・モッジシステムへの接触・・・デッラ=バッレ(フィオ会長)の場合
(関連人物=マッツィーニ、モッジ、ベルガモ、関連審判=ドンダリーニ、関連クラブ=フィオレンティーナ)
05年4月、降格危機のフィオは「システム」との交渉を開始。相手として
マッツィーニを選択。
アンドレア・デッラ・バッレ:
心配してる。うちに対して審判達がなんであんなに敵対的なのか
理解不能。みんなプロの殺し屋みたい。
マッツィーニ:
今のトップの連中は君らに全く親しみ持ってないってのが問題。
君達が戦争を仕掛けちゃってるから。私に出来ることがあったら
言ってくれ。
※ここでいう戦争ってのは、リーグ会長選挙でガッリアーニに
対する対立候補をデッラ・バッレが擁立しようとしてたこと。
次の電話で、マッツィーニとメンクッチ(フィオ役員)は作戦面で同意。
マ:ディエゴ・デッレ・バッレがコベルチャーノに来て、ベルガモに言えば
いい。"ベルガモさん。我々は過ちを犯したかもしれません。悪いこと
はしませんから、我々を守って下さい。"って。これさえすればOK。
やってみなよ。ボスのところに電話してみな。
メ:我々には紳士協定を結ぶ準備があります。カルチョの世界を変化させ
ようと企てることはしません、と。
このあとボローニャ対フィオでは主審にベルティーニが起用され0-0で終了。
マッツィーニはメンクッチに対して「君達のことを検察がチェックしてるよ。」
という冗談を言っている。