豪代表FWキューウェル、メルボルンV加入 連盟は諸手を挙げて祝福
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110821-00000020-ism-socc ISM 8月21日(日)12時44分配信
メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)は現地時間20日(以下現地時間)、昨季までガラタサライ
(トルコ)に所属していたオーストラリア代表FWハリー・キューウェル(32)の加入が決まったと発表
した。地元メディアによれば、契約期間は3年。ロイター通信が報じている。
15歳の若さでリーズに入団し、その後はリヴァプール(以上イングランド)、ガラタサライと欧州でキ
ャリアを築いてきたキューウェル。オーストラリア代表としては、2度W杯に出場するなど54試合出場
で16得点を記録しているが、プロ選手として母国のクラブチームでプレーした経験はなかった。
2カ月以上に及ぶ交渉の末、ついにメルボルンVへの加入が決まったキューウェルは、クラブの公式
HP上で「僕はオーストラリア人であることを誇りに思っているし、ここで恩返しがしたい」とコメント。「母
国でプレーすることをずっと夢見ていたし、メルボルン・ビクトリーがその機会を与えてくれてすごくうれ
しい」と喜びを語った。
オーストラリアを代表する選手の一人であるキューウェル。FFA(オーストラリアサッカー連盟)も、諸
手を挙げてその母国帰還を喜んだ。同連盟のチーフ・エグゼクティブであるベン・バックリー氏は「今日
はAリーグとオーストラリアサッカー界にとって祝福すべき日だ」との声明を発表。キューウェルの加入
により、同国サッカー界が盛り上がるとの期待を寄せた。
なお、Aリーグは10月に新シーズン開幕が予定され、メルボルンVは同8日にシドニーFCと対戦する。