ようやく、しおらしくなってきた韓国サッカー3565

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 韓国代表の決定力不足を解消したのは安貞桓(アン・ジョンファン)=32=だった。
韓国はアラブ首長国連邦(UAE)戦に敗戦または引き分けた場合、ワールドカップ(W杯)
本大会への出場が危ぶまれていた。安貞桓はそうした状況の中、2得点を挙げ、韓国の
エースストライカーとして再浮上した。
 安貞桓にとって2008年は浮き沈みの激しい年だった。昨季攻撃サッカーを目指す釜山に
移籍し、リーグトップクラスのFWとして浮上した安貞桓は、今季Kリーグ前半だけで9得点
4アシストを記録した。ところがオーバーエイジ枠で臨んだ北京五輪本大会の3試合では、
いくつかの決定的なチャンスでコネて、結局韓国は1次リーグで敗退。ファンらは安貞桓の
決定力に疑問を呈した。
 しかし安貞桓は北京五輪終了後、Kリーグでゴールを量産。韓国人FWの中ではトップの
13得点6アシストをマークした。攻撃力強化を求めていた許丁茂(ホ・ジョンム)監督は、
安貞桓を再び呼び寄せた。11日のウズベキスタンとの親善試合では2ゴールを決め、一躍
エースストライカーに浮上した。そして迎えたUAE戦では、ピッチを縦横無尽にコネ回り、
韓国を勝利に導いた。安貞桓は試合後、「冷めつつあった夫婦関係に活気を与えることが
できて満足している」と語った。

http://www.chosunonline.com/article/20081016000033