■北・総参謀部:「対南全面対決態勢に入るであろう」(2報)
北朝鮮人民軍の総参謀部スポークスマンは17日、南韓政府が対決を選択したとして、「我が方の
革命的武装力は、これを粉砕すべく全面対決態勢に入るであろう」と表明した。
スポークスマンはこの日発表した声明で、「全面対決態勢に入ることによって、強力な軍事的対応
措置が取られることになろう。我が方の軍事的対応措置は、限界を知らぬ無慈悲な打撃力と、この
世のいかなる最新手段をもってしても予測できない断固たる行動によって実行されるということを、
正しく理解せねばならぬ」と強調した。
同スポークスマンは、「西海(訳注:黄海のこと)の我が方の領海に対する侵犯行為が続く限り、
我が革命的武装力は、既に宣言している西海海上軍事境界線を断乎として固守するであろうこと
を明確に表明する。祖国が統一されるその日まで、朝鮮西海には不法無法の『北方境界線』では
なく、我らが設定した海上軍事境界線のみが存在することになろう」と主張した。
北朝鮮軍総参謀部が公式立場を表明するのは異例の措置であり、軍事的対応措置と西海海上
境界を固守する立場を表明したことで西海上での軍事的衝突が発生する可能性が大きくなったと
思われる。
▽ソース:聯合ニュース(韓国語)(2009/01/17 17:03)
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