・審判の割り振りの実態
(関連人物=モッジ、ベルガモ、関連審判=トンボリーニ、関連クラブ=ラツィオ)
ベルガモとモッジが審判の割り振りをどうすべきか話し合ってる盗聴
記録があるんだが、その中で、トンボリーニの扱いをどうしようか2人
で話し合う場面があって、モッジが「あいつはラツィオ戦のあのPKが
あったからなぁ…」と言ってユーベの試合の主審になる可能性がある
ポットに入れることを渋っている。
で、このトンボリーニのヘマって何なのかが他の盗聴記録から分かって
きた。これって、5年2月1日のラツィオ対ブレシア戦のことだ。
前節にレッジョ・カラブリアでの敗戦と主審に怒ったロティートがカラーロ
に電話したらしく、ラツィオ対ブレシアの前日、カラーロはベルガモにトン
ボリーニに対して注意を与えておくよう言ってる。で、ベルガモはトンボリ
ーニに「明日の試合はとてもデリケートな試合だよ、ダニエレ。雰囲気で
ほら…。私のことを考えてくれ。適切な周波数で頼むよ…。」みたいに
言ってる。
でも、トンボリーニは空気を読みきれなかったのか、ラツィオに対して
PKを与えず、結局は0-0。トンボリーニはベルガモに「ラツィオは怒って
たけど、あれは絶対に流すプレーだし…」と伝えているが、ベルガモは
「あれはPKだよ。1つのエピソードなんかじゃない。」と怒ってる。カラーロ
はベルガモに「またラツィオのPKが見逃されたけど、逆の方法でやろう。
そしたら、何かを得られる。ラツィオを手助けしよう。」と言い、ベルガモ
も「埋め合わせしよう。昨日は上手く行かなかったけど、ミスを犯した者
には代償を支払わせるよ。」と答えてる。ベルガモはパイレットにも電話
して、「今日ロティートから怒った様子で電話がきて、オレ、ボコボコに
言われちゃったよ。」と言ってる。