ようやく、しおらしくなってきた韓国サッカー4086
「カザフの星」デニス・テンは韓国義兵隊長の子孫(上)
「フィギュアの星」デニス・テン(17)がウオーミングアップのためリンクに姿を現すと、カザフスタンの少女たちは一斉に
黄色い声を上げた。高級な毛皮を着た中年女性たちは笑顔で彼を見つめていた。
男子フィギュアスケートが行われたアスタナ国立室内サイクル競技場は、まるでアイドルのコンサート会場だった。
観客席のあちこちにデニス・テンの名前が書かれたプラカードが見えた。
ファンは「デニス」「カザフスタン」とのべつ幕なしに叫び続けた。
ポップコーンを食べながらライバル選手の演技を余裕の表情で見守っていたカザフスタンのファンは、テンがリンクに
上がると一斉にかたずをのんだ。大会前に右足首をけがし、本調子ではなかったが、テンはリンク全体を熱くした。
華麗なジャンプやスピンのテクニックはもちろん、テンがミスで尻もちをついても、歓声より、うっとりしたような大きな
ため息が会場にあふれた。観客のマフザロフさんは「デニスはカザフスタンの誇り。世界的なスターに成長し、祖国を
輝かせてほしい」と語った。
テンはショートプログラム(SP)とフリーを合わせ208.89点を獲得。最後の選手として出場した無良崇人(日本)の得点が
電光板に「206.88」と表示されると、会場は歓喜の声に包まれた。
テンは、カザフスタンの選手としては初めて、アジア大会のフィギュアスケート男子シングルで金メダルを手にした。
テンには「高麗人(旧ソビエト領内に住む韓国系の人々)」の血が流れおり、われわれ韓国人にとっても特別な選手だ。
テンは原州鎮衛隊特務正校(現在の准尉)を務め、1907年に義兵を起こした閔肯鎬(ミン・グンホ)隊長のやしゃごだ。
閔隊長は兵士300人を率い、鎮衛隊を解散させようとした日本軍に抵抗した。江原道原州・洪川・横城・春川一帯で活躍
した閔隊長は翌年捕らえられ、脱出する際に日本軍に銃で撃たれ殉国した。
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γ(⌒)丶`∀´> 「カザフの星」デニス・テンは韓国義兵隊長の子孫
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