占いの関連書籍

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1名無しさん
占いの入門書、教科書などにとどまらず、占いに関するあらゆる書籍を
取りあつかうスレッドです。いろんな分野から占いネタに使えそうな書籍を
ご紹介下さい。
21:2000/06/17(土) 01:38
[20世紀年表」毎日新聞社。1900年から1999年まで、その年に起こった出来事
を多方面にわたって記録している本。そこにある「Horoscopy」コラムが
面白いです。1年ごとに毎年の出来事を星の運行から解説しています。
メープル・ピンドットさんて誰だろ? マンデンに興味のある人もそうでない人
も興味深く読めると思います。ネイタル解説もちょっとだけあり。

 この本は重くてデカくてやや高価なので、わたしのよーに図書館で借りて
読みましょう。
31:2000/06/17(土) 01:54
2の本、あとがきにもちゅうもく・・・
41:2000/06/17(土) 04:05
こんな感じでよろしくー。(新スレなんで上げておきたい)
5名無しさん:2000/06/18(日) 02:52
あげ。
6名無しさん:2000/06/19(月) 16:58
アラン・ソーカル/ジャック・プリグモン『知の欺瞞 ポストモダン思想における科学の濫用』(岩波書店)2800円。
「占いは科学だ。なぜなら統計だから」っていう言説のおかしさが、占いだけじゃなくてポストモダン思想における数学概念の濫用にも当てはまることをに言及した一冊。知的興奮有り。
76:2000/06/19(月) 17:12
あ、文章が乱れていて分かりにくくてもうしわけなかったんだけど、
「統計によって証明された(あるいは、統計によっては証明されない)」
っていう素朴な言説が、それに通暁していないぼくらに
なにやら<妙な違和感>をもたらすような状況って、
占いだけじゃなくて、ポストモダン思想にも見られるようだってことが
言いたかったのです……。この問題も、根っこが深そう……。
とりあえずラカンとか、めったぎりね……^^;。

この問題って「占い」ではきちんと論述されている著作がないから、
このへんから考えるキッカケを得るしかないのは、残念。
8>6:2000/06/19(月) 19:48
 しゃーないよー、占い好きな人って、たいてい占い以外何にも知らない人
だったりするもん。ていうか、異分野異業種の融合がこれからの時代ますます
必要とされる、いやそれなくして全ての分野に進歩はないね。そう思う。

 で6さんご紹介の本は面白そうなので読もっと。
96:2000/06/19(月) 20:42
直接的に占いと統計の関係性には触れていないんだけど、
ポストモダン的言説と抽象数学の関係性って、言説の
複雑さに違いは有るが構造はまったく一緒なんで、紹介しました。

となると、この掲示板でときどき展開されている、
「占いって統計? どうよ?^^」っていうのは、なにげに
ものすごく難しいテーマを扱っているって思うのであった...。

読み進んで行くうちに、
意識ってなに?ってところに、関心が再び戻ります。
10名無しさん:2000/06/20(火) 04:39
>8
平気で失礼なこと言う人だな。。。
占い好き(要は趣味が占い)の人はともかく、占い師はいろいろ知らな
いとやっていけないの。
研究家にも真剣な人はいるし、いい加減なことを言わないで欲しい。
どうしてもそういう結論にしたいなら、それこそ統計取ってみたら?

>1
ミシェル・ゴークランの著作は参考にならないですか?
111>10:2000/06/20(火) 06:23
 8はいわゆる一般常識の有無じゃなくて、占い関係以外にごく専門的な学問を
押さえた人が少ない、と言っているのだと思う。あとに続く話はそういうつな
がりでしょう。

 参考になる、ならないはわたしが決めることじゃないから、これはいいと
思う書籍をばんばん紹介してちょ。でゴークランですが、日本語で入手しやす
い本ないかなあー。
12名無しさん:2000/06/20(火) 13:27
>11
ゴークラン自身の著作ではないのですが、彼の研究にふれた、
日本語の書籍を紹介します。
H・J・アイゼンク D・K・B・ナイアス共著
『占星術ー科学か迷信か』誠信書房 2575円
1982年に出版されたものの翻訳本です。

あと、皆さん知ってるかもしれませんが
石川源晃氏の『調波占星学入門』にも少し載っています。

その他に、よくある、(オカルト科学を批判する)ことを目的とした
書籍で、ゴークランの研究に言及してるものをみかけたことがあります。
具体的な研究内容を検証しているとはいえない内容でしたが・・
ゴークランに関しては、具体的内容にまで踏み込んでいる書籍は
前述の二冊ぐらいしかありませんでした。
(私のみつけた範囲でですが)

131>12:2000/06/20(火) 18:51
その程度でいいのなら、ライアル・ワトソン「スーパーネイチャー」にも少し
記述あり。上昇惑星とカルミネート惑星に関する統計調査を紹介しています。

この本は占星術と天文物理学をからめた論考もなかなか読ませます。おすす
め。蒼樹書房。図書館にもたいていある。
146:2000/06/20(火) 19:47
野田又夫『ルネサンスの思想家たち』(岩波新書)

