ようやく、しおらしくなってきた韓国サッカー3592

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2008年 12月 09日 (火) 15時 38分デイリーの中
‘ミレニアム 1世代’ イ・チョンス…沒落と半面先生

[デイリーの中李ジュン目記者]'グラウンドの風雲児' イ・チョンス(27)がサッカー人生の最大峠を当たっている.

続いた負傷でチャンピオン決定戦エントリーでも除かれた彼はもう所属チーム水原三星で退出が有力な状況だ.

去る 7月オランダペイェノ−ルトを去った後 Kリーグで復帰したイ・チョンスは今年のシーズン 4競技 1ゴールという見窄らしい成績表のみを残したまま新しい職場を捜さなければならない境遇に追い出された.

夏オフシーズン間多い期待を受けて水原に入団したがひんぱんな負傷でチーム優勝に寄与した部分がほとんどないところに,のろいリハビリと不真面目な訓練態度で球団と不協和音まで起こした.
最近には心強い後援者を自任したチャ・ボンクン監督さえ背を向けたことと知られた.

◇チャ・ボンクン監督は野心満々とイ・チョンスを迎入したがそのだけだった.? 水原三星

一時代を風味したイ・チョンスの沒落はひととき '韓国サッカーの未来'で評価を受けた彼の全盛期を憶えているファンに隔世の感だ.
イ・チョンスはパク・チソン-イ・ドングなど 2000年代韓国サッカーの黄金時代を導いた 'ミレニアム 1世代'の看板走者に数えられて派手に登場した.

富平高時代から全天候得点機械で名声をふるったイ・チョンスは 2002 韓日ワールドカップと 2006 ドイツワールドカップ,2000~2004 オリンピック,2007 アジアンカップなどで国家代表で抜擢してサッカー選手として最高のエリートコースのみを経った.
2005年には蔚山所属でチームの Kリーグ優勝を導いて MVPにも選定されるなどキャリア最高の全盛期に迎えたりした.

イ・チョンスはサッカー選手としては比較的倭小な体つき(172cm 62kg)にもかかわらず,負けず嫌い執ような勝負根性とすぐれた突破力,精巧なフリーキック能力などをあまねく兼備して Kリーグの '詐欺ユニット'と呼ばれた.

現在海外舞台で活躍中の代表チーム先輩パク・チソンやイ・ヨンピョウより先に注目されたことはこれもイ・チョンスだったし,才能だけおいてみた時はむしろ海外派先輩たちより越等な潜在力を持ったという評価だった.