらい流せるの?
知らない人もいるみたいだけど、超伝導体は臨界電流を超えるといきなり
超伝導じゃなくなるから、大電流が流れてると一気に発熱して大惨事だ。
上の方にkAとかあったけど、たとえば5,000kAでも一般家庭100戸分程度、
団地ひとつ、ろくに給電できなさそう。
105 :
オーバーテクナナシー:2006/08/28(月) 06:21:39 ID:QJRT8qUQ BE:368937465-2BP(0)
>>104 >5,000kAでも一般家庭100戸分程度
50Aのブレーカがついてるとしても10万戸は余裕だぞw
108 :
オーバーテクナナシー:2006/11/03(金) 12:41:29 ID:p/jdU8W9
実現するとどうなるのさ
109 :
オーバーテクナナシー:2006/11/03(金) 20:12:39 ID:NfQt/j+k
電気代が安くなる
かもしれない。
ランニングコスト>抵抗でのエネルギー消費にならなきゃいいが。
111 :
オーバーテクナナシー:2006/12/25(月) 23:04:25 ID:1ab/CRR9
電力の自由化というのをもっと推し進めたらいいと思う。
通信の自由化の時のように第二電力のような会社ができてもいいんじゃないの?
メタルが光ファイバーになったように、高圧電線に超伝導電線を利用しているとか
マイクロ波で送電してるとかいろいろ出てくるように技術競争を促すようにする。
また、外国で発電したものを送電するとか、人工衛星による太陽光発電や核融合発電など
発電だけを専門に行う会社がでてきてもいいな。
そういう時代が来ると思う。というより、地球環境を考えると必要であると思うが
いかがだろう。
継ぎ目なしのカーボンナノチューブ配線なら超伝導など不要だろ。
何せ伝わる理屈が量子テレポートで情報が伝わるわけだからな
114 :
オーバーテクナナシー:2007/01/09(火) 00:37:51 ID:vT7Zvcad
超伝導線材かぁ。昔友達が卒論に書いてたなぁ
115 :
オーバーテクナナシー:2007/04/15(日) 23:25:46 ID:Gb3GBL7Q
....
>>71 ちょっと意味不明
>>69 マジレス
「電子そのものの」速度は電流の大きさと流路に依存するんじゃないかな。
どう言えばいいのかな、大雑把な比喩で言うと、両端が開いたパイプに
ビー玉がびっしり詰まった状態を想像してつかぁさい。片端から新しい
ビー玉をガンと1個叩き込む。そうすると、押し出されて反対側から
ビー玉が1個ポロリと落ちる。叩き込んでから押し出されるまでの
時間はビー玉と管路を電子と導体に置き換えると銅の場合でだいたい
真空中の光速の8割くらいです。秒速何十万キロの世界ですね。
ただし、これが起こった時、管の中のビー玉はほとんど動いていません。
最高でも、ビー玉1個分の太さ管路を使った場合で、ビー玉の直径1個分
しか動いてないわけです。
>>111 押し勧め過ぎた結果のアメリカの大停電とかあるから、ライフライン系は
結構悩みますね。
117 :
オーバーテクナナシー:2007/05/14(月) 02:49:03 ID:AyMMk0ha
ホントにそう思ってるの?(ビー玉方式)
交流の方が効率的だからな
いっそ、発電所で水の電気分解をやって水素を作り出して、各家庭にパイプラインで供給して、各家庭に備え付けた燃料電池で電気に変換した方が効率的ジャマイカ?
初期投資がかかるが、これなら変電所すら要らない。維持コストが一気に減る。
電線も電柱も鉄塔も要らないから景観保護という観点からもメリットは大きいと思う。
スレチならスマソ。
>>119 一旦発火したら手が付けられなくなるな。
町が吹っ飛ぶどころかパイプライン伝って日本ごと吹っ飛びそうだなw
カーボンナノチューブの電線なら入り口と出口で量子テレポートになるんだから
電子損失てありえねーんじゃない?
理論上はカーボンナノチューブの長さはいくらでも長くできるわけだし。
チューブの中空は常温で超伝導状態になっているようなもの。
124 :
オーバーテクナナシー:2008/03/03(月) 20:02:15 ID:j91fymRI
アナル
125 :
オーバーテクナナシー:2009/06/02(火) 00:00:55 ID:D2UhLUT2
超伝導でも限界電流があるわけだし、
可能というのは、それすら知らないということ。
127 :
オーバーテクナナシー:
超伝導蓄電システムに大量の電気を貯めておき、
それを船舶や巨大トレーラーで運ぶ、
とかじゃ駄目かな。