新プラトン主義の思想潮流を引き継いで展開された
ルネサンス時代の占星術について言及しています。
ピコ・デラ・ミランドラとか……あのへんね。
クザーヌス、ブルーノ、パラケルススほか、
ルネサンスの思想家の思想がコンパクトにわかりやすくまとまっています。
古書店にて180円で購入。とてもお買い得でした。
151:2000/06/20(火) 20:31
 しばらく西洋関係が続いたので、東洋関係も期待してます。よろしく。

 個人的には手相を読み解くヒントになる、たとえば医学関係の書籍とか、
ないかなあー。生物学とか。

 すっごい研究書とかでなくても、軽いエッセイなどでもいいし、いろいろ
紹介して下さいませ。意外なとこでマンガなんかでもよいよ。
16名無しさん:2000/06/22(木) 04:00
マルグリット・リュッタン『バビロニアの科学』(矢島文夫訳 文庫クセジュ 白水社)
第8章 占星術
っていうのがあります……。また西洋でごめん。
古書店で50円で購入。新書だから読みやすい。
17名無しさん:2000/06/22(木) 10:21
たまに「四柱推命は統計学だ」と言い切ってる人がいるけど
ホントにそんな資料があるのかな。(しかし私は「統計学は統計学者に任せるべき」
程度のことしか知らないから、あんま突っ込めないんだけど)
18>17:2000/06/22(木) 19:38
「姓名判断も統計」とか言う人もいたね。この板のどっかで見た。
東洋占は統計好きなのか?
19名無しさん:2000/06/22(木) 21:49
森毅『数学の歴史』(講談社学術文庫)760円

また、西洋ですみません……。^^;

占星術は天体を観察することでしか成り立たない。
天体位置を観察したり、緯度経度を求めるためには、
球面三角法に始まるような、幾何学(立体幾何学)
がなければどうにもこうにも成り立たない。
こういう至極当たり前のことに気がついたとき、
数学プロパー以外の人たちがそこに馴染むための
キッカケを得るためには、
数学史を読まなければどうにもならないことがわかってしまう。

元京大教授、現(自称)フリーターの森毅さんの著作は、
どれもこれも面白いよ。これは、入手しやすい一冊。
20名無しさん:2000/06/22(木) 22:00
このすれっどできてから、ひぼうしゅうしょうが
へったかも。
21名無しさん:2000/06/23(金) 02:59
age
22名無しさん:2000/06/23(金) 07:32
ageage
23名無しさん:2000/06/23(金) 16:56
中沢新一『バルセロナ、秘数3』(中公文庫)

ご存じの通り、この人って宗教学者で、
オウム真理教事件のときにバッシングされたんですが。
という断り書きを一言いれといて……。

世界を司っている原理を<3>とみるか、
あるいは<4>とみるか?って話をスペインのバルセロナを
舞台に、延々としているのであった。読むと、バルセロナへ
行きたくなるなぁ。

<7>とか易の<6>とかどうなったんだ?って疑問はなし(爆)。
ピュタゴラス派の考え方(比例中項など)にもさらっと触れている。
興味がなければ、すごくつまらん本かも……。
でも、書き方がエッセーぽくって読みやすい……。
24名無しさん:2000/06/26(月) 03:58
占星術の本でオススメありませんか?
またはオススメのページでも。
25>24:2000/06/26(月) 04:18
松村潔「最新占星術入門」学研エル・ブックス

これ読んで慣れたらいろいろ読みあさるがよろし。
26名無しさん:2000/06/26(月) 07:44
>25
ありがとう!今度見てみます。

占星術の勉強できるウェブサイトもあるかな。
色々見てるけどいまいち…。
27名無しさん:2000/06/27(火) 05:38
水之江有一『ヨーロッパ文化の源流 聖書・神話の世界から歴史へ』(丸善ライブラリー)680円

ヨーロッパ文化圏の象徴解読の実例を
図像学的に項目別に解説。
ロバート・フラッドなどにも言及している。
28名無しさん:2000/06/27(火) 06:42
西洋占星術の体系に関心がある人は、
ロバート・フラッドの名前を知っておいて
損はないかも……。

ヨハネス・ケプラーと往復書簡を交わしていることで
歴史的なポジションが見えやすいのはポイント高い。

この人物をキーにして考えていったときはじめて、
閉鎖的かつ独善的になりがちな日本の占星術知識体系を
きちんと開いてくれる効果がありました。
291:2000/06/27(火) 18:52
>28
へっへっへ・・・ロバート・フラッド、名前(だけ)知っています。
27でご紹介の本はロバート・フラッド入門書としてはどーでしょうか?
よさげでしたらここから勉強してみようかな。
3028:2000/06/27(火) 19:21
>1 あ、もうちょっと広い範囲です。
   中世までのギリシア・ヨーロッパ思想全般
   (特にキリスト教メイン)って感じ。
   イメージ・シンボル辞典の簡略版という
   趣があるかもしれない。


