□■□■☆JUVENTUS 139☆□■□■

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【20年以上も実力で勝っていないユベントス】
ユベントスの最後のセリエA制覇がいつかご存知だろうか?
05-06?ふむ、君は往生際が悪いタイプだね。02-03?ふむ、君はなにも知らないんだね。

実はトラパットーニ政権下の85-86シーズンにさかのぼるのだ。
プラティニや、カブリーニ、シレアなどが所属していた頃だ。その後は凋落の一途を辿る。
サッキのミラン、インテルをはじめナポリやサンプドリアにも優勝を浚われ続け、醜態を晒す。
そこでご存知ルチアーノ・モッジを94年に雇い入れるわけだが、この暗黒面の男が
最初に手を付けたのがドーピングによる戦力増強だった。

※補足
ttp://number.goo.ne.jp/soccer/world/serie_a/20041207.html
ttp://www.tifosissimo.8m.com/blog/B1848614205/C699914641/E20080222001216/index.html

これによりユベントスは、3回のスクデットとチャンピオンズリーグ優勝を掠め取ることに成功した。
ゼーマンに暴露された98年以降またタイトルから遠ざかるあたり、いかに薬の効果があったかを良く示している。
この間ミラン・ローマ勢相手に苦杯を舐めた犯罪者軍団は、以前より進めていた新戦略の拡大に乗り出す。
審判の買収によるリーグの試合操作だ。数人の審判買収は以前から行われていたが、
ドーピング無しではあまりにもユベントスが弱く、それだけでは上位に立つことができなくなってしまった。
業を煮やしたモッジら首脳は、組織的に審判団を買収し犯罪者集団へと変貌させる。
ユベントスに有利な判定はもちろん、順位を争うミラン・インテルへの不当な判定、
有力選手の移籍に了承しなかったプロビンチアを降格させるなど。
結果として、その後5年間でユベントスは4度リーグ制覇するという異常事態となる。
06年2月のルイス・フィーゴによる告発、それと前後する通話記録調査からそれらが暴露されたことについては
説明する必要もないだろう。

いずれにせよ、メキシコワールドカップの年以来ユベントスがセリエAで獲得したタイトルは一つもない。
ある意味呪われたクラブといえるのではないだろうか。

(2008年04月27日)