かなり変更したのでよろしく。
日本はすでに引いた相手を崩せるようになってきてるから、
後はくだらないミスや明らかに無謀なパスで、ポゼッションを無駄に下げないようにし、
なおかつ守備力を上げることを突き詰めていけば世界と対等にやっていける。
もっと高いレベルのパスサッカーができるし、それだけの技術が日本にはある。
まず手始めに前田のところに岡崎。
これは単純に岡崎の献身的なプレスバックを脅威に感じないチームはないし、
誰かのためにスペースを作る動き、開いたスペースに飛び出すタイミング。
これを高いレベルでやれる選手が、他を探しても見当たらないから。
自分が点を獲りたいのを抑えて人にスペースを作る自己犠牲まで持ってる稀な選手。
今回のオージー戦のゴールも岡崎の作ったスペースにいた栗原が決めてるからね。
グアルディオラをして「選手分析力と戦術眼は並ぶ者がいない」と言わしめたスペイン最高の
スカウティング能力を持つ、シャビアロンソを発掘したミケル・エチャリに、
『岡崎という選手は絶え間なく、動きや攻撃を活発化させる。どこにスタートポジションを取っていても、
人を使いゴールに迫ることができる。天性の点取り屋だね。バルセロナのダビド・ビジャ、
ペドロに匹敵する攻撃センスを、この日本人FWは持っている』
とスペインの名士もうなるほど。あと、ダイアゴナルランもこの人は絶賛してる。
まぁ人の評価はまぁいいとしても、
客観的に観て岡崎のオフザボールの質は日本人を見渡してもズバ抜けて高い。
そもそも岡崎は右SHで自分の持ち味を最大に発揮する選手ではないからね。
前田のようにボールは納められないが、そもそも丁寧に繋いで前線に運べるだけの技術が日本にはあるわけで、
ロングボール一本で前で納めようとするのは日本に合ってない。
すぐ後ろにボールが納まる本田がいるから本田に預けりゃいいわけで、さして問題にならない。
それにワントップならある程度のミスはそれほど気にしなくていいからね。
てことで前田アウト岡崎イン。75分くらいでバテてたら前田と交代。
岡崎がDFをかき回して疲れさせてるから前田もプレーしやすいと思う。
次に続く
次にイージーミスの多い香川より、少ない宇佐美を起用。
もともと代表での香川の枠はディレイ守備だけで許されるたった一つの枠。
宇佐美に代わった所で大きな問題にならない。
まず代表での香川に大した得点力があるわけでないし、くだらないミスも多い。
オージー戦ではまだマシだったが、オマーン戦、ヨルダン戦とかなりイージーなミスが多く、
これまでのドルトムントの試合でも香川はわりとイージーなミスをする選手ってイメージを持ってる人は多いと思う。
それでもドルトムントでは結果を出してきたから問題なかった。だが代表ではトップ下に本田がいるので、
左サイドでの起用となり、そのせいもあってか納得のいく内容を見せてもらってない。
個人で打開するプレーは1試合に1回ほどでその程度なら宇佐美も可能。
香川と同様に視野が広い上に、高いパス精度で蹴れる分香川よりミスは少なく安定している。
そもそも両足の技術がかなり高く、イージーミスもほとんどしないので代表での香川なら宇佐美の方がマシ。
これで代表にミドルというオプションが加わりポゼッションレベルはより安定する。
得点力も下がらない。言ったとおり代表での香川にそこまでの得点力はないから。75分くらいでバテたら香川と交代。
次に右SHは清武を入れる。これで右からの攻撃が今より機能する。
今まではほとんど機能しなかったからね。
本田と清武で時間を作りサイドの酒井の上がりを待つことも出来るし、
ボールを簡単には失わないから相手をひきつけて、
手薄になった逆サイドの宇佐美に出すことができる。
乾、山田、エヒメッシ、香川、柿谷、と足元の上手い選手はいろいろいるが、
この中じゃ体が張れる、守備力としても計算できる清武を選出する。
次に続く
次は守備力を軽視しすぎのボランチの遠藤のところね。
まず遠藤はブラジルの時34歳で、今よりさらにパフォーマンスが落ちると考えられる。
長谷部の守備力で今のところ助かってるが、流石に世界とやるには俺は恐いので、
遠藤のところにフィジカルの強い選手を置き守備力を安定するために、
個の力で相手ボールを奪取できるフィジカルを持つ長谷川アーリアを置く。
この選手はただボールを奪うだけじゃなく、奪った後しっかり繋ぐし、しかも縦にドリブルしたり、
縦パスを入れることも出来る上にスルーパスも出せるっていう貴重な選手。
遠藤のように相手が前線の選手を使ってプレスバックを仕掛けてきたら、
味方のポジショニングが生命線で自分でボールを動かせないから限界がある。
そういう時あっさり相手に奪われたりするし適当に蹴ったりもするのは戴けない。
長谷川アーリアは、プレスバックにあった場合ドリブルでボールを動かせるから、
選択肢を自分で作れる分有利。
細貝はただ散らしてるだけでスルーパスなどは出せないから、
相手チームからすれば長谷部を抑えるだけで、縦へ供給する選手がいなくなるのはありがたく、
