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マドモアゼル名無しさん:
向精神薬の取り扱い (薬剤師のキャリアアップ講座より)
肉体的に作用するものと違い向精神薬は目に見えない、脳への作用が主になりますので、患者が不安を感じたり、薬への不信を感じる場合があります。
しかし向精神薬は医師の判断で服用をストップするひつようがあり、患者独自の判断で服薬管理を変更することは危険が伴います。
向精神薬では薬が抜けた状態になるといわゆる離脱症状と言われる状態になり、非常に辛いものとなります。
書籍「向精神薬の減薬・断薬メンタルサポートハンドブック」常葉まり子
・減薬・断薬の原則
向精神薬は急激に減らすと離脱症状が強く出るケースが多く、ゆっくりとした漸減が安全とされています。
血中濃度半減期の短い薬剤は服薬中に離脱症状と副作用の両方が起きてしまうリスクがあり
長時間作用型のジアゼパム(セルシン・ホリゾン)への置換を行ってから
ゆっくりとした漸減へと入る方法がアシュトン法では推奨されています。