ようやく、しおらしくなってきた韓国サッカー4535

'ペース'と 'ヒール', そして全北-卵サド
記事入力 2011-11-05 09:09
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(ベストイレブン)
善し悪しの仕分けが一番明確な領域の中一つがプロレスリング(たとえ意図されたといえども)だ. ソンヨック
(善役)が 'ペース(face: 顔)'だと呼ばれて歓呼の主人公になる一方, 悪役(悪役)は 'ヒール(heel: かかと)'と
卑下される. レスリングの人気に悪役の持つ比重は絶対的だ. 彼らはリングの上で勝利のためにあらゆる
正当ではない方法を動員する. 卑怯な反則も躊躇しないで, 相手選手はもちろん観衆にも侮辱的言行を
飛ばしてあらゆるやじを一身に受ける.

それで人々はペースがヒールを折る姿を見たがる. 悪役がいわゆる '悪者'であればあるほど競技(景気)の
沒入島は高くなる. 時々ヒールの出たらめな勝利がファンの怒りを起こしたりするが, 結論は常にペースの
ぴりっとする勝利だ. 観衆の歓呼の声はもっと大きくなる.

焦点をサッカーに回して見よう. 今日の(土) 午後 7時全州ワールドカップ競技場でサッカー競技がキック
オフされる. 全北現代と卵サド(カタール)とのアジアサッカー連盟(AFC) チャンピオンズリーグ決勝戦だ.
サッカーファンたちにはアジア最高プロサッカークラブを選り分ける大会として高い人気を享受する大会だが,
放送社さえ '親善競技'で見誤るほど一般大衆の間には関心度が下がるのが事実だ. ところで前売りにだけ
2万余枚が売れて行った. 2001年この競技場が開場された以来三番目満員観衆も期待される. 単純に
サッカーファンたちの '大同団結'では説明することができない数値だ.

理由がある. まさに相手チームアルサドの '悪役誕生' おかげさまだ. おもしろくも全北とアルサドの決勝戦は
プロレスリングのペースとヒールの正面対決様相と似ている. 正義のあるハルク号でもあるいはウォリオが
卑劣なマチォメンと取り組む姿が連想する. これと共に競技(景気)に対する関心と熱気は Aマッチその以上を
彷彿させている. ペースの '正義'がヒールの '不意'を折るように願う自然な心とともに.