マクラーレンの次はマガトか、サポーターやクラブから不満続出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110208-00000314-soccerk-socc 4日に行われたブンデスリーガ第21節でドルトムントと対戦し、0−0で引き分けたシャルケ。首位を走るチームから1ポイントを奪って見せたが、両者の実力差は試合を見れば明らかであり、
マヌエル・ノイアーがいなければ大量失点での大敗も避けられないような試合展開だった。開幕前は優勝を狙っていたシャルケだが、現在はドルトムントと25ポイント差の11位に沈んでいる。
これを受けて、サポーターからはフェリックス・マガト監督に対する不満が爆発している。特に問題となっているのがアリ・カリミとアンゲロス・ハリステアスの獲得についてだ。2選手とも既にピークを過ぎており、
彼らの獲得にはかねてから疑問が挙がっていた。そして迎えたドルトムント戦では、カリミはベンチ入りしたものの出場機会はなく、ハリステアスに至ってはベンチにすら入れず。改めて彼らが戦力として機能していないことを裏付ける結果となってしまった。
クレメンス・トニーズ会長も、マガト監督の行動を理解しかねているようで、「マガトは自ら首を絞めている。クラブはサポーターのものだよ」と厳しいコメントを残している。
しかし、マガト監督は「すべては計画通りに進んでいる」と自信を見せ、一切自分の行動にブレを見せていない。また、「私はファンと一緒にクラブを強くしたい」とコメントしており、サポーターとの和解も望んでいるようだ。
サポーターとクラブの両方から批判を受けるマガト監督。このままの調子が続けばヴォルフスブルクのマクラーレン元監督のように解任される可能性も十分にある。そろそろ結果が欲しいところだが……。