1 :
原民喜:
わたしの未来に何が待っているのか、そう思うことの楽しさ。
何があったっていい。わたしはわたしの人生に真っ正面から素手でぶつかるのだ。
「傷痍なき人生は恥」
ということばを義兄に教えてもらった。いいことばだ。一度も傷ついたことのない
人生なんて、わたしもごめんだ。
夜、義兄がわたしの部屋に本を借りに来た。「うりこ姫とあまのじゃく」。
パラパラと本のページをめくる義兄の端正な横顔から、わたしは視線を逸らすことが
できなかった。
ああ、世界で一番好きな人が、わたしの姉の夫だなんて・・・・・・。
だめ、だめ、だめ。これ以上何も書いてはいけない。わたしは義兄にだけは正面
からぶつかることはできないのだ。
「おにいさん。わたしはあなたのものになりたい」
もしも、そう言ったなら、一体どういうことになるのだろう。傷つくのはわたし
一人では済まされない。
夜、雨が降っていた・・・・・・。
2 :
名無しさんといつまでも一緒:2001/07/20(金) 08:26
あした尼崎に帰ると言うと、義兄が土曜日だから車で送っていってやるという。
「お姉さんも一緒に行かないの」
わたしの言葉に姉は首を横に振った。そして義兄に頷いてみせた。姉と義兄に
だけ通ずる言葉にわたしは寂しかった。
「わたし一人ならバスででも、汽車ででも行けるもの」
うそ。三十分でも義兄と二人っきりの車の仲は嬉しいくせに。
ああ、神様。あしたという日を与えてくださってありがとうございます。
夜、嬉しくて眠られず。あした、あした、あした。何もかもあしたが知っている。
窓から☆がいっぱい覗いていた。
おめぇんどごは、まーだ「汽車」がはしってんのがっ?
4 :
名無しさんといつまでも一緒:2001/07/20(金) 08:41
わたしは助手席に座らなかった。うしろから義兄のがっちりとしたお尻や肩、
はちきれんばかりの太股を思う存分眺めたかった。それに、うしろに座ると、
バックミラーに映る義兄の顔を見ることができる。雄琴を出て気がつくと、
車はもう層雲峡に入っていた。その間、わたしはただ義兄の太股をじっと
見つめていたのだった。何も言わずにただ眺めているだけで、それだけで
わたしは幸福だった。
(ただみつめているだけでしあわせだなんて)
わたしは自分が哀れになった。バックミラーに映る義兄の真剣な目。
義兄はただ、真剣に車を走らせているだけなんだ。
もしかしたら、うしろに乗っているわたしのことなど、荷物ほどにも
思っていないだろう。
花咲かせた牧戸はどうしてんべ?
もう散っただか?
hayashi will be killed.
hayashi should be killed.
Who has to kill Hayashi?
7 :
名無しさんといつまでも一緒:2001/07/20(金) 23:29
林って誰?
8 :
名無しさんといつまでも一緒:2001/07/20(金) 23:35
もしかしてメロンちゃん?
9 :
名無しさんといつまでも一緒:2001/07/21(土) 00:12
もう、ポエム板かどっか逝ってくれ!!
もしくはオカルト板とか・・・
10 :
広未涼子:2001/07/21(土) 16:09
嫌、嫌、嫌。
尾崎正也
12 :
後藤巻き:2001/07/21(土) 16:21
>>1 暑いねぇ、あんたんとこクーラ入れた方がいいよ。
かない脳味噌が沸騰してるよ。
13 :
名無しさんといつまでも一緒:2001/07/22(日) 01:44
こっちの続きが読みたいんだけどなあ。
14 :
名無しさんといつまでも一緒:2001/07/22(日) 11:27
太宰治はどうして自殺したのだろう?
生マレテキテスミマセン
こんな悲しい言葉を知った人は、死ぬより仕方がなかったのだろうか。太宰治は
必死になって生きていた。わたしにはそれが分かるような気がする。
わたしもまた、必死になって生きたい。しかし、生きるっていったい何なのだろう。
決して愛してはいけない義兄をひっそり思い続けながら、死ぬときに大声で、
「好きだった」
と叫んでしまうことだろうか。
わたしはいったい何のために生きているのだろう。義兄を思うために生きているのだろうか。
それもいい。たった一人の人に生き甲斐を感じて終わる人生。そんな人生があってもいいではないか。
キモイ・・・
逝っちゃってるポエマーはいやづら・・・
16 :
名無しさんといつまでも一緒:2001/07/22(日) 19:32
中部新国際空港(愛称・セントレア)、省略すれば 「中空」と
なってしまう事が気に入らないので愛称を募集して
「セントレア」となったそうです。
羽田、成田、関空よりはマシです。
セントレア、愛知万博、中央リニア新幹線、
名古屋が今、面白い!!
17 :
名無しさんといつまでも一緒:2001/07/22(日) 19:42
18 :
名無しさんといつまでも一緒:2001/07/22(日) 21:25
>>1それからどうした???
で・・・これはポエム?私小説?フィクション?エッセイ?娯楽小説?etc・・・
いったいどのジャンルなんざましょ?
19 :
名無しさんといつまでも一緒:2001/07/27(金) 11:53
20 :
名無しさんといつまでも一緒:2001/07/27(金) 13:50
尼崎(兵庫)に帰る道で
「雄琴(滋賀)を出て気がつくと、車はもう層雲峡(北海道)に入っていた」??
はあ???
夏の夜になんか咲かなくてもいいし、もう上がってくれるなよ。
夏ですなぁ。プ