長友と金満航空会社が実現させる本田のミラン移籍
移籍金15億円
体調不良で戦列を離れていたCSKAモスクワMF本田圭佑が、1日のロシア杯に先発フル出場した。優勝したアジア杯決勝以来、この日のロシア杯が1カ月ぶりの公式戦出場。新天地移籍で注目を集めているインテル長友やシュツットガルト岡崎と比べて影の薄かった本田圭が、久々に健在ぶりをアピールした。
そんな本田圭の周辺から「今季欧州リーグ終了後の6月にイタリア・セリエAの名門ミランに移籍する。ミランとCSKAとの間で移籍金15億円で話がまとまり、内々に仮契約書も作成されている」という仰天情報が聞こえてきた。
「昨年7月、ミランはCSKAに移籍金10億円でオファーを出した。しかし、CSKAが最低20億円を主張。移籍話は流れてしまったが、長友のインテル加入で移籍話がブリ返した。ミランとインテルは、同じミラノ市が本拠で使用スタジアムも同じ。ライバル意識は強烈です。
インテルが長友を引き入れて話題を集めたら、対抗策として“ウチも日本人選手を取って宿敵インテルを叩きのめしてやる”となる。以前からミランは本田圭を高く評価。CSKAサイドも、ムリに引き留めてケガなどで本田圭の商品価値が下落する前に……と移籍金も15億円で決着した」(サッカー記者)
今季からミランのユニホームの胸スポンサーに名乗りを上げた「エミレーツ航空」(アラブ首長国連邦・ドバイ)も強力にプッシュする。
エミレーツ航空は関西国際空港、中部国際空港に続いて昨年10月、成田国際空港―ドバイの直行便を就航させた。「移籍金の15億円はエミレーツ航空が用立てる」(前出のサッカー記者)と言われており、「ミランの本田圭」をCMキャラクターに起用して大掛かりな宣伝活動を展開。
日本での知名度アップと利用者増をもくろんでいるという。本田圭のミラン移籍は、発表を待つばかりなのだ。
日刊ゲンダイ 2011年3月3日
http://v.gendai.net/q/jskycmi/Aa8jfdQjAh9NRm6HXPGgdG5BFo5G6z1RRBInFk1vl9GjMotyKaSjtKNyInIvFKMUo3ItciUUo0SjciqgMDAwMDAw/q?i=article%2Fdetail&aid=227409&p=1