  ケプラーとフラッドの対立を発見したとき、
  はじめて、占星術システムの実体が、
  見えたような気がしたんだよね。
  同じ体系を使っているのに、捉え方が
  全く違う。たぶん、フラッドで、古いシステム
  つまり、ぼくらが「占い」と分類しているものは、
  一度、その発達が止まったのではないか?って
  推測できるんだなぁ……。
 
  フラッドは、ケプラーと
  合わせ技で一本、という感じでしょうか。
  アーサー・ケストラーが
  書いているケプラーの評伝などを
  合わせて読むと理解が早い、と思います。
311:2000/06/27(火) 22:43
うーん、入門書としては、いきなり個人の評伝ぎっしりから入るより、その他
大勢の中から全体の位置みたいなのを把握してから、さらに詳しく・・・と
いうプロセスでいきたい人なので、やっぱ27の本辺りから入ろうと思います。
フォローどもっ!>30さん
3228:2000/06/28(水) 00:12
ちなみに前のヤツは、フラッドの図版を引用して
象徴解読しているけど、フラッドの人となりなどには
言及していません。

フラッドに興味があるのなら、

ジョスリン・ゴドウィン『交響するイコン』
(吉村正和訳 クリテリオン叢書 平凡社)

があります。

これ、版元品切れ。図書館などにはあるかも。
331:2000/06/29(木) 09:09
リンクテストー
http://www.2ch.net/test/read.cgi?bbs=fortune&key=959038021 オススメの占星術の本は?
http://www.2ch.net/test/read.cgi?bbs=fortune&key=950879480 占い関係の書物
341:2000/07/02(日) 01:24
 新スレ立てようか迷ったんだけど、やっぱここでやることにした。
占いについてもっとよくわかるサイトも募集。目的はいっしょだからいいよね。

http://www.nifty.ne.jp/CM/Forum/ffortune/mir/astro/hist.htm
占星術の歴史をてっとりばやく知りたいときはここを見るとよいかも。
見やすい年表です。どぞ。
35ここはイイかも?:2000/07/02(日) 01:33
361:2000/07/02(日) 02:11
http://www.osk.3web.ne.jp/~dmercury/dv_index.shtml
いつも勉強させていただいています。
371:2000/07/05(水) 07:53
38名無しさん:2000/07/05(水) 21:06
MLの情報もここに足していこう。
西洋占星術ならば、取りあえずここでそ。
http://www.bekkoame.ne.jp/~airy/ML.html
39名無しさん:2000/07/11(火) 15:07
「ブックマップ」(工作舎)1545円+税

自由七学芸の頂点、知の集約点として、
位置付けられていた天文学、
(そして分かたれていない頃の西洋占星術)を
サイエンスのベースキャンプとして、
見ることもできるのではないのかな。
現在、これほどまでに細分化されてしまった、
知の全体像を把握するのは、
どうにもこうにも、なかなか難しいけど
これはその一助となる一冊かもしれません。
(工作舎発行書籍の紹介本って趣はあるけどね)。

増補改訂版があったはずだけど、今手元にあるのは旧版。

もちろん、同書には、占星術に関連した書籍、
たとえばローレンス・ブレア「超自然学」(菅晴彦訳 平河出版社)
なども紹介されています(cf.2-5)
(「超自然学」第三章 遊星の論理)
401:2000/07/11(火) 19:10
>39
をを。その本持ってまーす。工作舎の本っていいよね。昔の本のみ・・・
41名無しさん:2000/07/11(火) 19:51
う、さりげに鋭いつっこみを...
42名無しさん:2000/07/13(木) 13:07
阪井占星術研究所 http://home9.highway.ne.jp/astsakai/

これ、オススメ。
43>42:2000/07/13(木) 13:27
日本でも、ようやく、まともな感性を持った人が、
占星術に関わってきたっつー感慨はあるよん。

いままでのって、なんか胡散臭すぎたしね。
当たるとか、当たらないとかばかり言あげして、
途中から、論理的な説明抜きのごり押しが多かった。
他の面も、あれこれブラックだしさ。

まぁ、別にここで指摘しなくてもみんなわかっていることだけど。
44名無しさん:2000/07/13(木) 17:32
とてつもなくどーでもいいんだけど、
H田さんて「言あげ」って言葉よく使うね・・・。
45sage:2000/07/13(木) 17:53
言霊信仰があるのでは? よくしりませんが。
46>45:2000/07/13(木) 19:44
セイジさん?
47名無しさん:2000/07/13(木) 21:30
>44
ネットを徘徊するボケ老人、イメージの自家中毒…
「腐った海王星」というイメージがあります。
48疑問くん:2000/07/13(木) 21:37
馬鹿?>44
4948:2000/07/13(木) 21:44
あ、、間違った。これではホントにぼけろうじんだ(ワラ。
ごめんして>44

