Eintracht Frankfurt 乾貴士 part22

このエントリーをはてなブックマークに追加
605名無しに人種はない@実況はサッカーch
>>490
訳してみました。今回はちょっと長かった。
誤訳あったらゴメンということで…。

(フット)ボールの名手におじぎ
2012年9月2日 日本人の乾貴士はホッフェンハイムでの4-0の祝祭で、なるほどゴールを決めることはなかったが、その技術と全力を尽くすプレーで見る者を魅了しました。
「アイントラハトへの移籍は良い考えでした(ここに来て良かった)。」

乾貴士とアイントラハトの関係はまだ始まったばかりです。
お互いに知り合って8週間しかたってません。
まだコミュニケーションがずべて円滑に機能するというわけではないけれど、それでも相互理解はますます深まってきています。
フランクフルトが、24時間ではあるが順位表のトップに躍り出ることになった、ホッフェンハイムでの4-0の試合では、監督のアルミン・フェーも、この小ぎれいな日本人の登場(活躍)にほとんど言葉を失いました。それも良い意味で。
この24歳のプレーヤーはこの2つめの華々しい勝利でなるほどゴールを決めることはなかったが、彼をマークしている相手選手を次々に神経を消耗させてチームメイトの仕事を楽にさせる多くの素晴らしいアイディアをもって試合を支配(コントロール)しました。
606名無しに人種はない@実況はサッカーch:2012/09/06(木) 00:29:03.34 ID:FCoQxXez0
ゲーム終了直前に、フェーはこの小さな長い茶髪の前髪を華奢な顔の前(額)に垂らした、中盤をかきまわした選手を、時間を稼ぐため、そして彼に特別な喝采を惜しみなく与えるために、グラウンドより呼び戻しました(交代させました)。
この日の午後にヘッセン州の郊外で親指をにぎりしめて(試合を観て)いた人々、それは少なくとも5000人はいるジンスハイムアリーナに訪れた観客(フランクフルトサポーター)であるが、
そのほとんどすべての人が、乾のそのチームに貢献するプレーの数々に対し感謝を示すために席から立ち上がり、大きな拍手喝さいをもって出迎えました。
交代選手さえも彼に拍手をして見せ、乾がベンチに戻って来たときに、彼の側でもフェーはその信頼に感謝するお辞儀を示しました。
このような光景はブンデスリーガではいつも見ることができるわけではありません。
607名無しに人種はない@実況はサッカーch:2012/09/06(木) 00:30:48.55 ID:FCoQxXez0
乾は彼の新しいチームでスポーツ上(選手として)とても大事に扱われているように見えます。
たとえば彼が後で述べているように、そして通訳に翻訳させていることです。
特に、彼が赤と白の胸に鷲のマークが入ったトレーニングウエアを着た若者が彼の隣りにいる(彼に通訳がつく)ことが分かってから、彼は新しく慣れない環境でより良く理解し所属意識(自分の居場所がある心地よさ)を感じています。
アイントラハトは準備期間のほぼ最後の時期にジャーナリストの仲介により日本語学研究者のKim Dämpflingを通訳としてアレンジしました。
彼はニュルンベルクに住んでおり、それ以来乾がチームに溶け込み慣れるのを容易にするためにニュルンベルクとフランクフルトを行き来しています。
また以前はVfLボーフムでプレイしていたこの新加入選手がマイン川のほとり(=フランクフルト)で人見知りして疎外感を味わうようなことを避けるためでもあります。
それはまるで2008年に似たような前提条件でフランクフルトに来たCaio選手のようです。
彼は乾同様ここに来た際ドイツ語を一言もしゃべれず、その失敗に終わった(移籍)就任でチームになじんで根を下ろすことはありませんでした。
608名無しに人種はない@実況はサッカーch:2012/09/06(木) 00:32:17.15 ID:FCoQxXez0
チームの話し合い(ミーティング)にDämpfling通訳がいるおかげで、乾は次第に戦術的な監督の考えも格段によく理解するようになりました。
「今は彼もディフェンスについて一緒に考えています。」とフェーは、以前はテストマッチの際に左サイドでドリブルでボールを失った後しばしば臆病に後を追っていただけだった彼について語りました。
乾は、英語もマスターしていないのですが、これから(ドイツ)語学コースを受ける予定です。
さらに彼はそのポジションに「ちゃんと筋の通った」考えをもって理解をしています。
このことをMFの同僚のStefan Aignerが次のようにわかりやすく言い換えてくれています。
「彼は本当に抜きん出た人物(すごい奴)です。彼はサッカーにかかわることを本当によく知っているんです。」 
それは行動(プレイ)であって、言葉(の問題)ではありません。
2級(2部)から1部リーグへの移籍による変化(への適応)でも、乾はどんな難しい状況(場面)でも適応困難な(=プレーのレベルに対応できない)ことはほとんどありませんでした。
「このままどんどん前に進んでいく(さらに良くやってくれる)ことでしょう」と彼は土曜日に断言しました。
「チームに合わせながらね。」
609名無しに人種はない@実況はサッカーch:2012/09/06(木) 00:33:34.18 ID:FCoQxXez0
すでに長期間希望リストに載っていた、フェーの獲得候補の移籍を確実にするために、フランクフルトは120万ユーロをVfLボーフムに振り込みました。
お金のあまりない状況に直面し、総じてたったの800万ユーロしか移籍市場に支出することができないクラブにとってそれは大きなお金です。
それにもかかわらず、乾が現在なんと体重59キログラムのアスリートで体の強靭さが不足していると認識されているという全ての内部の疑念・異議に対して(=全ての反対意見を押し切って)、
フェーがどれほどこの希望選手を獲得したかったかに従い、フェーはこの「繊細な神の創造物」への投資を強行しました。
610名無しに人種はない@実況はサッカーch:2012/09/06(木) 00:34:56.28 ID:FCoQxXez0
もうすぐ家族が来ます

監督が乾について、1対1の局面を最速のテンポで解決することができる彼の素晴らしいテクニックと、少なくともそれと同等に気に入っているのは、彼がトレーニングに勤勉(練習熱心)で謙遜できる慎み深さがあることです。
「彼は信じられないくらい自己批判的です。」とフェーはこれまで共に仕事をした中で確認しました。
「彼はすぐに(簡単に)満足しません。」チーム同様彼個人のホッフェンハイムでの祝祭のあとでも、それに反して乾は少しも考えることなく(当然のこととして)次のようにいいました。
「私はこのようにうまくいくと予想していたので、この良い結果にも全然驚いていません。」そして彼はこのように付け加えました。
「我々はもっと良くなります。そのためにさらに仕事(練習)しなければなりません。そうすることで私たちは困難に直面した時に解決する武器を持つことにもなる(対処できるようになる)のです。」
 彼がこのあと行われるイラク選抜チームに対してのワールドカップ予選試合のための代表チームに招待されなかったことについては、
「がっかりしています。私も喜んで力を貸したかった(共に戦いたかった)のですが」と述べました。
611名無しに人種はない@実況はサッカーch:2012/09/06(木) 00:36:26.37 ID:FCoQxXez0
一方でプライベートは彼は、現在置かれている状況に満足しています。
アイントラハトが彼のために借り上げていたホテルの部屋を彼は立ち去りました。
彼自身の住居に引っ越し、もうすぐ今なおアジアの故郷に住んでいる彼の妻と息子が来ます。
「フランクフルトに行くという決定は、良い考えでした(来て良かった)。」と乾は言いました。
それはアイントラハトにとっても同様です(=乾を獲得したことはアイントラハトにとっても良い考えでした)。