★AC Cesena-長友佑都-ACチェゼーナ PART009★

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13名無しに人種はない@実況はサッカーch
チェゼーナに加入して1年目、長友佑都はイタリアで日に日に自らの存在感を高めつつある。
 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が視察に訪れたセリエA第17節。チェゼーナはホームでカリアリを1-0で下し、2010年のラストゲームを白星で締めくくった。
試合翌日、イタリア最大手のスポーツ紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、長友の武器を的確に捉えた寸評を掲載。セリエA1年目のルーキーの健闘を称えている。
「熱狂的な運動量」
開幕戦のローマ戦から年内ラストマッチのカリアリ戦まで、長友は持ち前のスタミナを生かし、全16試合(第16節のインテル戦はインテルがクラブ・ワールドカップに出場のため延期)に先発出場。
右へ左へ、本職のサイドバックだけではなく、試合中には一列前にポジションを上げながら、チームのフィールドプレーヤーで唯一、全試合にフル出場を果たした。開幕から16試合連続のフル出場は、セリエAの先駆者である中田英寿や中村俊輔も成し遂げれなかった記録である。
シーズン序盤はイエローカードを受けることも多かったが、徐々にイタリアの判定基準にもなれ、安定したパフォーマンスを披露。90分間絶え間なくライン際の上下動を繰り返し、守備の局面では及第点以上の活躍でチェゼーナの最終ラインを支えた。
第13節のパレルモ戦では、果敢な攻め上がりでセリエA初アシストを記録している。
躍動感溢れるプレーにその人柄もあいまって、地元ファンからの人気も高い。5試合ぶりに勝利を手にしたカリアリ戦後には、ゴール裏のファンから長友の大コールが沸き上ったほどだ。
おのずと、長友の人気はチェゼーナだけにとどまらなくなっている。
イタリアのメディアによれば、イングランドのバーミンガム、フルアムが獲得に興味を示し、イタリア国内では水面下でユヴェントスも調査に乗り出しているとも報じられている。
 チェゼーナの入団会見で「世界最高のサイドバックになる」と宣言した長友。活躍の場をイタリアに移して半年、夢の実現に向けてまずは順調な一歩を踏み出している。