日本の強みを消してしまうので、細貝はないし、扇原もパスミスが多すぎて駄目。
結局最終的に行き着くのは長谷川アーリア。まず細貝より足元上手い。
タッパもあるから当然ヘディングも強い。もちろん遠藤ほどの足元はないが他が補って余りある、まぁその内、
再度代表に呼ばれると思う。
次に続く
次に内田で当然アウト。内田は周知の通りクロス精度やシュート精度が低い。シュート精度が低いのは、
まだシュートで終わってるから許せるが、クロスの精度が低いのはアウト。
せっかく相手を崩せても、最後の最後でワロスなら、『相手を崩した』と言っていいのかすら疑問。
あと内田は繋げるところで、でかくクリアしたり無駄にポゼッションを下げる場面も多いから内田アウト酒井イン。
酒井の守備力がどうたら言ってる連中いるけど、
内田の無駄にポゼッションを下げる行為も、それだけ守備機会が増やしてるってことも忘れないで欲しい、
そもそも酒井の守備は言うほど悪くない。対人では酒井が圧倒的に上。
フィジカルに自信がある分、プレッシャーの中で焦らず落ち着いて繋げるのってのはでかい。
自分でドリブルで仕掛けることも出来るし、崩しも出来る。もちろん内田も崩しは出来るが最後が酷いから、
意味がない上に、ドリブルが下手だからボールを受けたら止まってパスコースを探してる場面が多くクロスもよく相手に引っかける。
要するに判断が遅い。てことで、内田アウト酒井イン。
次に続く
次に今野、栗原アウト。吉田、釣男インで。
まず釣男は中澤が南アフリカで戦った年齢と同じくらいの年齢でブラジルを戦えるということ。
それに南アフリカでのゴールを許したのはスナイデルのミドルのみという実績。大舞台で結果を出した選手。
点差を付けられたデンマークは後半、放り込みを多様したが、
ベントナー等を相手にことごとく跳ね返してたのが中澤と釣男。
仮に今野なら起点にされたと思う。あの時の日本は攻撃的なポジの本田以外で180越えは釣男、中澤、の2人だけ。
この二人がどれほど跳ね返してたかは映像観たら誰でも分かる。
日本の前線からのプレッシングは、相手に考える時間を与えないようにし、ミスを誘うためにやってる。
今回もそれに成功し、相手は焦って大きく蹴りだしたんだけど、そのボールをそのまま相手にキープされて、
決定的なチャンスを作られてるようじゃ本末転倒もいいとこ。
まぁあれほどオージーにやられてたんだから、
今さら今野や栗原を推したところで世界とは戦えないわけで、それこそ不可解なだけ。
釣男はラインを下げるから駄目とか言ってる人間もいたが、
そもそも南アフリカの時は引いて守る戦術を採ってたから当たり前。
現在も同じようにプレーしてるとしても、戦術的なことだからある程度修正はきく。
何より、いとも簡単に決定的なチャンスを作られるよりは、遥かにマシって話ね。
よって今野アウト釣男イン。CBは釣男と吉田。
次に続く
次にこれもやや思い切りが必要だが、あくまでもポゼッションサッカーということで、
サッカー脳の低い長友はアウトで酒井高徳イン。
長友はメンタルと技術に問題がある。
プレッシャーの中、落ち着いて繋げられる高徳は、
単純に長友よりポゼッションサッカーに向いているってわけ。
結局のところDFラインにプレッシャーをかけられて、
焦って大きく蹴りだしてしまうような選手は、ポゼッションサッカーには向いてない。
高徳は長友以上の当たり負けない体を持ってるのも大きい。
タッチラインで相手に片手一本でキープさせる長友に対し、
高徳はスライディングも上手く必ずラインの外にボールを出せるし、
完璧なタイミングでの攻撃参加も特徴。
シュツットガルトでは完璧なタイミングで飛び出すもパスが出てこずイライラさせられるが、
代表だとその問題は解消される。クロスもハイレベル。
長友の抱える高さの問題もべディングの強い高徳なら問題ないし、
クリアはもちろんヘディングもキッチリ繋ぐ冷静さを持ってる。
本当の意味で危ない時にしか大きくクリアしない。これはスペインのSBと同じ資質。
守備力は多少落ちるかもしれんがブラジルまでには大丈夫だろう。
てことで長友アウト酒井高徳イン。
次に続く
結果的にこうなる
岡崎
本田
宇佐美 清武
長谷川 長谷部
酒井高 酒井宏
釣男 吉田
川島
これで前線の守備力を下げることなくイージーミスを減らし
ポゼッションを高めることにに成功
後ろも単純な高さやフィジカルで簡単に決定機を作らせないような守備ができる
これでブラジルへ行けば、ガチガチの戦いが出来る
オージー戦のようなフィジカル的な部分での心配は必要ない。
少なくともオージーにとってはノーチャンス。
身長の低いアルヘン系と戦う時は、釣男のところを今野に代えたり
長谷川のところを梶山にしても面白い。
単にビッグクラブにいるから使うのではなく、
ポゼッションサッカーをする上での面子を選ぶとこうなる
75分に疲れを考慮して、岡崎out前田in、宇佐美out香川inで、
攻撃の手を最後まで抜くことなく試合を終える。これが俺の理想。