パク・チソンは現時点でアジアNo.1プレーヤー

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65ヘスス・スアレス風
世界中のフットボールファンとUEFA関係者が待ち望んだ対決
バルセロナとマンチェスター・ユナイテッドの二大人気チームによる
夢のローマ決戦はしかし結局の所、実に退屈な内容に終わった。
それは『マンU』という名の精密機械の高性能を確かめるだけの場であり
全くファンタジーの入り込む余地の無い、現代フットボールの砂漠化を思わせる試合だった。
こう私が言えば読者の皆さんの中には「またか」とお思いになる方もいるだろうが
しかし、今度ばかりは声を大にして言わざるを得ない。
一体、あの中で行われていたのは私が愛し
私がそれにたずさわる職業に就く事を希ったフットボールなのか?
ユナイテッドには、ルーニーやロナウドといった素晴らしい才能の持ち主達は確かにいた。
しかし彼らが行ったのはフットボールではなく
日々、我々が工場で見る事のできる、機械を動かす肉体労働者のそれだったのだ。
上司の言い付け通りに10人で守り、ボールを奪ったらすぐに機械のスイッチを入れる。
機械はヴーンヴーンと唸りを上げてカウンター開始。
不可解なカードによる出場停止と怪我による欠場で
ベストには程遠いメンバーで挑まざるを得なかったバルサ守備陣に襲い掛かる。
これを延々90分繰り返し見せつけられた訳だ。
一体どこに高いチケット代を払ってまで観戦する価値がある?