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[海外コラム】韓国の市民運動、日本の市民運動

最も大きく注目されたのは、李明博大統領の独島訪問に浮上した韓日間の葛藤だった。
ところがよくあらわれていないが、もう一つ隠された問題があった。
それは韓国のデモ文化に対する関心である。

原発反対デモは既存のデモとは全く異なる様相だった。
昨年春、同（?）日本大震災に伴う福島原発事故以降、日本で原発の存廃かどうかをめぐる議論
が続き、5月には、すべての原子力発電所がいったん停止した。電力不足が懸念される中、日本
政府は一部の原発を再稼働する方針を固めた。すると福島原発事故の再現を恐れている人々
が撤回を要求し始めた。

抗議活動は毎週金曜日夜、首相官邸前で行われ、参加者は指数関数的に増加し、最高15万人
（主催者発表）まで増加した。今回のデモは、以前のデモとは性格自体が違っていた。日本の
既存のデモは、組織主導の性格が強かったし拡散されなかった。一方、今回の原発反対デモに
集まった人々は、組織的な背景がない一般の主婦や会社員だった。

彼らはツイッターやフェイスブックを通じて集まった。デモ主催者という"首都圏反原発連合"も13団体
と個人の緩やかなネットワークに過ぎなかった。どのように見れば、日本の原発反対デモは韓国の
市民運動のようなものだ。しかし、根本的な違いもある。韓国と違い、日本の市民運動は政治的影響力
がないという点だ。実際に日本政府は予定通り原発を再稼働させただけでなく、デモ隊の意見に耳を傾
けないようだ。マスコミの報道も消極的だ。

だから、日本のデモの参加者たちは、大規模なデモに政府の政策を変えたり、社会的影響力を行使した
経験豊富な韓国の事例に注目している

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　　　　　　　　　　　　 (|　　|):::: 日本のデモの参加者たちは、経験豊富な韓国の事例に注目している
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