334 :
名無しに人種はない@実況はサッカーch:
カルチョ・スキャンダル概要
ユヴェントスのルチアーノ・モッジ元 GM やアントニオ・ジラウド元 CEO らが主犯格とされ、
組織的に審判(主審、副審)を買収、脅迫し、自チームに有利な判定を行うよう指示していた。
また、イタリアサッカー協会 (FIGC) の元会長であるフランコ・カッラーロや
審判協会 (AIA) の元会長であるトゥッリオ・ラネーゼもこれに協力していたとされており、
イタリアサッカー界の腐敗体質が世に知れ渡ることとなった。
ユヴェントスの他にも ACミラン、フィオレンティーナ、ラツィオ、レッジーナが関与していた。
検察側の求刑内容
クラブチーム
ユヴェントス:セリエA からセリエB への降格、2006 - 07 シーズンを勝ち点マイナス 9 からスタート、2004 - 05/2005 - 06 のスクデット剥奪
フィオレンティーナ:2006 - 07 シーズンを勝ち点マイナス 15 からスタート
レッジーナ:フィオレンティーナと同じ
ACミラン:2006 - 07 シーズンを勝ち点マイナス 8 からスタート
ラツィオ:2006 - 07 シーズンを勝ち点マイナス 3 からスタート
クラブ関係者
ルチアーノ・モッジ(元ユヴェントス GM):5 年間の活動禁止、罰金 5,000 ユーロ
アントニオ・ジラウド(元ユヴェントス CEO):5 年間の活動禁止、罰金 5,000 ユーロ
アドリアーノ・ガッリアーニ(ミラン副会長):2 年間の活動禁止
レオナルド・メアーニ(元ミラン審判係):5 年間の活動禁止、罰金 5,000 ユーロ
ディエゴ・デッラ・ヴァッレ(フィオレンティーナ名誉会長):5 年間の活動禁止、罰金 5,000 ユーロ
アンドレア・デッラ・ヴァッレ(フィオレンティーナ会長):5 年間の活動禁止、罰金 5,000 ユーロ
サンドロ・メンクッチ(フィオレンティーナ代表取締役):5 年間の活動禁止、罰金 5,000 ユーロ
クラウディオ・ロティート(ラツィオ会長):5 年間の活動禁止、罰金 5,000 ユーロ
335 :
名無しに人種はない@実況はサッカーch:2012/02/27(月) 12:03:47.26 ID:tNlMYMx20
イタリア・サッカー協会の規律委員会は14日、同国1部リーグ(セリエA)での
不正疑惑に関し、4クラブに対する処分を発表、昨季リーグで2連覇を果たした
ユベントスを2部(セリエB)に降格し、2004−05年と昨季の2度の優勝を
はく奪する処分を決めた。ラツィオ、フィオレンティナも2部へ降格される。
ACミランは降格を免れたが、欧州チャンピオンズリーグへの出場権を失った。
4チームは勝ち点を減点された状態から来季をスタートする。
同協会の調査スタッフが請求した求刑に当たる処分内容は、ユベントスが3部
(セリエC1)降格と2度の優勝はく奪、他の3クラブは2部降格だったが、
一部で軽減された決定となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060715-00000058-kyodo-spo ■1年で1部復帰は非現実的=ユベントス
イタリア・サッカー協会のスポーツ裁判の審理では、3部降格を「求刑」された
ユベントス。2部降格処分は、刑を軽減されたとの見方もできるが、来季は勝ち点
マイナス30からのスタート。1シーズンでの1部復帰は現実的には可能性は低く、
主力の大量流出が避けられない状況になれば、3部降格の危険が生じる可能性さえある。
一方、同じくイタリアを代表する強豪ACミランは、欧州チャンピオンズリーグ
出場権を失ったが、1部にはとどまった。地元では、前イタリア首相のベルルスコーニ会長の
政治力が働いたとのうわさだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060715-00000033-jij-spo
336 :
名無しに人種はない@実況はサッカーch:2012/02/27(月) 12:05:00.83 ID:tNlMYMx20
第二審判決
クラブチーム
ユヴェントス:セリエB へ降格、2006 - 07シーズンを勝ち点マイナス 17 からスタート、2004 - 05/2005 - 06のスクデット剥奪、2006 - 07 シーズンのホームゲーム 3 試合を中立地で開催、罰金 12 万ユーロ。
