明けましておめでとうございます。
本年で常温核融合の衝撃的な記者会見から17年を迎えることになります。
これだけの年月を経て、いったい何が明らかになったのでしょうか。
今後、凝集系核科学を普及・発展させていく為には何が必要なのでしょうか。
自問自答を繰り返しつつ、今年もブレークスルーを待つことになりそうです。
雑誌Journal of Fusion Energyはアメリカ核融合協会が発行している
熱核融合分野でも最も権威ある雑誌の一つです。
編集長はもちろん、アメリカ核融合協会会長です。
既に、中国人の副編集長が、「中国に於ける凝集系核科学研究」
と題して、レビューを投稿しています。
今後は一層、投稿が増えていくことになると思われます。
三菱重工の実験結果を放射性元素で確認して、
放射性廃棄物処理への応用研究を目指すイタリア・日本国際プロジェクト
IJ-Projectは、現在予算申請の大詰めを迎えているようです。
既に国会議員の署名も相当数集まっているようですが、
イタリアの財政もまた厳しく、最終的な判断はもう少し先になりそうです。
今年は何とか、早い内に時間を作ってWikipediaを書き直すことを計画しています。
出来るだけ具体的な論文を参照して、詳細なレビューを書ければと思っています。