馬鹿は、47。マジで。
あんた、おれも含めた他人の言葉に踊らされているだけじゃん。
5048:2000/07/13(木) 22:03
匿名で他人の悪口を言うくらいの余裕があるなら、
興味や関心がないモノには、
コメントしない美意識くらいもてよぉ〜。>47

51名無しさん:2000/07/13(木) 22:58
オマエモナ>50
そしてオレもな。↓おまえはやめとけよ。
52名無しさん:2000/07/14(金) 01:09
うまい>51 同じ落ちつけようかどうか迷っていたところ。
531:2000/07/14(金) 01:30
頼むからつぎは情報をアップしてね。よろしく。
あまりお堅い内容でなくとも、占いのヒントになるようなものであれば何でも
よいので、専門書にこだわらずどうぞ。
54んーじゃーしょがないから手堅いあたりを:2000/07/14(金) 03:22
占星術または天の聖なる学/マルクス・マリニウス著/有田忠郎訳/白水社
ISBN4-560-02288-7  新装版なので、発行は1993年。
要はアストロノミカ。
55名無しさん:2000/07/14(金) 16:34
丸山圭三郎『生の円環構造』(紀伊国屋書店)1165円+税 92年発行

ソシュール研究者として世界的に著名な筆者が、科学と宗教の対話と共観(シノプシス)を目指すための、運動としての<知>(つまり、固着したロゴスではなく、円環するソフィア)を提唱しようとして、持論をエッセー風にまとめたモノ。産経新聞に連載されていた当時、言語学者としてのアカデミズムの範囲を超えた発言に喧々囂々だったようだ……っていうのをどこかで読んだことある。

たとえば、マクロコスモスとミクロコスモスの照応たる人間(メディコスモス)を、古代知から探り続けたエラノス会議に積極的に言及しています。とにかく読みやすい。

筆者は、この連載をはじめる前に二度も癌を患っていたらしい。ここにきてホントにやりたいことをやった、という感じなのかもしれません。

古書店で400円で購入。
56>54:2000/07/14(金) 23:07
訳がめちゃくちゃで読めたもんじゃないっす。
やっぱり占星術の本は占星術師が訳さんといかんのよ。
57>54:2000/07/15(土) 01:26
原著っていま、買えるのでしょうか?
58名無しさん:2000/07/15(土) 02:23
54>57
LOEB CLASSICAL LIBRARY のものしかわかりません。
丸善など、ちょっと大き目の洋書屋に行けば、その場で買えるかもしれません。
(都内のどっかの洋書コーナーで、LORBの本がだらら〜〜〜と並んでいるのを
 何度かみかけているので。)
59名無しさん:2000/07/18(火) 18:53
>56

よーわからんのだが、普通の占星術翻訳書って、
占星術の知識持っている人にチェックしてもらってないの?
普通、異分野にまたがるものってその知識持っている人が
チェックするけどね。。。
609月13日【金】:2000/07/18(火) 19:25
61名無しさん:2000/07/18(火) 21:04
英語力と占星術の知識のバランスが大事だよね。
一昔前の魔女家の本なんか、訳として「すげーな(爆笑)」っていうのが
結構あったように記憶してるけど。
6261:2000/07/18(火) 21:06
追伸。占星術の本に限ってネ。
63>59:2000/07/18(火) 21:53
もらってません。

つーか有田忠郎って仏文系の大先生じゃないの?
日本の占星術師ごときの言う事なんか聞かんよ。

ところで
「ヘルメス叢書 7 魔術と占星術
アルフレッド・モーリー 著  有田忠郎/浜文敏 訳(白水社)」
これ読んだ人います?
64名無しさん:2000/07/18(火) 22:00
>61

ってことは、チェックしとらんということか。
65>61:2000/07/19(水) 00:02
>魔女家の本
これは面白いですよねー。「ローマ法王ジョン・ポール二世」って誰? と
思いましたよ。確かにアメリカではそう読むけども。基礎教養だろう・・・
66名無しさん:2000/07/19(水) 00:32
日本で占星術のスタンダードな知識がある人って
だれになるんだ? 中山茂さんとか? 種村季弘さんとか?

中山茂@科学史は、占星術を馬鹿にしまくっているらしいが。
67>66:2000/07/19(水) 02:03
訪星珠一派
68名無しさん:2000/07/19(水) 02:42
>67

どの辺がすごいの? 具体的に教えてください。
69名無しさん:2000/07/19(水) 03:18
>67
>訪星珠一派

って、訪星珠氏以外にどんな人が名を連ねているのでしょうか。
70名無しさん:2000/07/19(水) 10:23
>66
メジャーなところで鏡リュウジ
71名無しさん:2000/07/19(水) 10:54
訪星珠一派って、もしかして日本占星術師組合?
某L*v*n*e*ML #01590 からの推察だけど。
721:2000/07/19(水) 11:36
本の話してください・・・占い師の話はべつにスレ立ててね。
73名無しさん:2000/07/19(水) 18:53
いや〜、うちの棚見たけど、なんかどれもこれもバイアスかかってるような気がしてしょうがない。
面白さでは松村潔
7473:2000/07/19(水) 18:56
なんだけど、翻訳はやってないみたいね、松村氏。
75>74:2000/07/19(水) 19:00
松村さんの翻訳本なんかクセが強くて読みずらそう〜。人の本を訳してる暇が
あったら自分の本を1さつでも多く出したい方なのでは。
76占星術文献:2000/07/19(水) 21:35
ベルギー在住の日本人錬金術研究者の占星術文献紹介ページ

http://www.geocities.co.jp/Technopolis/9866/astrologyindex.html
77名無しさん:2000/07/20(木) 01:19
『プロティノス・ポルピュリオス・プロクロス』(田中美知太郎責任編集 世界の名著15 中央公論社)

