Manchester United 香川真司 part692

香川自身にもボールの受け方を工夫するという課題があるけれど、
相手が香川に前を向かせないことを最優先でプレスに来た時に
バックパスからの有効な組織的な崩しのオプションがあれば
そちらのケアが必要になることでプレスに来ることも難しくなり、
結果として香川も前を向くことが容易になり、相手はどちらをケアすればいいのか困ることになる。

中央で後ろからのボールを受けて個人の能力だけで前を向くのはどの選手にだって難しい。
それは、個人の突破能力に優れた選手が集まってるはずのマンUが結局はサイドに
逃げてしまうことにも表れてる。

ガム爺がこのやり方に満足せず、中央から崩すオプションを増やそうとして、
ただ単に真ん中がベストポジションの選手をとってきて、その選手の個人能力だけで解決をはかろうとするのなら、
香川以上のどんなに優れた選手をもってきてもそれは無理不可能。