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椿の星詠み1/8-1/14:
あまりにも恵まれ過ぎているとその価値に気づくことができません。
あなたはその手に「幸せ」を握りしめていました。
けれどあまりにも手に馴染みすぎてそれが「幸せ」だとは気づかずにいました。
それはとても大切なもので、だからこそあなたはずっと手に握りしめていたのに。
それが「大切」だと、手放す瞬間までのあなたは知らずにいるのだと思います。
失って初めてその価値に気づくことは案外多いですよね。
さよならの瞬間からのあなたは「なんで大切にしなかったのだろう」と
後悔するのかもしれませんが。
そのさよならがあなたにとても大切なことを教えてくれるのではないでしょうか。
今手放すものがあるとしたら取り戻すことはできないかもしれません。
でもあなたの手の中が空っぽになるわけではなくて。
今まで価値を見いだせず「ぞんざいに扱っていた」
そんなものたちに愛情を注ぐことで、「ありきたり」が
輝きに満ちた唯一無二の宝へと姿を変えるのだと思います。
あなたは今もその手に素敵な宝物をたくさん握りしめています。
それらをピカピカに磨いてあげてくださいね♪