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'新栄禄生かした'金壮熱済州トレーナー"ムアムバー見ると…"
記事入力2012-03-20 14:46

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迅速な初期応急措置で意識を失ってグラウンドに倒れた新栄禄(中)の生命を助けた
金壮熱済州トレーナー(マン左側)と大邱守備選手アン・ジェフン.
金壮熱トレーナーとアン・ジェフンは功労を認められて昨年12月保健福祉部長官賞を受賞した.
写真提供=済州ユナイテッド

インターネットで記事を見るやいなやびっくりしたんだ。 すぐに動画を検索して場面を見守った。
去る18日(韓国時刻)英国、ロンドン ホワイトハートレーンで開かれたトットナムとボルトンのFAカップ
8強戦でボルトン ミッドフィルダームアムバーが前半41分胸を握りしめて倒れた場面だった。

昨年5月8日の記憶が走馬灯のようにかすめて行った。 大邱を相手にした済州攻撃手新栄禄(25)が
心臓まひで倒れた瞬間だ。 彼は矢のようにグラウンドに飛び込んで心肺実子術を実施して止まった
新栄禄の心臓をまた走るようにした。

国内で心臓まひで倒れた患者が蘇生する可能性は2.5%. その奇跡の確率を捉えた金壮熱
済州トレーナーチーム長にムアムバーが倒れた場面は衝撃だった。

ムアムバーが意識を取り戻した20日キム チーム長と電話通話をした。 "映像を見るやいなや
初めには前が真っ暗でした。 栄禄が事件以後表面では表現しなかったけれど競技場出て行くのが
恐ろしかったです。 ムアムバーまで倒れると競技場に出て行くのがさらに怖いと思いました。"

しかし動画をつくづくと見た後すぐ安定を取り戻したんだ。 "ヨンロクが倒れた時はグラウンドで9分、
病院まで総12分がかかりました。 ところでムアムバーが倒れたのに現地医療スタッフと関係者たちは
落ち着いて対応しましたよ。 すべての応急処置を終えた後担架に積み出される場面を見て安心に
なりました。 普通生命が急に悪化すれば急いで病院に移すのが正常ですね。"

>>170
ムアムバーは両側チームの医療スタッフによって心肺実子術と企画（祈祷）サプクァン、酸素供給を
受けて競技場を抜け出た。 総15分間応急処置がなされた。 ムアムバーは二日ぶりに意識を
回復したし持続的な好転兆しを見せている。 酸素呼吸器に依存しないで自家呼吸が可能だ。
家族も調べてみて質問に適当に反応もすると分かった。

すでに同じ事件を経験した彼にムアムバーの健康に対する展望を尋ねた。 希望的といった。
"ヨンロクは心臓まひ後遺症を防ぐための低体温治療をしながら薬を投じて永らく寝かしました。
ところでムアムバーは意識を即座に回復したといいます。 栄禄のように睡眠治療をしなかったと
見て後遺症が大きくないようです。 ムアムバーの健康が予想より大丈夫だという話です。 だいぶ
予後が良いものと考えられますね。"

対韓選手トレーナー協会長でもある彼はムアムバーが健康を回復するのを誰より願っていた。
ムアムバーが心臓まひを踏んで正常な生活をすることができるならばトレーナーらにも良い事例に
なることができるという考えだ。

"事実ヨンロクが倒れた時は人材や医療装備が充分でなかったけれどホワイトハートレーン球場には
すべての装備が完ぺきなようでした。 栄禄が事件以後K-リーグ競技長にも医療装備がみな
取りそろいました。 今回のことを契機にトレーナーらもさらに教育を受けて訓練をしなければならない
と考えます。 今はトレーナーが資質を高める時です。"

新栄禄の近況も彼を通じて聞くことができた。 "ヨンロクが2月末に済州に降りてきて選手たちと挨
拶をしました。 病院に通いながらリハビリをしているのに持続的に体調が良くなっています。
話も上手にします。 印象的だったことはヨンロクの気分が良くなったとのことです。 ムアムバーも
栄禄のように健康を回復して微笑を取り戻したら良いです。"

ハ・ソンニョン記者jackiechan＠sportschosun.com
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