Schalke 04 内田篤人 part207

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593名無しに人種はない@実況はサッカーch
ウッチーに促されるまま、唾液と精液で濡れた指をそこにあてがう。中指に添えて人差し指もそのまま埋めていくと、苦しそうに唸って背を反らした。
開いた足の中、そこが見やすくなって、つるつる滑るそれに気をよくして、もう少し奥まで指を進めてみる。中はしっとり湿っていて、ぽっと火が付くようなあたたかさ。
身体の表面とは、確かに違う皮膚。もしくは臓器。ウッチーさえ、もしかしたら触ったことがないところ。
たったひとりか、ふたりか、知らないけれど誰か以外は。
「痛い?」
「ん…」
ウッチーは泣きそうな顔をしながら、大丈夫と首を振る。
そんなに痛いのかと指を引き抜くと、ウッチーは汗をこぼしながらシーツの上、小さくうずくまった。肩が激しく揺れるほど荒く息を吐いて、じっと身体を強張らせている。
「あ…ごめん」
「…違う」
もういいよ、とその腰に手を当ててゆるゆると摩った。さっきウッチーの中に埋まった指。じんわりしたあたたかさは、痺れるように気持ちよかった。
元々そこまで考えていた訳じゃないし。元々今夜は普通の日だったはずだし。今までで充分気持ちよくて、ウッチーに近づけた気がする。
また次があれば、もうちょっと勉強してこよう。PCとか、よく分からないけどそういうので。
「もう充分だよ」
 まだ小さく震えている身体を引き寄せて、抱きしめる。濡れている髪を撫でて、まるで小さな子供みたいに泣きそうな顔をしてるウッチーを、やっぱり小さな顔だなあと思ってみたりする。
「俺はいやだ、ちゃんとする」