〓 中田さん移籍統一スレ その5 〓

このエントリーをはてなブックマークに追加
564
トレクァルティスタというイタリアの言葉がある。別の言葉で言えば、
ファンタジスタである。つまり、トップ下の司令塔を指すイタリア語だ。
話はそれるが、ファンタジスタもそもそも、
このトレクァルティスタと同じ意味の言葉であるが、
最近では拡大解釈され、ファンタスティックなプレーをする選手、
という意味でも用いられる。

中田英寿は日本が生んだ最初の真の意味のでトレクァルティスタだ。
だが、ローマではトレクァルティスタとして最初から期待されていなかった。
ローマのトレクァルティスタはイタリア代表の10番を付けるトッティであることは、
最初から決まっているからだ。

中田が日本代表で別のポジションでの可能性を模索する路は
もちろん残されているのだが、それを考えると話しがもっと複雑になるので、
あくまでもトップ下での中田ということで話を進めると、
ローマへの移籍は収穫もあるだろうが、大失敗であったと思わざるを得ないのだ。
今シーズン、ウディネーゼ戦でしか満足なパフォーマンスを発揮できなかった
中田にとって、ローマで過ごす時間があまりにも勿体ない、
と考えるのは私だけではないだろう。