新プラトン主義の著作。占星術の体系がまとまったと言われている、ルネサンス・ネオプラトニズムに繋がる思想的な流れをざっくりと抑えておけば、全体が見えやすくなる……かもしれない。プロティヌスがグノーシス派を否定していることには注目したい。
78名無しさん:2000/07/20(木) 01:41
age
791:2000/07/20(木) 04:24
http://www.interq.or.jp/sun/kingdom/index.html
久々に初心者にもわかりやすい西洋占星術のサイトを見つけました。すごく
とっつきやすいのでみんな見てみて。
80古天文の部屋:2000/07/20(木) 05:29
81名無しさん:2000/07/21(金) 04:37
東洋占の書籍やURLの紹介もきぼーん
82>81:2000/07/21(金) 04:52
東洋占やってる人はタダでは情報を渡さんという感じなので、あまり期待でき
ないかもね。どうしてこうも閉鎖的なのか。
83名無しさん:2000/07/21(金) 05:32
84>83:2000/07/21(金) 05:37
ありがとう〜。よろしければ書籍も教えてください。
できるだけ情報背景がわかりそうなヤツがいいな。
占い以外(東洋哲学系)ならなおよし……。
85名無しさん:2000/07/21(金) 05:40
易経。宿曜経。
あと、テトラビブロスのすんごい古い邦訳(ってゆー思いっきり古典)が
あったような気がするけど題名失念。
86名無しさん:2000/07/21(金) 05:41
あと、「河図洛書」で検索してみ。何もでなかったらごめんね。
8786:2000/07/21(金) 05:42
字違うかも... カトラクショ のこと。
88名無しさん:2000/07/21(金) 05:44
テトラビブロスは、日本語訳があるという噂がある……。
版元はどこなんだ? いったい……。
89名無しさん:2000/07/21(金) 06:07
>88
門馬カンメイのとこでしょ? それともそれの話じゃなくて??
85のは、トリイツシキョウだかなんだか言うやつか。
90名無しさん:2000/07/22(土) 03:30
高田淳『易のはなし』(岩波新書)

本棚をガサゴソと探していたら、こんなの出てきました。
線を引いているんだけど、内容さっぱり憶えていません。
ライプニッツ、F・カプラ、ボーアの名前が見て取れます。
易のエッセーか? これって。易のお勉強したいので、紹介。
91名無しさん:2000/07/22(土) 03:48
易といえば、ユングの本があるじゃあないの!
でもタイトル忘れた。。。
92名無しさん:2000/07/22(土) 03:49
『易のはなし』巻末の文献目録の筆者名を
infoseekで調べていたんだが、大学の研究室が
ゴロゴロ出てきました。予想通りだったけど。

占星術より易のほうが無用なストレスなさそう(笑)
93名無しさん:2000/07/22(土) 04:12
ユング『黄金の華の秘密』人文書院? それって>91
94名無しさん:2000/07/22(土) 04:22
91>93
そうそうそれです。読んだことはないんですけど (^^;;
95名無しさん:2000/07/22(土) 05:21
青空文庫

http://www.aozora.gr.jp/

でエキスパンドブックバージョン・長谷川集平『易経』を発見^^。

エキスパンドブックブラウザのダウンロード先

http://www.voyager.co.jp/EBpress/latestBrowser.html

●おまけ●
絵本作家・長谷川集平さんのホームページ

http://www.cojicoji.com/shuhei/

96名無しさん:2000/07/23(日) 02:55
苫米地英人『洗脳原論』(春秋社)

肯定派・否定派ともに、
理論武装するために読んだほうが吉(藁。

http://www.tomabechi.com/
97名無しさん:2000/07/23(日) 04:30
age
9896:2000/07/23(日) 05:23
冗談っぽく書いたけど、同書で
オウム真理教元幹部Uさんをデ・プログラミングするくだりは、
マジでスリリングだよ。他では読めない。
『解体屋外伝』はフィクションでもあれほど面白かったけど、
これはノン・フィクションだもんなぁ〜。
99名無しさん:2000/07/23(日) 10:16
かんだの原書房いけ。
100名無しさん:2000/07/23(日) 10:32
>99 ・・・
    神保町の原書房だぜ(藁。
神田古本屋街とは言うけど、
JR神田駅から歩くヤツはいない。
101名無しさん:2000/07/23(日) 15:06
心理学は占いだ
http://www.2ch.net/test/read.cgi?bbs=psycho&key=957047813&ls=50