ACミラン:2005 - 06 シーズンの勝ち点から 30 ポイント剥奪(これにより 2 位から 3 位へ)、2006 - 07 シーズンを勝ち点マイナス 8 からスタート、2006 - 07 シーズンのホームゲーム 1 試合を中立地で開催、罰金 10 万ユーロ。
フィオレンティーナ:2005 - 06 シーズンの勝ち点から 30 ポイント剥奪(これにより 4 位から 9 位へ転落)、2006 - 07 シーズンを勝ち点マイナス 19 からスタート、2006 - 07 シーズンのホームゲーム 2 試合を中立地で開催、罰金 10 万ユーロ。
ラツィオ:2005 - 06 シーズンの勝ち点から 30 ポイント剥奪(これにより 6 位から 17 位へ転落)、2006 - 07 シーズンを勝ち点マイナス 11 からスタート、2006 - 07 シーズンのホームゲーム 3 試合を中立地で開催、罰金 10 万ユーロ。
クラブ関係者
ルチアーノ・モッジ(元ユヴェントス GM):5 年間の活動禁止、除名の提案
アントニオ・ジラウド(元ユヴェントス CEO):5 年間の活動禁止、除名の提案
アドリアーノ・ガッリアーニ(AC ミラン副会長):9 ヶ月の活動禁止
レオナルド・メアーニ(元 AC ミラン審判係):2 年 6 ヶ月の活動禁止
ディエゴ・デッラ・ヴァッレ(フィオレンティーナ名誉会長):3 年間の活動禁止
アンドレア・デッラ・ヴァッレ(フィオレンティーナ会長):3 年 6 ヶ月の活動禁止
サンドロ・メンクッチ(フィオレンティーナ代表取締役):2 年 6 ヶ月の活動禁止
クラウディオ・ロティート(ラツィオ会長):2 年 6 ヶ月の活動禁止
337 :
名無しに人種はない@実況はサッカーch:2012/02/27(月) 12:05:55.08 ID:tNlMYMx20
イタリアのサッカー界は今夏、古豪ジェノアが八百長によって1部リーグ(セリエA)昇格を決めたとして
3部(同C1)に降格処分となる騒動に揺れた。このほど、それがほんの氷山の一角だったとの疑惑が浮上し、
捜査当局から資料の提供を受けた同国サッカー協会が調査に乗り出した。
ANSA通信によると調査は大掛かりで、セリエAを含む昨季の42試合が対象になっている。
疑惑が再燃したのは、ジェノアの本拠地ジェノバの地元紙がサッカー賭博に関する捜査当局の盗聴テープを入手し、
先ごろすっぱ抜いたため。その中で賭博組織は、ユベントスやACミランなどが絡む試合の結果を約束できるという会話を交わしており、
得点者までその言葉通りになった試合もあった。
電話のやりとりの中には情報提供者として選手数人の名前が挙がっている。
サンプドリアで柳沢敦ともプレーしたバッザニとフラキは最近になって再び事情聴取された。
1980年には大規模なサッカー賭博事件で10人以上の選手らが逮捕され、
ACミランとラツィオが2部(セリエB)降格、選手2人とミランの会長が永久追放などの大量処分があった。
今後の調査次第では、同様のスキャンダルに発展する可能性もある。(共同)
http://www.sanspo.com/sokuho/1101sokuho032.html
338 :
名無しに人種はない@実況はサッカーch:2012/02/27(月) 12:06:34.30 ID:tNlMYMx20
1980年に大規模な賭博事件が起こった際には、10人以上の選手が逮捕され、ミランとラツィオがセリエBに降格。
選手2人と当時のミラン会長が永久追放されるなど、厳しい処罰が下った。
6月にW杯が行われたドイツでは、05年初頭に旧共産圏のマフィアが黒幕の八百長事件が発覚。
主犯格となったロベルト・ホイツァー元審判員は05年11月に禁固2年6ヶ月の有罪判決を受けた。
状況が違うために同じ土俵で比べることは難しいが、確かに今回の八百長事件が甘い処罰に終始した印象はぬぐえない。
その理由は伝えられるように、W杯ドイツ大会でイタリアを優勝に導いたセリエA選手の奮闘が考慮されたからだ。
ドイツ大会では、ユベントス5名、ミラン2名が決勝のピッチに立ち、優勝に貢献した。
主将のカンナバーロは「イタリアサッカーの汚れていない部分を見せたかった」と語った。
実際に、控訴審で下された判決には恩赦の要素が含まれていた。