■□FCバルセロナを語る9□■

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620鬱だ
1984年、7人目のイギリス人監督として、テリー・ベナブルスがバルセロナにやってきた。
彼を招聘したのは、当時副会長だったジョアン・ガスパールだった。だが、そのガスパール
にしても、ベナブルスという名前こそ知ってはいたものの、彼が実際にどんな采配をするのか、
明確に理解していなかったという。
「ベナブルスという男は前向きで、楽観思考の持ち主のようだから、バルサの監督に向いているかもしれない」
そんな短絡的な理由でベナブルスは招聘されたのだった。