...だそうです。
102>101:2000/07/23(日) 15:34
某ヤフーでは、占いよりカウンセラーの方が信頼できるから、こんな詐欺まが
いの生業はやめてカウンセラーにまかせろ、なんて一見正論を吐いていた人が
いましたが、識者にはどっちもどっちとしか捉えられていないと彼が知ったら
どう思うかな?
103名無しさん:2000/07/23(日) 16:24
101>102

別に占がいいって訳じゃない。板の発言レベルを比べれば、
一目瞭然ではないですか。
104>103:2000/07/23(日) 16:38
煽りのレベルが板のレベル。
105名無しさん:2000/07/23(日) 16:51
101は心理学を信頼しているんだね。こう言っちゃなんだけどイタイね。
106名無しさん:2000/07/23(日) 17:08
心理学板って、前から感じていたけどレベル低いね。占い板と大差なかった。
107名無しさん:2000/07/23(日) 18:13
>106 それはどっちもダメってことか(笑)
108女性論、男性論、セクハラ板:2000/07/23(日) 20:41
なんで女性って占いが好きなの?
http://tako.2ch.net/test/read.cgi?bbs=gender&key=964197743

...だそうです。
109うにょ:2000/07/23(日) 21:45
>108
 面白いスレだねえ。やや「悲惨な1のいるスレ」と化しているけど。

 女は占いを遊びで楽しめる余裕のある人が多いけど、男はシャレにならない
ハマリ方をする人が多い。男に極端な占い嫌いが多いのはそのせい。男って、
女より精神的に不安定で怖がりだよね(こういうの、月をないがしろにしてる
からなんだよ)。男で占いを楽しめる人は精神的に安定した人だと思う(偏見)。
110名無しさん:2000/07/24(月) 05:36
http://www.palm-c.com/sindan/index.htm
手相や人相でいろいろ占ってくれるページ。手相の解説もあるのでここで紹介
します。
111>106:2000/07/24(月) 07:46
精神分析
http://www.nihen.com/genpuku/seisinbunseki/index.html

ってスレッドができたみたいです。
「映像心理学」が色彩ってことで占星術と繋がりそう。
といっても、おれはこのへん詳しくないんだけど。
112名無しさん:2000/07/25(火) 06:10
<マインド・コントロール技術としての占星術>
ってテーマでしばらく調査する予定。

1)西田公昭 静岡県立大学
http://nursing.u-shizuoka-ken.ac.jp/~nishidak/
113名無しさん:2000/07/26(水) 01:02
114名無しさん:2000/07/26(水) 20:57
揚げ幕
115名無しさん:2000/07/26(水) 21:05
>109 うにょ
そうなの?? それってネタもとは"Inpocket"??
116うにょ:2000/07/27(木) 00:10
>115
なにそれ? ネタもとは個人的偏見だよ。
117名無しさん:2000/07/27(木) 00:43
鏡氏が似たようなこと言ってる。>116

結論。うにょ=鏡リュウジ。うにょ=松村潔。
   よって、鏡リュウジ=松村潔。んなあほな(藁。
118名無しさん:2000/07/27(木) 01:19
>117
>鏡リュウジ=松村潔
なんかふにゃふにゃしてそうな組み合わせだ。
119うにょ:2000/07/27(木) 02:05
ひえーそのような御大の方々とわたしなんぞをいっしょにするなんて、不敬なっ。
つーかInpocketって何? 知りたい。
120うにょ:2000/07/27(木) 05:00
思い出した。どっかのスレに書いてた鏡氏のコメントのことでしょ? 男のくせ
によく自覚してるじゃんと思った。月のことなんか言ってたっけ?
しかし誰でも考え付きそうな話だと思うぜこんなの。占い関係なしに。
121>うにょ:2000/07/27(木) 06:23
いや、ホントに言いたかったのは、
鏡リュウジ=松村潔 なんだけど……。
マスコミ向け一人二役で、
やせたり太ったりしてんのね、定期的に(藁。
122>121:2000/07/27(木) 06:39
このたとえで怒るのはどっちのファンか。「あんなビリーバー親爺といっしょ
にするな」「るせー王子とか呼ばれて喜んでるよーな若造といっしょにすん
じゃねー」松村ファンの方がガラ悪いのはたまたまで何の根拠もありません。

そろそろスレの主旨に戻らなきゃね。
123名無しさん:2000/07/27(木) 11:29
暦法・紀年法のページ
http://member.nifty.ne.jp/abayama/koyomi.html

「あばやま研究所のホームページ」のサブコンテンツ。
真面目に調べていていい感じ……^^。
124>122:2000/07/27(木) 11:44
いや、松村ファン(松村依存性運動誘発性……以下略)
ってホントにガラ悪いから、<根拠有り>では?

