ゴブ「しかしベンゼマもひでえよな。突然こなくなったと思ったらレアル移籍だとよ」
ロリス「監督もあれからなんとなく元気ないよな・・・」
ゴブ「考えごとをしていることが多いんだ・・・ベンゼマのことあんだけ期待してただけに辛いもんがあるよな・・・」
それから約1年後、忘れかけた頃に1本のビデオテープが送られてきた。リーガでの試合が収録してあった。
クリス「この試合にベンゼマも出てるらしいですよ」 ロリス「あっ、出た。あれがベンゼマだ!!」
ウリエ「・・・・・・!!」
クリス「ヒゲなんかはやしてるよ」ロリス「でも頑張ってるじゃねえかあいつ1人だけフランス人で・・・!!」
ゴブ「ああ見直したぜ」
iイ彡 _=三三三f ヽ
!イ 彡彡´_ -_=={ 二三三ニニニニヽ
fイ 彡彡ィ 彡イ/ ィ_‐- 、  ̄ ̄ ヽ し ま
f彡イ彡彡ィ/ f _ ̄ ヾユ fヱ‐ォ て る
f/ミヽ======<|-'いシ lr=〈fラ/ !フ い で
イイレ、´彡f ヽ 二 _rソ 弋_ { .リ な 成
fノ /) 彡! ィ ノ ̄l .い 長
トヾ__ら 'イf u /_ヽ,,テtt,仏 ! :
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r!lト、{'ー‐ ヽ ´ ヾミ、 / :
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/〈 \ ノ
-‐ ´ ヽ ヽ \\ \ 人
「誰かベンゼマに基礎を教える人間はいるのか?」
「そもそもこのチームは何だ・・・それぞれが勝手なプレイばかりだ。まるでまとまってない」
「一体指導者は何をやっとるんだ!?」
「帰って来い、ベンゼマ。わしの監督生活の最後にお前を世界一の選手に育て上げるつもりだったんだ!!」
ウリエはその後も八方手をつくして探したが消息はつかめなかった
ベンゼマの同期生達も他クラブに移籍していった・・・
ベンゼマがスペインに渡って5年目の朝−−−−−−−−
スペインでフランス人元プロサッカー選手がオニギリ店 出店
120種のオニギリ、本場日本で出店も?
カリム・ベンゼマさん(27)
ベンゼマ母「ウリエ監督・・・」ウリエ「は?・・・」
母「息子のマンションにあったものです。日付は4年前になっています」
ウリエ「手紙・・・?」母「出せなかったんでしょう」
ウリエ監督−−−−
いつかの監督の言葉が近頃、よく頭にうかびます。
「お前の為にチームがあるんじゃねえ。チームの為にお前がいるんだ!!」
ここでは誰も僕にパスをくれません。監督やみんなに迷惑をかけておきながら、今おめおめと帰るわけにはいきません。
いつか僕のプレイでみんなに借りを返せるようになるまで、頑張るつもりです。
銀河系軍団 レアル・マドリーの−−−−−
そのユニフォームを着るだけで僕は最高のベンゼマになれると思っていたのかなぁ・・・