ようやく、しおらしくなってきた韓国サッカー4710

このエントリーをはてなブックマークに追加
726名無しに人種はない@実況はサッカーch
【ソウル=尾島島雄】韓国の基幹産業である製造業の業績に減速感が強まってきた。主要企業の2011年12月期
決算は現代自動車と起亜自動車が大幅増益となり、サムスン電子も高水準の利益を維持したが、突出する一部を
除いて多くのメーカーの業績が伸び悩んだ。世界経済の停滞は、日本と産業構造が似通う韓国の企業にも影響を
及ぼしている。

韓国製造業の変調を象徴しているのが液晶パネルや半導体メモリーなど、世界市場で高いシェアを握る電子デバイス。
LGディスプレーは11年10〜12月期まで5四半期連続の営業赤字となった。テレビ市場の低迷で液晶パネルの需給が
緩み、価格下落の直撃を受けた。ハイニックス半導体は通期では黒字を維持したものの、7〜9月期から2四半期
連続赤字。NAND型フラッシュメモリーはスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)向けの需要で持ちこたえて
いるが、パソコン用DRAMの価格下落に抗しきれなかった。造船大手はウォン安を生かして受注は好調だった。
だが08年の金融危機以降に多数受注した低価格船舶の引き渡しが始まり利益を下押し。

韓国ウォンは依然として安値圏にある。日本企業に比べ競争条件は有利なはずだが頼みの外需は減速。一方、
11年の実質国内総生産(GDP)は3.6%増と前年の6.2%増から低下しており、自動車や電機では高シェアで稼ぐ
国内市場の動向を不安視する声が強い。不透明な国内外の景気をにらみ、先行きの業績にも慎重な見方をする
メーカーが目立つ。現代自の李元熙副社長は「(米ロなど)主要国が選挙イヤーを迎え、政治的な不確実性が
経済に影響する可能性がある」と指摘する。

本日付の日経夕刊から http://up3.viploader.net/ippan/src/vlippan258994.jpg