そのへん、みんな折り込みずみだよ。
なんかいうと集団でワサワサ来てバッシングするんで、
マジで鬱陶しくて、できるなら係わりたくないから、
周囲が妙に気をつかって、フォローせんとならんのでしょ。
125名無しさん:2000/07/28(金) 00:07
上げ膳
126最近占星術関係出てますな:2000/07/28(金) 01:25
英国式占星術
シリーズ名: 開運ブックス
著者: ジョナサン・ケイナー
訳者: 竹内 克明
出版社: 説話社    
本体価格: 1400円
ISBN: 491621711X

西洋占星術
副題: だれでもかならずマスターできる、簡単ホロスコープ入門
著者: 小林 八重子
出版社: 雄山閣事業出版
本体価格: 1200円
ISBN: 4803500851

インド占星術の秘法
著者: M.ラーマクリシュナ
訳者: ミス・ペルセフォーネ
出版社: 草輝出版   
本体価格: 4550円
ISBN: 4882730529
127名無しさん:2000/07/28(金) 02:50
Jonathan Cainerのページ。(“星占い”だよ)
日本語
http://stars.metawire.com/japan/
英語
http://www.cainer.com/
128名無しさん:2000/07/28(金) 04:48
ヒンドゥーものは日本語の資料が少なくて悲しいです。

Jyotish Lab.
http://www.jyotish.ac/

Jyotish service
http://www.dance.ne.jp/~jima/service/index.html

東西占星術研究所
http://www.interq.or.jp/mars/tozai/

マハリシ・ジョーティッシュ・コンサルテーション
http://www.jyoti-jp.com/nn2/menu.html

御気楽モール内のインド宿曜占星術
http://www.okiraku.net/uranai/uranai.html

三木陽虚の宿曜占星術
http://www.gihyo.co.jp/Bros/fortune/OrientalHoroscope/Title.html

ニフの占いフォーラム内の資料
http://www.nifty.ne.jp/forum/ffortune/mir/indo/syukuyo.htm
129名無しさん:2000/07/28(金) 05:38
『人間学と記号論のすすめ』だそうです。
http://plaza27.mbn.or.jp/~homosignificans/
130名無しさん:2000/07/28(金) 05:40
131名無しさん:2000/07/28(金) 05:44
『今西錦司の世界』の『然哲学その1』
http://www.ipe.tsukuba.ac.jp/~s965525/natura1.html
図があるからわかりやすいかもしれません。
132>131:2000/07/28(金) 06:16
今西先生、第二期の3で「神秘主義」という
項目を設けてらっしゃる……^^
予定は未定にならないことをきぼーん
133名無しさん:2000/07/28(金) 06:58
英語圏の姓名判断
http://users.netonecom.net/~sos/Acrohome.htm

A - Mars
B@` I@` P@` L - Venus
C@` E@` X - Mercury (a Gemini characteristic)
R - Mercury (an extremely active Mercury)
D@` M@` O - Moon
F@` W - Sun
G@` N - Mercury (a Virgo characteristic)
H@` S@` Y - Saturn
J@` Q@` U - Jupiter
K - Pluto
T@` Z - Neptune
V - Uranus
という照応みたい。
134名無しさん:2000/07/28(金) 07:01
ユング派心理学者・林義道さんのホームページ
http://www09.u-page.so-net.ne.jp/ka2/rindou/jiji1.html

テンション高いです^^。「質問への答え」が特に。
……マジで。
135134:2000/07/28(金) 07:12
あ、ごめん、林道義さんです。ミスった。
136名無しさん:2000/07/28(金) 07:19
川喜田愛郎 +佐々木力『医学史と数学史の対話:試練のなかの化学と医学』(中公新書)
古書店で、200円で購入^^

WEBで紹介文を発見
http://www.ll.chiba-u.ac.jp/100bs/005.html
137名無しさん:2000/07/28(金) 07:45
「超伝導炉端焼き」第4話「疑似科学の定義とは」
http://www.kek.jp/kek/WWWLIB/ESSAY/nekomata-index.html
-------------------------------------------------------
   これで分かると思うけど、ひとことで

「疑似科学」を定義すれば、「定義を与えない」ことだ。

   概念、問題の定義は、論理の手綱だ。きちんとした定義があるから、
   正しい、間違っていると判断できる。いくら問いただしても、ぬる
   ぬると逃げ回って定義を与えないのは、単に疑似科学の常套手段で
   はない、それこそが疑似科学の本質だとわしは思う。
-------------------------------------------------------
という<定義>には、思わず深く頷いてしまった(藁
これ、サイコー。
138137:2000/07/28(金) 07:55
いちおう瘢霏???ケ?裲ケ緡供慊凝兎灰淵ぅ閥羈敝堯戮離僖蹐澆燭い任孔髟阡サ@∀
139137:2000/07/28(金) 07:59
なんか化けているな。>138
いちおう村上龍『超伝導ナイトクラブ』のパロです↑
と書いたつもりだったんだが。こんどはどうだ?
140名無しさん:2000/07/28(金) 21:11
あげ
141名無しさん:2000/07/31(月) 13:28
唐揚げ
142ばっつり:2000/07/31(月) 15:10
鏡先生の最新本が出るよーー
http://www.harashobo.co.jp/soon/index.html
143名無しさん:2000/08/02(水) 06:19
『超宇宙論』の世界
http://homepage1.nifty.com/pdo/linktyo.htm

