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サッカー:李根鎬、磐田の救世主に

静岡県の小都市・磐田市では現在「イグノ・韓流フィーバー」が起こっている。「イグノ」とは周知の通り
サッカー韓国代表FW李根鎬(イ・グノ)=24=の日本式発音だ。ジュビロ磐田の練習場では毎日、
李根鎬のサインを求めるファンが殺到しており、彼がゴールを決めると、拍手喝さいと「イグノ」コール
が起こる。

李根鎬は、昨季Kリーグで韓国選手中トップの13得点をマーク。代表でもエースストライカーで大活躍
した。今年は欧州移籍を目指したが、容易ではなかったため先月にJリーグ移籍に方向転換した。海外
初進出の第2のサッカー人生がスタートしたわけだ。そしてJリーグでワンランク高い成長の基盤を築き
つつある。12日に電話インタビューしたところ「日本の新聞に僕の記事がよく載っているらしいけど、まだ
文字が読めないのが残念だ。食事もチームメートも文化も全て気にいっている」と溌剌としていた。

◆「攻撃はお前に任せる」

もっとも適応は容易ではなかった。李は「チームの立場から見たら、僕は助っ人。早く何かをっ見せて
やらなければというプレッシャーはあった」と話した。日本サッカーは攻撃中心の韓国とは異なり、MFが
強く、パスが正確だ。李はこれを実感した。「最初はチームメートのように正確なパスができずに苦労した。
日本では練習も試合も正確なパスが中心だから。おかげで今は僕のパスのレベルが上がった」。李は
デビューとなった4月19日の清水戦で2得点を挙げ、幸先のよいスタートを切ったのが大きな助けになった
という。移籍したFWは、強いプレッシャーを受け、初得点を早く挙げなければ長期のスランプに陥る傾向
がある。今は監督が「攻撃はお前に任せる」といわれるほど信頼を得ている。

◆磐田に「イグノ」フィーバー

磐田の練習場で李は、ファンからのサイン要請トップだ。磐田は、李加入前の5試合は3敗2分けと18チーム
中最下位だったが、加入後の6試合は4勝1敗1分けで9位に浮上した。
784サッカー:李根鎬、磐田の救世主に 2/2:2009/05/14(木) 12:03:53 ID:k3yC1JBaP
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李はこの6試合全てに出場し、6得点4アシストをマークした。Jリーグの得点王争いでは6位、アシスト数は
5位だ。磐田の関係者は「李根鎬選手がチームを変えた。遅れて来たが今は最高のスターだ。今季1勝も
挙げていなかったチームを中位に浮上させた。李根鎬を見るために競技場に訪れるファンも多くなっている。
小さな韓流が起きているっていう感じ」と話す。公式ホームページの掲示板には、「李根鎬加入後、勝利の
ムードが溢れている。李根鎬の中心のチームを作るべき」との意見が挙がっている。当初は「欧州移籍に
失敗して日本を選んだのか」という反感もあったが、今はそういった意見は見つからない。

◆韓国語を学ぶチームメート

磐田のチームメートは「アンニョンハセヨ、○○○です。韓国語が下手ですみません」と韓国語で李に挨拶する。
クラブ職員の間では韓国語学習ブームが起こっている。李のためにトッポッキやラーメンを持参し、練習場に
訪れる女性ファンも生まれた。韓国人が少ないこの地域では珍しいことといえる。李も日本語を学び始めており、
可能な限り日本語を使おうと努力している、チームでは。李のこういった真面目な姿勢を高く評価している。

李はクラブ側が用意した2間の一軒家に住んでいる。掃除をするのが嫌いらしく、寝るだけの家となっている
状況だ。李は「今は欧州移籍を考えるときではない。日本で活躍してこそ未来が開ける。その前に欧州の話を
するのは蜃気楼を追うようなものだね」と語った。

キム・ドンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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http://www.chosunonline.com/news/20090514000027