印象に残ってる戦術やフォーメーション

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775名無しに人種はない@実況はサッカーch
コピペ

キエーヴォの戦術の特徴

デルネーリが尊敬するというサッキがきずきあげた90年代に一時代を築いたミランの戦術と非常に似ております。
最終ラインは非常に高く保たれ、積極的にオフサイドトラップをかけていきます。DFラインはラインディフェンスで両SBも含めてダンナがその上げ下げを統率します。
SBは基本的には守備専業です。
もちろん高いラインですので失点は増えるのは覚悟の上です(シーズン52失点)それを承知で
FW、MFが前線からどんどんプレスをかけていくとこでコンパクトな陣形を維持し2,3本のパスでゴールを陥れるショートカウンターが実現
コリーニ、ペロッタが中盤で積極的にプレスをかけうばったボールを突破力に秀でた両翼に展開していきます。
特にコリーニはその展開力でキエーボのサイドアタックをたくみにあやつります。
両翼はライン際をかけあがり早い段階でシンプルなクロスをほおリます。
そこで待っているのは
ポストマンのコッラーディー(190cm)がそのクロスを積極的に狙うか前方の味方に落とします
まさにキエーボ攻撃のフィニッシュの味付けをするのがこの選手。
得点力は並(10ゴール)ですが、そのつぶれる動き、落としは一級物。
彼の落しからマラッツィーナ(13ゴール)、CHのペロッタ(4ゴール)がつめることでシンプルですが確実な攻撃が実現しました。
当時のミランでいうと
ダンナがバレージ、両翼は少しタイプは異なりますがフリット、ドナドーニ、コッラッディーがファンバステン、コリーニがアンチェロッティといったところか。
違いはSBが攻めあがるか、あがらないかでしょう。
当時のミランはSBが積極的に攻め上がるより攻撃的なシステムといえます。
例として実際にシンクロさせてみましょう
776名無しに人種はない@実況はサッカーch:2010/05/16(日) 00:18:51 ID:4vpTIY6R0
ファンバステン(コッラーディー)
マッサーロ(マラッツィーナ)
ドナドーニ(マンフレディーニ)
アンチェロッティ(コリーニ)
フリット(エリベルト)
ライカールト(ペロッタ)
コスタクルタ(ダンジェロ)
バレージ(ダンナ)
マルディーニ(ランナ)
タソッティ(モーロ)
ガッリ(ルパテッリ)

こう見ると個人の能力は大きく異なりますが適正として非常に似ている部分があるかと思います。唯一適正があるか疑問のフリットの右サイドですが持ち前のマルチぶりで右SHの役割を完璧にこなしています。
サッキ戦術の信者であるデルネーリがこのメンバーでミラクルを起こしたのも決して運がいいだけとは言えなそうです。