これはちょっとショック。
144>143:2000/08/02(水) 12:47
思わず『超宇宙論』が読みたくなるページですね・・・
145名無しさん:2000/08/02(水) 13:03
再翻訳してくれぇ〜とか...そういう叫びでは>144
146名無しさん:2000/08/05(土) 00:49
再翻訳きぼーん。
147名無しさん:2000/08/07(月) 12:36
そうですね>サイホンヤク
148名無しさん:2000/08/16(水) 02:00
あげる。忘れられそうだから
149名無しさん:2000/08/19(土) 05:49
もうすぐ秋なので本を読みましょうあげ
150名無しさん:2000/08/19(土) 06:05
風水には興味あるが、
金儲け主義のDrコパの本は多すぎるし内容もイマイチ。
書き方が下手。
151名無しさん:2000/08/20(日) 23:42
152名無しさん:2000/08/28(月) 02:17
153>152:2000/08/28(月) 03:21
何のサイトですか〜?
154名無しさん:2000/08/28(月) 03:41
----------------------------------------
「A.S.C.N.」は、アストロロジィー(占星学)とスター・シードのネットワークです。
その入門的な機関紙として「A.S.C.N.通信」と「A.S.C.N.通信2」を発行してます。
----------------------------------------
スターシードというのがクセモノか。
155>143:2000/08/28(月) 17:32
その高橋克巳って人は
占星術やってた高橋?違う人?
156名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/04(月) 01:08
上田享矢「占星学VS科学」
面白かった。誰か読んだ人いない?
157マドモアゼル名無しさん :2000/09/08(金) 01:04
読書の秋。
158副読本 :2000/09/26(火) 19:20
佐々木力『科学論入門』岩波新書 650円

現代に生きる、そして過去に生きた科学者や技術者が、
数学や科学の臨界点をはっきりと理解している(いた)ことが、
歴史的背景を伴ってわかる良書。
占いは科学じゃないって言葉に、無邪気に喜んでいる人達は読んでみそ。
159マドモアゼル名無しさん :2000/09/27(水) 01:12
>156
>上田享矢「占星学VS科学」

興味深く読みました。
160156 :2000/09/27(水) 07:02
>159
乙女座の独特な怪奇趣味っていうのは
他の占いの本では聞いたことなかったから
新鮮だった。実際ティム・バートンとか
デビッド・リンチ(月星座)とか乙女座なんだ
よね。
占星術があたるかどうか証明できるのは
ああいう作品の分類か、相性しかない気がする。
161>160 :2000/09/28(木) 03:57
デビッド・リンチは午後生まれで確定なのですか?
出生時間によっては獅子座の月になるけど。

本と関係ない話ですみません。
162マドモアゼル名無しさん :2000/09/28(木) 08:00
>161
すまん、それじゃ私の計算ミスかも。
でも本は面白いから読んでみて。
163マドモアゼル名無しさん :2000/09/30(土) 20:26
ジャン・カレルズ『占星術大全』(阿部秀典訳 青土社)4460円+税

やや玉石混合だけど、関連書のブックリストとしても使えます。
164マドモアゼル名無しさん :2000/10/22(日) 01:21
age
165副読本:2000/10/29(日) 18:36
矢島文夫『占星術の起源』(ちくま学芸文庫)880円+税

表4リードより
十二宮占星術の起源はギリシャ・ローマからさらにオリエントまでさかのぼる。エジプトやメソポタミヤの神話は天体神を尊崇の対象とし、特定の星の出入りから暦を作り上げ、吉凶を読みとり、各月に意味を与えた。紀元前2世紀のバビロニアでは、すでに49の星座と1080の星が楔形文字で記され、占星術師達は時の王朝に使え重んじられてきた。本書では、神話や資料をたどり古代人の星振信仰と宇宙観を探り、そこから成立した占星術的思考が、中世ヨーロッパにおいてどのように展開していったかを論じる。

あとがきより
本書の執筆の動機は、本書の冒頭にも記したように、今日欧米・インド・日本などで行われている西洋占星術(十二宮占星術)の起源を明らかにしたいというところにあったが、資料上の制約もあって、明確な起源を断定することはできず、ただその前史と、おぼろげな年代・地域を暗示するに留まっている。しかし従来の占星術関連書に書かれている起源説よりは一歩進むことができたと思うし、この「疑似科学」の文化史上における意義をある程度まで明らかにすることができたのではないかと自負している。ただし、この分野において、今後解明すべき仕事は山積みしていることはいうまでもない。

占星術のヨーロッパでも用いられ方の概観がわかるいい本です。興味ある人は、読んでみるのが吉(ワラ。
166マドモアゼル名無しさん
age