‘セクハラ’女子高生の傷に塩を塗り込む教育庁
ハンギョレ|入力2011.11.10 16:21
http://media.daum.net/society/view.html?cateid=1067&newsid=20111110162121651&p=hani [ハンギョレ]
・慶北道(キョンブクト)教育庁、被害学生が相談したという内容と共に
・実名と学校の名前をパンフレットに記載して配布
慶北道教育庁がセクハラにあった女子高生の名前と学校を公開したため非難があふれた。
道の教育庁は慶北道議会に送った行政事務監査資料パンフレットで、2年前にセクハラにあった女子高生が学校に
相談したという内容を説明し、女子高生の実名と学校の名前をパンフレットに書き込んだ。 道の教育庁はこのパンフレット
を80部ほど作り、道議会の定期会議が始まった去る7日、道議会教育議員と専門委員室、道教育庁幹部、記者室などに
配布した。 この女子高生は名簿が公開された学校で、現在3学年として在学中だと確認された。
該当学校の校長は"学生が現在も学校に通っている"として非常に苦しい表情になった。
道議会教育委員会心正規(61)議員は10日に"学生がセクハラによる傷がまだ癒えてもいない内に、教育庁が、さらに傷を
与えたもようだと"として"被害学生が学校生活を正しくできるかが疑問だ"と明らかにした。 シム議員は"学生たちの人権を
侵害することがないように教育庁が最善を尽くしなさい"と声を高めた。 これに対し慶北教育庁のパク・ソンヨン監査担当官は
"行政事務監査資料を作る担当職員がミスをした"とだけ話した。